2016年10月2日(日)、千葉県を流れる長門川・将監川にて2016 F.B.I. FLOATERMASTERSトーナメントの最終戦となる第6戦が行わまれました。


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ここ長門川は印旛沼と利根川を結ぶ水路になっており、途中、旧長門川、将監川が注ぎ込むフィールド。
潮の満ち引きの影響があるいわゆるタイダルリバーでもあります。
その影響もあり、シーバスを含む汽水域の魚が入ってきており、豊かな生物相を形成しています。



バス釣りの歴史は古く、関東でも指折りのメジャーフィールドながら、FBIにおける大会開催は初。
開催場所となる長門川スロープはちょうど将監川が長門川に注ぎ込むロケーションにあり、
数年前にはB.A.S.S.のスキート・リース氏が来日した会場でもあります。



~大会前の様子~
 
1、2週間前のプラクティスの様子では
台風の影響からか流入河川の水門開閉が頻繁に行われており、
潮の影響による水位の増減に加え、水門操作による水位変化が見られる状況。
多いときには50cmほどの増減があり、時間帯によっては強烈な流れも発生している模様。

しかし大会前日には水位変動も潮の満ち引きと連動を始めており、
朝6:30で満水、昼に向けて40cm程度の減水が見込まれる模様。



~大会当日~

今回の大会エリアは長門川・旧長門川・将監川のほぼ全域。
それぞれの川の末端部までは、大会での航行距離としてはちょうど視野に入る距離感。
刻々と変化する流れに合わせて、どのエリアを選択し、どういった戦略を立てるのか?
それぞれの行動が興味深い大会となりました。



今回の参加者は少なめの22名。
当日の天候は曇りのち晴れ。南東の風2m。
水色はステインで良い感じ。
スタートエリアの水温は23℃。長門川にくらべ、将監川の水温が若干低い様子。



朝のミーティングでは、増減水や流れについての説明がなされ、
流れが発生する時間帯に利根川と長門川の合流点にはいないよう注意が促されました。





~ウェイイン~

結果、22名中ウェイインは17名。



プラクティスの話では、一週間前はかなり厳しい状況という話を聞いていましたが、
この週に状況が好転したのか、サイズは小さいながらも多くの選手が魚を持ち込む事ができました。






<上位3名とパターン解説>


3位は、努力の鬼 蔀氏が3本で1280g。

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プラクティスに入ったのは5日間。
日や時間によって、変化の早い川バスを追いかけ、その場その場に合わせた釣りを展開。
プラクティスでは長門川の竹が水没したエリアの再奥にフロッグをキャストし
誘いを入れるパターンを掴んでいながら、当日は反応が弱く、
ドライブシャッド4.5インチにスイッチ。ジャーク中のバイトをとっていきました。
その他、ロケーションに合わせてライトリグにスイッチするなど
3種のタックルをローテーションし5本をキャッチ。リミットメイクを達成しました。









2位は、FBIの副代表でもある山岸氏が3本で1320g。
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少ないプラクティスから、将監川の水路にエビなどのベイトが豊富である事に気づき
また、流れが発生する時間帯に矢板の際にバスが着く事を確認。

矢板のストレッチをドライブクローラー5.5インチのネコリグで流し、
フォール&ステイでリミットメイク達成。
早い流れの中でステイして釣りを続けられた事にも驚きですが、
そこは普段、登山で鍛え上げられた脚力を持つ山岸氏ならではの釣りといったところでしょうか。








優勝は、今大会のビッグフィッシュをキャッチし、二本ながら1630gを持ち込んだ天沼氏。

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天沼氏は今期から参戦のルーキー。
ルーキーの優勝は、友人である新井氏以来の快挙。
プラクティスでは巻物を中心に探り、バイトを得ており、
スタートエリア周辺を撃ち物(テキサスリグ)中心にスイッチ。

今大会のビッグフィッシュはブレイクラインに掛かる鉄パイプの脇でバイト。
今期、積極的なプラクティスを行ったり、安全講習会のイベントも積極的に行うなどの
努力が実った結果とも言えるでしょう。





~成績表~



優勝 天沼央希   1630g  
2位 山岸準   1320g  
3位 蔀賛也   1280g  
4位 藤井将之   790g  
4位 田村悦彦   790g  
6位 吉川博文   770g  
7位 川村俊明   700g  
8位 岡本隆義   595g  
9位 高久雄多   585g  
10位 今井一行   550g  
11位 細貝浩一   475g  
12位 荒木洋忠   470g  
13位 菅原翔也   410g  
14位 富永裕一   370g  
15位 菅谷武志   355g  
16位 宮崎幸治   325g  
17位 有本勝   305g  


【以下、ノーフィッシュ】

ビッグフィッシュ賞:天沼央希
キャッチ率:17/22名





~集合写真~
 
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~上位3名とビッグフィッシュ賞~

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さて、、、

注目の2016年間ランキングの結果は、
現在ランキング1位、3年連続チャンピオンである藤井氏と、
ランキング2位ながら、衝撃の2連勝を飾っている川村氏の争い。


この日、共にリミットメイクを達成したにも関わらず、浮かない表情。
藤井氏、川村氏、共にトラブルに見舞われ2本のみの計量。

結果、藤井氏が4位、川村氏が7位となり、
年間ポイントは僅差のつばぜり合いを川村氏が制し、
自身2度目となるフローターマスターを獲得しました。


FBIの初期から最前線で戦い、この団体を牽引してきた2名。
今大会、この二人のミスがリンクした事も、
最終戦をルーキーの優勝で締めくくったことも、
クラシック出場枠に古参の選手が少ないことも、
何かFBIの転換期を予知させる出来事のような気がしてなりません。




~2016年度 年間ランキング~

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※画像をクリックし、拡大してご覧ください。






今大会、開催を快く引き受けてくださった長門川スロープ会場。
会場には、トイレや自販機、シャワーが整っており、
スロープ至近に本部設置させていただいた事で非常に快適な大会を行う事ができました。
この度、ご協力いただきました北総マリン様にこの場を借りて深く感謝申し上げます。




次回は10/13(日)、今年の総決算となるクラシックが行われます。
出場資格は、今期の各大会優勝者と、年間ランキング上位選手のみの招待。

今期の出場権を得た選手の皆様、おめでとうございます!
招待選手には会場決定後、あらためてご連絡いたします。


この後、出場権が叶わなかった選手も参加できる「トトカルチョ」が行われます。
賞品は出場者のお気に入りルアー一式セット。


今年最後のイベントを皆で楽しみましょう!!



【F.B.I.事務局】