5月15日(日)、2011年度F.B.I. フローターマスターズトーナメントの第1戦が山梨県河口湖にて開催されました。
河口湖はF.B.I. として初開催のフィールドであり、加えてワーム素材が禁止ということでルールについては事前にかなり議論がなされました。原則として河口湖漁協遊漁規則及び富士五湖条例、並びに他のトーナメント団体のルールに従いましたが、それに加えてF.B.I.では使うルアーにも各人の工夫を凝らしてもらいたいということで、河口湖で使用が許されているポーク素材のルアーの使用も禁止といたしました。
GW中の大潮回りに本格的にスポーニングが始まった河口湖は大会開催時もスポーニング真っ盛りでしたが、簡単に見える魚はGWから続く連日のプレッシャーでなかなか口を使わない状態。サイトの技術を駆使して最もウェイトが期待できるこのような魚を狙っていくのか、又は混在しているプリやアフターの魚を狙っていくのか、それとも放流魚のようなスポーニングが関係しない魚を狙っていくのか・・・選手たちは大いに頭を悩ませました。
大会のスタートエリアは河口湖南岸の小海公園。震災の影響もあり参加人数は少なく、ノンオール艇2名とオール艇10名の計12名のエントリーでした。大会当日の天候は晴れ。水温は15℃前後。無風の予報でしたが徐々に北西風が強まり、ウェイイン前にはステイするのもままならないほどの強風となりました。
強風でかなり釣りにくかったこともあり、参加者12人中魚をキャッチしたのは6名のみ。
スポーニングに絡む大型のネイティブがどれだけ持ち込まれるか注目されましたが、何人かの選手が大型のネイティブをかけたものの惜しくもバラし、残念ながら大型の魚はキャッチされませんでした。
朝のミーティング風景。
各人にマップが手渡され禁止エリアなどの確認が行われた。
新規参加の有本氏に注意事項の確認などを行う藤井代表。
5時30分、ノンオール艇がスタート。
準備を進めるオール艇の参加者たち。
左は今回安全面でご協力いただいたJBトップ50の小林義典プロ。
心から釣りが好き、という感じの気さくな良い人でした。
ご自身のブログでも大会の様子を紹介してくれています。
小林プロの河口湖ガイド、オススメです!
http://ameblo.jp/yoshinori-kobachan/
小林プロ、ご協力ありがとうございました!
オール艇のスタート直前。
オール艇のスタート時にはすでにスカリが浮いていた細貝氏。気持ちが焦ります・・・。
強くなった北西風に悪戦苦闘する土野氏。
各方面への調整や賞品提供などありがとうございました。
皆さん、RIDGE OUTFITTERSをよろしく!
http://www.ridge-outfitters.com/
13時30分、ウェイイン。
ウェイインする真下氏。
宮崎氏。
川村氏(私です)。
惜しくもノーフィッシュに終わった有本氏には協賛品のウェストバッグをプレゼント。またよろしくお願いします!
それでは、上位3位を発表します。
3位は、今回のビッグフィッシュを持ち込んだ真下氏。ウェイトは1本で750g。
奥河口湖のアシ周りの魚をサイトで狙い、フライのダウンショットをバスの目の前にアプローチして口を使わせた。プラでは巻物などで全く反応がなく何も掴めなかったとのことですが、大会当日に作戦を変更して確実に魚を持ち込んだ判断はお見事。初戦から自身初となるビッグフィッシュをゲットして勢いにのる真下氏。今年のマスター争いの台風の目になることを期待したい。
ビッグフィッシュ賞ゲット!
3位決定の瞬間のこのポーズ。
ちょっとイラッとする(笑)
2位は、今回の河口湖戦の開催にあたり役場や警察などへの手続きに尽力いただいた副代表の伊藤(洋)氏。ウェイトは2本で885g。
ハワイワンド内の2mラインをソウルシャッドSRのただ巻きで攻め、今回の参加者の中で唯一、プラグで魚を持ち込んだ。マッディウォーターでの大型トップウォータープラグの豪快なフィッシングスタイルが印象的な伊藤氏だが、クリアウォーターでも巻物を中心に活性の高いバスを狙っていくスタイルで上位入賞の常連である。その、バスだけにとらわれない豊富な釣りの経験が培った実力は本物。自身3度目のマスター獲得に向け好スタートを切った。
ウェイイン中の伊藤氏のセクスィーショット(笑)
ハードルアーで2本キャッチ。お見事!
おめでとうございました!
そして優勝は、スポーニングシーズンと言えばこの男、F.B.I.代表の藤井氏。ウェイトは3本で1800g。
ボーターからのプレッシャーが低い保安区域に着目し、鵜の島南側のメインチャネルに絡む岬の3.5mラインを自作スモラバ+フライトレーラーで攻め10本のバスをキャッチした。サイトでかけた2キロフィッシュは惜しくもバラしたようですが、それでも参加者の中で唯一リミットを揃えブッチぎりのウェイトでの勝利でした。噂ではプリスポーンのバスも藤井氏と目が合えば産気づくという・・・もはやこの男の優勝を阻むにはスポーニング時期の大会開催を避けるしかないのだろうか。スタートダッシュをかけたマスター争いの超常連男が今年のマスター最有力候補であることに異論を唱える者はいないだろう。
サイズを選ばなければ入れ食い状態だったとのこと。
相変わらずその釣獲能力は超人的です・・・。
ヒットルアーのフジラバ(勝手に命名)。
フライのフックを折りトレーラーとして使用したようです。
上位3名。
参加された皆さん、お疲れさまでした!
<成績表>
ビッグフィッシュ賞:750g(真下桂一)
1位:藤井将之 1800g/1本
2位:伊藤洋治 885g/1本
3位:真下桂一 750g/1本
4位:川村俊明 640g/1本
5位:宮崎幸治 565g/1本
6位:細貝浩一 510g/1本
以下、6名ノーフィッシュ。
長谷川和雄
保坂政博
土野究
飯塚賢一
角田武彦
有本勝
次回は6月12日(日)、茨城県 牛久沼で開催されます。
震災の影響で従来のスタート地点が使えないことから、今回は本湖八間水門近くの水辺公園がスタートエリアとなります。
詳細については近々本ブログ上で案内されますのでもう少しお待ちください。
最後に、先の大震災の影響により直前の大会スケジュールの変更などがありましたが、関係者の尽力により無事初戦を開催することができました。
F.B.I.メンバーを含む震災にて被災されたすべての方々が1日でも早く日常を取り戻し、また、1日でも早くF.B.I.メンバー皆と共にフローターフィッシングができることを心より願っています。
Report&Photo:T.Kawamura

次回の牛久沼戦は東北の方の参加表明もいただいていて、はやく次の大会が来ないかと楽しみになってきました。
昨日、スタートエリアの下見もしましたが安全面はまったく心配なしでした。