震災の影響で多くの参加者が望めないと思われた第2戦、牛久沼に集まったのは26名の選手たち。うちノンオールが4名とオール艇が22名。
新規参加の方々はもちろん、大阪や名古屋などの遠方、東北で被災された方もエントリーし、事務局としましても大変ありがたく胸に迫る思いがありました。

事前情報によるとアフタースポーンからの回復が伝えられており、季節はまさにバスフィッシングの最盛期とも言える6月。大会前日に八間堰の開放で緩い流れが発生し、急激な減水と濁りがはいった様子。しかしながらトーナメント前日の午前中から南風の暖かい雨により水温は24℃で安定しており、大会当日も曇り、微風。。。「アフターから回復した魚が梅雨により、トップでボコボコ・・・」という良い妄想しか浮かばない中で、大会のスタートが切って落とされました。
大会前夜にクワガタがFBI本部に殴りこみ。
その後、彼は筆者と共に仲良く暮らしている。
朝焼けの牛久沼。
暑くなりそうだ。
AM4:30 受付スタート
朝のミーティング
準備を進める齋藤氏。赤いウェーダーはなんと本職のオリジナル品。
オーダーメイドウェットスーツ製作の「Takumi/匠」
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大阪から参戦、小田氏のレネゲイド。
琵琶湖のビッグバスのにおいが染み付いた一艇だ。
AM5:30
ノンオール艇がスタート!
AM6:20
オール艇がスタートを待つ。
好調のプラで優勝候補とうわさされる今井氏(右)。
久しぶりの参戦、松島氏。
B.A.S.S.のワッペンがカッコいい。
春の牛久沼で右に出るものなし。
優勝候補の菊地氏。
昨年のマスター長谷川氏。
なごやかな雰囲気だ。
AM6:30
オール艇がスタート!!
選手の選択肢は、西谷田川、東谷田川、稲荷川の3本の流入河川と、スタートエリアのそばに島を擁する本湖エリア。エリアの差が結果にどのように響いてくるのか気になるところ。
パラアシの岬を撃つ有本氏。

琵琶湖をホームとする小田氏。久しぶりのアシ撃ち?
サイトで魚を見つけバイトに持ち込んだが惜しくもブレイク・・・。飯塚氏。
腰痛で前日プラを早々に引き上げた岡崎氏。ここはスタート地点からはるか離れた西谷田川の上流。腰は大丈夫か?
細見広場を釣る小田氏。
西谷田川上流。当日はご覧の通り、最悪の水質に。。。3選手が撃沈(笑)
結果は、淡い期待とは反して水面には生命反応がなく、26名中7名のみのウェイイン、うちリミットメイクは1名のみという今まででは考えにくいタフコンディションとなりました。異様とも言える今回のタフさ。。。
トーナメント中に起こった地震、急激な減水、急なにごり、遅い代掻きの影響・・・などと考えられる要因は何とでもいえますが、結果がすべてのトーナメント。魚を持ち込んだ選手は何かを掴んでいたのでしょう。全体の傾向としては、西谷田川上流まで遡った選手たちは撃沈。。。流入河川の河口域を釣っていた選手が魚を持ちこんでいた様子でした。
ウェイイン風景

帰着する選手たち
軽量する松島氏。
ゴルゴ宮崎氏。あえてノンオールを選び1時間の早出。その戦略、いつも怖いです。
ホワイトバス?城川氏
初参加 村田氏のナイスフィッシュ
牛久沼で抜群の安定感を見せる吉川氏
さて、今大会の入賞者を発表!



3位は、稲荷川河口に入りクリーチャーワームのテキサスリグで攻め 1435gのナイスサイズをキャッチした富永氏。「マッディレイクでの入賞は初めて」と話す富永氏は原発付近の南相馬市にお住まいで、今回の震災の被害を直接受けており、大会参加については不安を話していましたが見事3位に輝きました。
富永氏から寄せられたコメントをそのまま掲載させてもらいます(本人の許可なしで・・・)。
『牛久現着してメンバーの方々が自分に「大丈夫でしたか」って声かけてもらったのがスゲー嬉しくて、励まされて。
チカラもらったカンジ有りますね。暖かいですねF.B.I(ヌルくはない)、ここを選んで正解だと思います。』
「天は自ら助くる者を助く」ということわざの通り、神様は努力した者のみに幸福を与えるのかもしれません。
本当におめでとうございました。




2位は大会に参加してわずか2戦目で、今大会のビッグフィッシュ賞となる1800gの魚を持ち込んだ有本氏。
西谷田川河口付近、本湖西側のパラアシを釣り、カットテール(赤)のフォール中にバイト。以降、様々なつり方を試すも反応は得られなかったとのことですが、釣りの最中に筆者が声を掛けた際、「まあまあの魚(40cmオーバー)が釣れました。」との回答でしたが、計測時に40cmははるかに超えていました(笑)。←この控えめな感じ、F.B.I.の強豪にもう一人いるだけに、今後の活躍を期待せずにはいられない。
・・・そして優勝はこの男、



昨年のフローターマスター 長谷川氏。
唯一のリミットメイクを果たし、3本2495gで見事優勝を果たしました。朝一、稲荷川河口に入り、その後東谷田川に向かう途中のアシのストレッチでリミットメイク。プラの好調も伝えられていましたが、当日は反応が悪かったとのことでプラで使用していた8gテキサスのドライブクローから、シンカーのウエイトを落とし、ゲーリーシュリンプにチェンジ。わずかなポケットにアプローチし口を使わせていたようです。ここ数年、憎いほどに強い長谷川氏。「今回はかなり本気だった。」と話していましたが、プラでも湖の全域を廻り、その本気度が垣間見られました。真冬でも毎週練習を欠かさず、本来であれば努力の結晶というべきでしょうが、長谷川氏からはバスを惑わす何かが出ているとしか思えない。
この男を止められる人間はFBIにはいないのか?

<成績表>
ビッグフィッシュ賞:1800g(有本勝)
1位:長谷川和雄 2495g/3本
2位:有本 勝 1800g/1本
3位:富永裕一 1435g/1本
4位:吉川博文 1035g/1本
5位:村田恭太 715g/1本
6位:城川晃邦 675g/1本
7位:宮崎幸治 535g/1本
以下、19名ノーフィッシュ。
たくさんの協賛品が提供されました。中にはメーカーのプロトロッド(非売品)も。


今回が初参加の方々
~トーナメントビデオ~
今年度は震災の影響から多くの参加者が望めないことが予想される中で、お集まりいただいた皆様、開催にあたりご協力いただいた牛久沼漁協、また、このような中で、ロッド・リール・ルアー・その他たくさんの協賛品をいただきました『横浜 サンスイ様』、『ピュアフィッシング様』、『リッジアウトフィッターズ様』、『プロズファクトリー様』、『テイルウォーク様』、『レイズファクトリー様』にこの場を借りて深い感謝を申し上げます。

撤収、撤収。
次回は7月14―15日、福島県 桧原湖(細野エリア ママキャンプ場)で開催されます。
震災による夏場の電力削減の影響もあり、土日出勤の方々が参加できないとの話も受けていますが、特に東北の方々には釣りをする気持ちが少しでもあれば、ぜひご参加いただきたいと思います。
桧原湖で行われる2day戦ですが、今年は特別なレギュレーションを設定しています。二日間トータルのウェイトで総合順位を決定して賞品と盾が贈られますが、ポイントは単日ごとの順位を加算する形式としています。
また、北塩原村役場による放射線量の発表では、『安全・安心』であることを発表しています。
現在では平均毎時0.18マイクロシーベルトと、東京都足立区と同程度の数値です。資料によれば安全な数値と考えてよいかもしれません(※下記のサイトで詳細を確認できます)。
http://www.vill.kitashiobara.fukushima.jp/gyosei/jishin.html
ちなみに、、、
仮に桧原湖の屋外で3日間過ごした場合は12.96マイクロシーベルト
ある資料によると「バナナを一本食べる=0.1マイクロシーベルト」とありました。
つまり、桧原湖に3日間いると「バナナ130本相当」です。
バナナ好きには苦しいですが、被爆を減らすためにも大会中のバナナは控えたほうがよいでしょう(笑)。
なお、黄色いポンツーンはバナナ2000倍相当(フィリピン産)です。。。
・・・さて、元に戻します。
エントリーの詳細につきましては、後日F.B.I.ホームページ(http://www.floaters.jp/)
にアップされる大会案内をご覧下さい。
report:M.Fujii
photo:T.Kawamura
Video:T.Inoue

