2014classic











【※画像はクリックして拡大できます】


年に一度、今年活躍した選手のみが招待される栄誉ある大会、フローターマスターズクラシックが12/7(日)関東のタフレイク 牛久沼にて開催されました。

大会前の案内では、「バスの活性が低い初冬、近年ではハイシーズンでさえ釣ることが難しいと言われている湖で、はたして選ばれた精鋭たちはバスをキャッチすることが出来るのか?」という弱気な予想に違わず、なんと全員がノーフィッシュ。

そして、再試合へ・・・という運びになりました。

スタートエリアの上流部で行われている浚渫工事の影響も大きいということで
出場選手の間で、新たな会場が検討されましたがやはりそこはFBIの精鋭たち。
「ぜひリベンジを」ということで、3月の牛久沼での大会となりました。

相変わらず厳しいことが予想される初春の牛久沼ですが、
精鋭たちのリベンジは叶うのか?

人と競う以前に、自然との闘いを望む選手たち。
選手自身、各々のプライドを賭けた闘いが行われます。



~開催概要~
開催日 :2015年3月22日(日)
開催場所:牛久沼(西谷田川)
参加費 :※招待選手のみ
受 付 :AM5:30
スタート時間:ノンオール艇:AM6:30、 オール艇:AM7:30
帰着時間:PM 14:30
参加予定の選手の皆様、今年最後のイベントを楽しみましょう。




クラシック出場を逃した選手も、少しでも出場選手達に気持ちの後押しをいただけるよう、
下記トトカルチョにぜひご参加ください!!







■フローターマスターズクラシック トトカルチョ



優勝者を予想し、豪華賞品をゲットしよう!!
優勝者・優勝ウェイトの両方を見事に的中させた方には、
今年はクラシック出場者から一人一個、ルアーを没収し賞品にします!
出場者の皆様、没収ルアーの準備をお願いします。
予想するのは、「優勝者」と「優勝ウェイト500g単位」で。
ウエイトは端数切捨てで読んでください。


例)トータル2200gの場合、2000g。
  トータル2920gの場合、2500g。




■応募方法:このブログのコメント欄に、賭けた人が分かるように記入ください。
      優勝者名はフルネームで、応募はお一人様3口まで。
      (例)ウエイトを固定して優勝者を3名。優勝者を固定してウェイトを3種など。

■締め切り:大会当日のスタート時刻まで
■発表:試合後にこのブログでお知らせします。
■応募条件:過去にFBIの大会に参加したことがある方、もしくは来年参加しようと思っている方々。
■参加費:無料
■賞品:ZEALレインウェア、クラシック選手各々が大会で愛用している一軍ルアーのセット



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自分で自分を予想するのはOK。上位の選手に手堅く票を入れるのもヨシ、賭けていく状況を見ながら投票してもヨシ・・・ですが、
賞品の山分け優先権は賭けた先着順となります。出場する選手は人気投票ではないのでご心配なく。

さて、今年のクラシック出場者をご紹介いたします。





~出場選手一覧~ ※後述はクラシック出場条件

藤井将之:2013・2014年フローターマスター、2013年クラシックチャンピオン
     第1戦 霞ケ浦【大岩田】優勝、第5戦 秋元湖優勝
神戸俊郎:第6戦 琵琶湖優勝、年間ランキング2位
新井新也:第3戦 霞ケ浦【牛堀】優勝、2014年ルーキー・オブ・ザ・イヤー
     年間ランキング3位、ノンオール部門1位
浅沼直哉:年間ランキング4位、ノンオール部門2位
栗本雅博:年間ランキング5位
今井一行:年間ランキング6位、ノンオール部門3位
真下桂一:第2戦 三春ダム優勝、年間ランキング7位
川村俊明:年間ランキング8位
長谷川和雄:年間ランキング9位
飯塚賢一:年間ランキング10位
吉川博文:第4戦 檜原湖優勝







~選手紹介~


■年間ランキング1位

●藤井将之
主なタイトル:2005,2013,2014フローターマスター、2004,2009,2013クラシック優勝
2014主な戦績:第1戦霞ケ浦(大岩田)優勝、第5戦秋元湖優勝
愛艇:ヘンリーズフォーク10feet(Backs Bag's)改 シルバー

1Fujii














私です。
昨年に続き、2年連続となるフローターマスターを獲得。
そして有終の美を飾るべく最終戦の琵琶湖。
琵琶湖は数年前に世界記録の魚がキャッチされた世界に誇るビッグフィッシュレイクであり、夢のあるフィールド。
期待に胸躍らせ、関東から約500kmの道のりを走ってきた結果が、、、コレ【※写真】だ(ルアーより小さい魚)。


さて。
当然、手を抜くことなくクラシックも連覇を狙う。
最近は、空気の読めない代表に対して、メンバーから「都合のいいようにFBI代表権限を振りかざす」と悪い噂が立っているようだが、私は、選手の皆さんが楽しく、かつ平等に、釣りを通して人生が豊かになることを強く願い、
黒子として皆を影から支えたいと日々思っている。


だから、私は声を大にして言いたい。
今大会に以下のレギュレーションを追加してはどうだろうかと。

『代表は1時間早くスタートできる』



以下、再試合に向けた追記。
今大会、もし全員がノーフィッシュという非常事態が起こった場合、
クラシック会場を指定した責任を取って頭を丸め、選手全員に焼肉をご馳走する意向である。






■年間ランキング2位

●神戸俊郎
主なタイトル:2003,2004,2008フローターマスター
2014主な戦績:第6戦 琵琶湖優勝、第1戦 霞ケ浦(大岩田)2位
愛艇:ブロンコエクストリーム11feet(Backs Bag's)イエロー

2Kanbe














FBIの一時代、無敵を誇っていた神戸氏が完全復活した。
今期、最終戦に手にしたビッグバスで、単体ウェイトとしてのFBIレコードを更新。
ビッグフィッシュに的を絞った神戸氏らしい結果で見事優勝を飾った。
近年、ワカサギ釣りに傾倒したこともあって、フィネス中心の展開に偏り
神戸氏らしくないと昨年のコメントで書いたが、
今期は一転、柔と剛を使い分け、明らかに魚感が戻ってきていることを周囲に感じさせた。


古くから、フローターへのGPS魚探の導入やプラクティスでのエンジン導入、
ロッドの10本積など、誰よりも早く新しいことに挑戦し、後に続く者への指針を示してきた。
FBIこそがフローター界の先端を進む団体であり、その団体の開拓者の一人が、他でもない神戸氏なのである。


情報過多ともいえる今の時代。
やはり釣りにおいても情報が先行し、釣り方さえ定型化している中で、
神戸氏のように失敗を重ねながら、他人が真似できないレベルまで自らの考えを昇華させて、
技術や道具を磨き上げる人物がどれほどいるだろうか。

一例を挙げるならば、彼が愛してやまないラバージグに使うシリコンラバーは、
医療用と美容用の最高級シリコンの特注素材をハイブリッドに巻き上げ、
ポークは、国産最高級豚Tokyo Xを自ら農家に出向き、厳選した一頭を買い付け、
モモの裏側の柔らかいところだけを切り出して自ら作っているという噂さえある。
そのポークのメンテナンスとして、日々コラーゲンを注射しているとかいないとか。

神戸氏のタックルについて妄想を膨らませば、妄想をおかずにしてご飯三杯はイケる。






■年間ランキング3位

新井新也:第3戦 霞ケ浦(牛堀)優勝、2014年ルーキー・オブ・ザ・イヤー
     年間ランキング3位、ノンオール部門1位
愛艇:Bullet(Bugs Bugs)


3Arai














参加2年目のルーキーが年間ランキング3位を獲得。
ルーキーがこれだけ活躍した年は過去の記録上では見当たらない。

今年の第3戦、3本4170gという圧倒的なビッグウェイトで強烈な印象を残した新井氏。
大会中に50UPを2本。
しかもこのウェイトは、50㎝を越える魚が極端に少ない霞ケ浦で起こったことである。
さらに驚きなのはこれらは朝の時間にキャッチした魚ではない。


登山家は言う。なぜ山に登るのかの問いに「そこに山があるからだ」と。
新井氏が優勝した大会、お立ち台のインタビューで釣れた理由について
「だってそこに魚がいたんすよ!」と言った。

あたかも運が良かったような答え方ではあったが、
朝一にスタート地点から遠方にあるこのスポットに向かい、
同じスポットで一投に15分以上かけてキャッチしていることからも確実に狙って獲った魚に他ならない。


よくよく話を聞けば、「(偶然)そこに魚がいたんすよ」ではない。
前日プラで良型を釣っており、「きっと(まだ他にも)魚はいるんすよ」ということで、
時間をかけて釣ってみたら、「やっぱ魚はいたんすよ」ということだった。


ポイントを信じる力と、ポイントを見切る力。
安定した結果を残していることからも、彼の野生感ともいうべきか、
このバランス感覚が非常に優れている選手である。

そして常に「何故(そこに魚がいるのか)?」という問いかけを続けていることからも、
さらなる成長はもちろん、今後の伸びしろは計り知れない。

FBIに吹き込んだ新世代の風。ルーキーのクラシック制覇という事件が今年起こる可能性は非常に高い。








■年間ランキング4位
●浅沼直哉
2014主な戦績:第3戦 霞ケ浦(牛堀)2位、第5戦秋元湖3位
愛艇:ZepherBoat


4Asanuma














今年はノンオール艇の活躍が目立っているが、前述の新井氏に続きノンオール艇での4位は価値ある順位である。
今期は、表彰台2回、ビッグフィッシュ賞1回という活躍を見せ、年間ランキング4位につけた。

第3戦、2位入賞の霞ケ浦では、時折、ボトムをタッチするレンジでクランクベイトを巻き、
ジャカゴ前で徘徊しているバスを狙いグッドサイズでリミットメイク。
続く第4戦檜原湖、月島のバンクで岸ベッタリにフィーディングしてくる大型の魚を読み取り、
檜原湖では珍しい、コンタクトスポットへのカバーフィッシングで見事ビッグフィッシュ賞を獲得。

そして第5戦秋元湖では、赤土の岬の沖、8mレンジでグッドコンディションの回遊バスで
リミットメイクし3位入賞。



これらの結果からも一目瞭然。
「浅沼」という名字から安易に「シャローフラットが得意だろう」と想像してはいけない。
決して浅い沼だけが彼のステージではないのである。
「直哉」という名前も含めて、浅い沼で直リグ投げている想像を、やはり安易にしてはいけないのである。
マッディシャローはもちろん、東北のクリアレイクも、ディープレンジもOK。
湖のタイプやセオリーに固執せず、ルアーのフィールドテスターとして多彩な釣りを展開している。


今期、クラシック初出場となる浅沼氏。
牛久沼だけに、ぜひとも優勝を目指してほしい。

なぜなら牛久沼は「浅い沼」である。
・・・「浅い沼」なのである。









■年間ランキング5位


栗本雅博
2014主な戦績:第2戦三春ダム2位
愛艇:outcast Discovery 9-IR

5Kurimoto
















第2戦の三春ダムでは、初の50UPをキャッチし喜びを噛みしめていたが、
彼の実力からすれば、むしろこれまでにキャッチしていなかったというほうが驚きだった。

「安定感に定評」と毎年コメントしているが、一昨年が年間ランキングが5位。

昨年が4位。今年が5位である。
釣りに関して言えば、このハイレベルな安定感は、
両手を広げ、首を振りながら「やれやれだぜ・・・」なことである。


しかし、自身にとってこれが悩みの種のようで、
なにかちょっとしたスイッチが入れば優勝争いに絡んでくるポジションだけに
未だ優勝経験がないことから、この「勝者スイッチ」がなんなのかを模索している。


プラクティスも行っているし、その方法もフィールドに応じてバスボートでの釣行やおかっぱりをするなど多様。
サイドイメージを使って魚探を2機掛けを試したり、
広く、かつ深く情報収集し、常に新たなことを取り入れる向上心には頭が下がる。
道具の改善の余地は少ないように見えるし、常にトラブルを見込んだ充分な準備がなされている。
釣り方も巻物を中心とした強い釣りも得意で、戦略的に意外性もある。
他魚種の造詣も深く、オフシーズンの釣りも欠かさない。
・・・では、優勝に一歩届かないのは何故なのか?


ここで誤解を承知でアドバイスをしたい。

勝者に見られる傾向として、それぞれ何らかの「揺るぎない自信」を持っていることが多い。
一例として、あるイカ釣り師はこのような言葉を残している。
「俺の前でイカは墨を吐かない。吐くのは弱音だけだ!!」と。
必要なのはたぶんコレだ。








■年間ランキング6位
今井一行:年間ランキング6位、ノンオール部門3位
2014主な戦績:
愛艇:UFO アダムスキー型


6Imai














宇宙から来た今井氏。
これまでクラシック出場のボーダーラインで彷徨っていた今井氏が
今期はハイレベルな安定感を見せて、見事に念願のクラシックへの初出場を決めた。

彼を一言で表すならば、『独自性と創意工夫』。
釣りへの好奇心と探求心はすでに宇宙的発想の領域にある。
釣りに関する自身のモノサシは独特で興味深い。

こちらの写真は普通のゼファーボートに乗っているが、
あの日のことは忘れもしない、、、FBIにノンオール艇のレギュレーションが変更があった年。
丸型フローターを二連結したオリジナリティあふれる変態、、、いや船体がスタートエリアに現れた。
あたかもアダムスキー型のUFOを二つ並べたようなフローターに乗り、
「今井=ミスターマリック×1.2」の方程式が成り立つようなサングラスを掛けて登場。


二連結したフローターの片方には自分が乗り、もう片方にはスカリやタックルを搭載している。
確かに機能的には優れており、オール艇の積載容量をノンオールで実現し、
万が一の時には予備の浮力体として救命道具にもなる。
訓練を積めば、片足ずつフローターをつけて「水蜘蛛の術」だってできるかもしれない。
カリフォルニアでは、ウィードドームの中にいるビッグフィッシュを真上から静かに狙うために
ボートではなく、あえてポンツーンボートでウィードの上を滑りながら釣りをするビッグフィッシュハンターがいるという。


バス釣りにおいて本当に大切なことは、こういった創意工夫であり、
近年、こういった気持ちを忘れてしまっていたことを反省させられる出来事でもあった。


残念ながら、まだ「水蜘蛛の術」はマスターしていないようだが牛久沼は彼のホームレイクでもある。
もし「水蜘蛛の術」で枯れた蓮の上を静かに歩きながらカバー攻略したならば、そのときは彼の独壇場になることは間違いない。










■年間ランキング7位

●真下桂一
主なタイトル:2012フローターマスター
2014主な戦績:第2戦 三春ダム優勝、年間ランキング7位
愛艇:ブロンコエクストリーム9feet(Backs Bag's)グレー


7Mashimo
















2012年、快進撃で一気に頂点に登り詰め、今、最も勢いがある選手と言っても過言ではない真下氏。
今期のランキングが7位というのも、全6戦のうち3戦しか出場していないにも関わらずである。

FBIの年間ランキングフォーマットは全6戦のうち、上位4戦がカウントされる。
したがって、年間に2戦休んでも充分戦えるし、得意なフィールドのみに的を絞っても良い。
さらにビッグフィッシュ狙いのギャンブル戦略も選択しやすく、また、ビッグフィッシュのポイントも高いため、
ビッグフィッシュを狙いに行く傾向が強い大会フォーマットでもある。
そういった中で、スピーディに豪快な釣りを展開する真下氏は、このフォーマットに適した戦い方ができていると言えよう。


しかし、彼にとって今期4戦目となる最終戦。
強く出場を希望していたにも関わらず参加が叶わなかった。
なぜなら、工場のベンダーに指を挟み、大けがを負ってしまったのである。
幸い指は残っており、後遺症も出ない様子で、クラシックまでに回復できるとのことで一安心したが、この話には語られていない真実がある。
実はこの一件、クラシックに向けた彼の戦略だったとの噂がある。
第2戦の三春ダム戦にて早々にクラシック出場権を獲得した彼は、この時点ですでにクラシックに照準を合わせていた。
最終戦を前におっちょこちょいな自分を演出し、周囲を油断させつつ、自らはクラシックの準備を着々と進めていたのである。


この怪我は、正しく言えば「人体改造」であり、
より繊細なバイトを取るためにロッドグリップの形状に合わせて自らの指を加工したという情報を聞いている。
しかも指の包帯を外すと、ピストルの弾が発射される仕組みになっているとのことだ。
万が一、サイボーグK1(ケイイチ)の指から弾が発射されるようなことがあれば、
大会本部より「緊急真下速報」を流すので、今後の情報に十分注意してほしい。



以下、再試合に向けた追記。
今期から導入されたあらな試み、FBIメンバーが友人を誘いミニ大会を行う際に
FBIが補助を行う 「フレンドシップミーティング制度」の代表となった真下氏。
12月のクラシックでは、選手の中で唯一、2バイトを得て、魚を掛けている。





■年間ランキング8位

●川村俊明
主なタイトル:2009フローターマスター
2014主な戦績:第6戦 琵琶湖3位
愛艇:ブロンコエクストリーム9feet(Backs Bag's)フレーム改 グレー


8Kawamura














毎年、同じような紹介になってしまうが、、、
知識、経験、技術、判断力、メンタル、体力、知力、計画性、柔軟性、環境適応力。
そして、周囲への思いやり、義理人情、全ての生き物への愛情。
想像力、創作力、遊び心、わんぱく度、少年の心、大人の常識、、、

釣り人として「こうありたい」と願う像に最も近い場所に川村氏はいる。


実力は折り紙付きで、2009年にフローターマスターを獲得し、長い間トップクラスで活躍を続けている。。
過去のデータを振り返れば、歴代のトータルウェイトレコードの上位は彼の名で占められている。

長らく名古屋からの遠征が続いていたが、今年、東京に拠点を移すことになった。

事務局としてはこれまで、フローターに手羽先を持ち込んでいる・・・とか、
ワームを味噌煮込みで味付けしている・・・とか、
天むすにガルプを付けて食べている・・・とか、
名古屋仕込みのイメージを植えつけてきたが、それができなくなることが一番残念である。


バス釣りブームの時代からフロッグをこよなく愛しつづけている川村氏。
牛久沼は今季、大会開催地から除外されてしまっていたが、
クラシックの会場となったことで喜んでいる数少ない選手の一人でもある。
確かに釣れない湖であるが、それでもカバーフィッシングの聖地として、今なおシャローマンを惹きつける景色がある。
この地に戻ってきた意味は、牛久沼が証明してくれるのかもしれない。












■年間ランキング9位


●長谷川和雄
主なタイトル:2007,2010,2011フローターマスター、2007,2008クラシック優勝
2014主な戦績:第6戦 琵琶湖2位
愛艇:ブロンコエクストリーム9feet(Backs Bag's)改 ブルー


9Hasegawa














FBIで「KING」と言えば、その年のチャンピオンではなく、彼のことである。
なぜなら順位に関わらず、実力、実績共に誰もが納得する力を持っており、まぎれもなくKINGであるからだ。

今期も当然のようにクラシック出場を決めたが、この順位はまったく彼らしくないポジションである。
長く無敵を誇っていた彼だが、今期は全戦の出場が困難になること、
十分なプラクティスができないことシーズン前から聞いていた。

それでも、プラクティスなんかしなくても普通に勝ってしまうのではないか、
4戦出ればマスターだって狙えるのではないか、とまで言われたが、
やはり自然相手の釣り、特にバス釣りに関してはそう簡単には結果が出ないのは当然ともいえる。
また今期はバスボートでの釣行が多かったため、フローターの釣りのリズムが合わなくなったことも想像できる。
それは彼自身も「バスボートで行う戦略とフローターでの戦略は全くの別物」と言っており、
今年の不振も、更なる成長に向けた充電期間と考えてよいだろう。


話は変わって、彼は大会中にビッグフィッシュをキャッチした瞬間、
あまりの集中力から解き放たれたことと、魚をキャッチした感動から手が震え、
胸のあたりが気持ち悪くなって「オエー」っとなるらしい。


過去、冬の牛久沼で行われた 2Dayクラシックでは、
両日ともにトップウェイトを叩き出し、優勝を飾っている。
やはりそのときも「オエー」ってなったらしい。


今大会も同様、冬のタフコンディションで魚を探していく釣りとなると、
やはり優勝の最有力候補と言わざるを得ない。
今年もまた「オエー」ってなるのかもしれない。











■年間ランキング10位


●飯塚賢一
2014主な戦績:第3戦霞ケ浦(牛堀)3位、第4戦檜原湖3位
愛艇:サウスフォーク8feet(Backs Bag's) レッド


10IIzuka















クラシックに度々名を連ねるベテラン飯塚氏。
今季は2戦連続でお立ち台に上がり、いぶし銀の輝きを増した。
ここ2年ほどで急成長を遂げた理由について多くを語らないが、
トッププロのガイドの受けて様々なことをを吸収しており、
それを自分の釣りにうまく応用できていることを聞いている。


特に印象的だったのが、今季第3戦の霞ケ浦。
多くの選手がジャカゴを撃つ中で、ジャカゴ手前を回遊しているバスに目をつけ、
チャタ―ベイトを使ったスイミングでグッドフィッシュを連発。
ラインブレイクによってルアーをロストした後も、バイブレーションの強いワームの
テキサスリグに切り替え、底近くをスイミングすることでパターンを再現した。
続く檜原湖でも人気エリアとなったスタートエリア前の船団を制して3位入賞。
魚を探す力に加え、船団の中でも魚を釣っていく力に更に磨きがかかった。


余談ではあるが、時折、水辺で甚平を着て過ごしているのを見かける。
色黒、白髪にガッチリ体系の日本らしい風貌が相まって、実に似合っている。
刀を竿に持ち替えた「FBIの座頭市」。
今季の活躍の要因は、彼自身の心眼が開いたことにあるのかもしれない。
ちなみに、飯塚氏が釣れていないときに、「よく釣れる」と彼に伝えた人はメッタ切りにあう。










■第4戦 檜原湖優勝

●吉川博文
2014主な戦績:第4戦 檜原湖優勝
愛艇:サウスフォーク8feet(Backs Bag's) カモフラージュ


11Yoshikawa















フライをはじめ、バス釣りも幼少期から行っている筋金入りアングラーの吉川氏。
JGFA、フィッシングインストラクター、一級船舶など、釣りに関する資格の多くを保有しており
FBIを代表する個性派である。
博識で、様々な魚の生態学についての造詣は専門家にも負けず劣らず深い。
特にマス類に関する知識・経験が豊富であるが、
2011年、本栖湖でFBIの伊藤氏と共に彼自身もクニマスを発見している。
(2010年に京都大学のチームにより西湖でクニマスが発見されたわずかに後のことで、本栖湖ではおそらく日本初)。


今期第4戦の檜原湖では、ラージ2本を含むリミットメイクにより圧倒的な差をつけて優勝。
檜原湖において、個体比率が1/100とも言われるラージを狙っていたが、
プラクティスの段階から次々にキャッチしており、信じがたい釣果の差を見せつけた。

FBIではフライも使用可であり、オールドタックルやフライフィッシングを織り交ぜる釣りは
すっかり彼独自のスタイルとして確立している。
常に、フィールドと季節を意識したバスの生態に合わせていくことに意識があり、
ローカル情報にも流されず、その場の理に適った方法で狙っていくことから、
毎試合、他の選手から警戒されている選手でもある。


牛久沼は彼が得意とするフィールドの一つ。
今回もやはり優勝候補の一人として挙げたい。











(FBI事務局)