「フローターマスターズクラシック」は年6戦のレギュラートーナメントを経て、各戦の優勝者、前年度のフローターマスター/クラシック優勝者及び今年度の年間ランキングから上記有資格者を除いた上位5名で行われるなるシーズン最後のビッグイベントです。

このフローターマスターズクラシックは、「勝者の中から、1名の真の勝者を決定する」という趣旨に基づき開催するもので、この試合に限っては優勝以外意味がない!
ということから、出場者のほとんどが撃沈覚悟で1発大物を狙って試合に臨むという通常のトーナメント戦とはまた趣が異なる特別な試合でもあります。
今年は、期待のルーキーを含む、10名がクオリファイされました!

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そんなクラシックの舞台は、今シーズンマスターを獲得した選手が決定することとなっており、今回は「世界のヤスハルスズキ」氏によって、知る人ぞ知る東北地方屈指のビッグバスレイクである「三春ダム」が指定されました。。。

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この「三春ダム」。2010年7月に行われたレギュラー戦では、優勝 3本 4785g、2位 2本 4155g、ビッグフィッシュ賞 2350gほか良型のバスが何本もウェイインされており、今回は晩秋とはいえ、今年活躍した選手達がビッグバス絞りで挑むことから、どんなBigフィッシュがウェイインされるのか期待が高まりました!

ところで、今年のトーナメントシーンを振り返ってみると、今シーズンはつくづく天候不良に悩まされた一年だったと思います。
第1戦牛久戦では大会数日前まで冷たい雨風が吹き続けながら、当日は初春とは思えないほどの晴天無風で、ただでさえ渋い牛久沼が超タフとなり27人参加のなか、ウェイインされたのは1匹という結果に終わりました。。。
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続く第2戦小野川湖戦もつい2週間前までは雪がちらほらという状況から一変、5月の裏磐梯ではありえない30℃という気温を記録するとともにほぼ無風という、これまたスモールフィッシングにとっては非常に厳しい状況の中での大会となりました。
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釣れない霞ヶ浦も6月の梅雨時期なら!と、満を持して行われた第3戦霞ヶ浦戦(東浦)も大会週の前半のゲリラ豪雨や前日の強風大荒れで激濁り!プラで釣れていたパターンが壊滅するという事態になりました。
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第4戦桧原湖戦も大会本番になぜか水が超クリアとなり、食いがいっきに渋るとともに途中からバケツをひっくり返したような豪雨の中での試合となりました。
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第5戦秋元湖戦も今まで体験したことがないような強風が朝から一日中吹き荒れ、ノンオールでさえステイがままならないほどの厳しい大会となりました。
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第6戦霞ヶ浦戦(洲の野原)では大会前週の台風で霞ヶ浦全体の水位が異常事態となり、大会当日は水位調整のために霞ヶ浦全体に濁流が発生するとともに新たに発生した台風がどんどん迫ってくるなかの大雨という最悪のコンディションとなりました。
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そして、最後の大舞台となるクラシック戦!
最終戦だけは晩秋の安定した天気で楽しく過ごせるかも!という淡い期待をみ・ご・とに裏切られ(笑)、発達した寒冷前線が日本列島を直撃し、今にも雪が降りそうな寒空のなかでの開催となりました。
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これはどう考えても、今年から就任した高久副代表・蔀副代表のどちらかに原因があるとしか思えません!!
そう、絶対どちらかが「嵐を呼ぶ男」なんです!
が、誰もそんな不平不満を口にせず、

今期フローターマスターを獲得した鈴木氏(愛称:世界のヤスハル)は、「ちゃー、ちゃー」言わずに強きのルアーで攻めました!
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プラ王と揶揄される蔀氏は、プラでビッグバイトを得ていた超シャローパターンが崩壊して、今シーズン最後の試合もやっぱりプラ王でした!
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いつも仏頂面の菅谷氏は、いつも以上に仏頂面でした!
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ノンオール艇のベテラン細貝氏(別名:マーカーーブイ)はこの激寒のなかでも、ふつうにマーカーブイってました!
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前日まで気温30℃のタイから帰国したDIY&メカニック栗本氏はタイの民族衣装で「少しも寒くないわ!」とは言いませんでした!
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何を目指しているのか?年々鋼の肉体を強化している(別名:荒木ンニクン)は、「鍛えたりない」と言って、さらにポンツーンスクワットの回数を増量してました!
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普通のおじさんの皮をかぶった普通じゃないおじさん小池氏(別名:ディスリ王小池)は、今回は普通のオジサンでした!
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イーハトーブ木幡氏は、雨ニモ風ニモマケマシタ!
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FBI期待の星『福島のジョー』こと渡部氏はクラシック当日ポンツーンデビューという快挙を果たすも、明日はどっちだ?状態で真っ白な灰になったようです。
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上記9名の精鋭達が力の限り、所狭しと三春ダムを投げまくり、打ちまくりと最後の最後までビッグバスを追いつづけましたが、結果はノーフィッシュ。。。

が、ここに一人名前が上がってこない選手がいました!
やっぱり嵐を呼ぶ男はこいつだったのです!

 高久雄多!
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小規模な川筋、アウトサイドベンドの立ち木にジグ(03ハンツ11g+ゲーリースーパーグラブ)を投じたら釣れてしまったとのこと。。。

そうです!ついに、ついに、ついに無冠のミーアキャットが2017年のクラシックウイナーに輝きました!
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ベテラン勢の参加が減っていくなか、F.B.Iの伝統を守りつつ、新規開拓にも尽力し、F.B.Iの運営に全精力を注いでくれた高久氏!
一方で、自分自身のトーメンターとしての結果も誰よりも強く望んでいた高久氏!

今年最後のクラシックはそんな今年一番輝いた選手が見事獲得されるというすばらしい形で幕がおりたことにF.B.I選手一同、心からお礼と祝福の言葉を最後に贈りたい!

忘れちゃいけません。もちろん今年の主役はこの男
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世界の「ヤスハルスズキ」!!
トロフィーをもらう時まで謙虚です。高久氏も見習って欲しい!!


そして最後に言わせてもらうなら、、、


「来年はもっと釣りやすい天気でやらせてくれ!」

ーーーーー以下、代表からの総評ーーーーー

今期はF.B.I.にとって大きな節目の年となりました。
F.B.I.の創設当時から、強烈な個性と独自の釣りスタイルで存在感を示し続けてきたメンバーたちのほとんどが、偶然にも個々の諸事情が重なって参加できない状況となったことで運営陣を一新。新たな体制で臨んだ一年でした。

奇しくもこれがFBI新時代のの引き金になり、今年から群雄割拠の戦国時代に突入しています。そこで頭角を現わしたのが年間3勝という驚異的な結果と共に初のフローターマスターを獲得した鈴木氏。そして新副代表として運営の柱になりながらも初のクラシック制覇をした高久氏。さらには檜原湖戦で新時代を予感させる勝利を飾ったルーキー渡辺氏。実力・実績共に新FBIの柱として活躍している蔀氏。これらの顔ぶれを見ても新たな団体へと生まれ変わっていることがわかります。

かつて「人力で成しうる国内最高峰のバスフィッシングトーナメント」を目指したFBI。トーナメントとして釣りの質を高めることはもちろんのこと、釣果主義だけではない「バス釣りを最高に楽しむ方法」を常に追求してきました。
創設当初から3本リミット制を採用していること、大会中のフライフィッシングやカヌーを含めた動力のない船、25cmを超えるブルーギルのウェイインさえも認められていること、毎年新しい大会フィールドを追加してきたことからも、遊びとしての釣りスタイルを追求していることが見て取れるかと思います。その触手はフローターによる他魚種への挑戦や、海水域、海外などへのフィールド開拓、世界の怪魚へと自然に延びていき、今のブームの一端を築き上げてきました。
そして、そのスピリッツは新たなFBIにも引き継がれています。

今では多くのメンバーがポンツーンボートに乗っていることから「FBI=ポンツーンボート」と思われがちですが、これも遊びとしての釣りを追求した結果の単なる一つの形であり、この団体には他の乗り物を使ったバス釣りや新たな釣りスタイルへの挑戦を受け入れる考えが常にあります。

日本のバスフィッシングを取り巻く環境は決して順風とは言えませんが、新たに参加を検討されている方がいれば今が最もチャンスと言える時期です。
共に釣りの楽しさを追求し、最高の釣り人生を過ごしましょう!


F.B.I.代表 藤井将之


【F.B.I.事務局】