20周年記念 レジェンドマッチ開催!


私たちが釣りを最高に楽しめる方法を追求して辿り着いた一つの答え「フローター」。それらを使って「人力で成し得る国内最高峰のバストーナメントを目指し本格的なトーナメントトレイルを始めて早20年。皆さまに支えられながらここまで継続することができました。

開設初期のメンバーの数多くは引退したものの、新陳代謝を繰り返しつつ、それぞれの時代でFBIを愛し情熱を捧げていただいたメンバー達。そんな皆様のおかげで継続できたのだと感謝の気持ちでいっぱいです。


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~レジェンド招集~
今年の総会で20年の節目なのでなにかイベントしましょう。ということになり「では!」ということで決まったこの企画。FBIの歴史の中で代表するレジェンド達を集めて大会を行うことになったものの、風のうわさでは皆忙しく、釣りから離れてしまっている様子。果たして集まっていただけるのだろうか。

しかしながら、事前案内ではなんとほとんどの招待選手が参加を表明。
「これは盛り上がるぞ…」と思った矢先に大型台風が来襲。まあ、想定内です。
かつて「大会の日は天候が荒れる」というジンクスはやはりこの大会でも効果を発揮し延期に。。。

仕切り直した2018年9月23日(日)、残念ながら延期の影響で参加できなくなった選出が多くなってしまったものの、FBIにとっては思い出深く馴染みある福島県桧原湖に懐かしい面々が集まった。




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~前夜祭~
桧原湖といえばやはり前夜祭。

いつもとは違う新旧織り交ぜた交流は懐かしくも新鮮で、少しだけ時間を巻き戻したような感覚に。年はとってもみんな変わらない。変わったことといえば、身体が少しふっくらして健康の話題が増えたことくらい。無邪気なオッサンたちは歳を重ねても変わっていない。



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~大会の朝~

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受付では招待選手に記念Tシャツと初代代表 故 王氏の形見であるルアーが配られた。このTシャツ、これまでの大会開催地の湖が入ったオリジナルデザインなのだが、うっかり山中湖と河口湖を入れるのを忘れてしまった。個人的に山中湖、河口湖での大会があまり好きではないのだが、身体は素直である。。。




~スタート~
あたりはすっかり明るくなりいよいよスタートを迎える。
水辺には血気盛んな選手たちが今か今かとスタートを待ちわびて......ナイ。

もちろんエキシビジョンなのでユルい感じの大会ではあるが、カップ麺にお湯入れてる人が数名、ウェーダーすら履いてない人が数名。数名の現役メンバーを除いては久しぶりのバス釣りだったようで段取りが悪い。


私事だが、水辺で忘れ物に気づき、ボートと車を4往復した。
予備ライン、ライブウェル用のバケツを忘れ、オールを忘れ、ネットを忘れ、フィンを忘れ、ワームを忘れ。もう水の上に何をしに行っているのかわからない状態である。
それでも魚探を忘れなかったのは偉い。やる気はある証拠であーる。





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そうこうしながら7:00。スタートコール。
時間通りにスタートできたのは一名のみ。
いつにないユルーイ空気が漂っている。

昔はスタートラインから1mでも前に出ようとしてたのに、1秒でも早く動こうとピリピリしていたのに、選手間の会話は「駆け引きの会話」から「老眼の会話」に代わっている。



~大会中~
試合当日の天候は秋晴れ。
風速2mの釣り日和で、浮いてるだけでも気持ちの良い日。
そう、浮いてるだけでも。
…いや、むしろ浮きに来てるだけだし。
…釣りは気が向いた時だけするし。


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と、いう前提で結果を見てほしい。




釣果を求めれば不完全燃焼かもしれないが、懐かしいメンバーと昔話をしながら釣りしてるだけでもこの時間には価値がある。

ちなみに少し私の話をさせてもらうと、今回は20周年記念マッチということで、故 初代代表 王氏の形見の竿と誕生日に王氏にいただいたリールでメインタックルを組んだ。懐かしいメンバーとの再会をこのタックルと共に過ごした。






~ウェイイン~
そんなこんなであっという間に時間は過ぎ、ウェイインの時間。

これまでに経験したことがないようなタフコンディションだった。
事実、当日の状況は同日に行われたプロ戦を見ても分かる通り、ローカルアングラーがひしめくプロ戦ながら、その約4割がノーフィッシュ。リミットメイクはなんと18%という結果。


一方FBIでも同様、釣果は伸び悩んだが水辺は和やかなムード。
釣れても釣れなくても、こういうFBIの空気が昔から好きだった。




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~結果発表~


3位   藤井将之 3 本 1260g
ゆっくりスタートし、スタートエリア前から北側赤土の岬の先のストレッチまで流しながらの釣り。10mラインでグラブのテキサスでリフトフォール。6~7mでシザーコームのドロップショット。3~4mラインをスプーンビルスレッジ。広範囲にばらつく魚を丁寧に釣っていった。

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2位   山岸準 3 本 1390g
月島南の12m以深、プロのボートがひしめく船団の中でディープエリアをじっくり釣り込みリミットメイク。ルアーはゲーリーのサタンテイル3インチ、シンカーは1/8oz。
やはりタフな状況、かつ船団のなかでもリミットを揃えてくる技術はさすが。

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優勝 宮崎幸治 3 本 2030g 825gBF
月島西側の4~6フラットをアバカスシャッドのキャロで釣り、グッドコンディションのバスをキャッチ。大会前にはプロガイドを受けるなど本気度は100%。とはいえ、プロも苦戦する状況の中で、桧原湖では毎回安定した釣果を叩き出す宮崎氏。本人曰く「キモはある」とのことで、何かを掴んでいた様子。途中、わずかなリグチェンジやワームのカラーを変えながらバイトを絞り出すなど微細な修正により周囲との大きな差を披露した。


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せっかくの機会なのでその他の選手の様子も記しておこう。

元 桧原湖の住人 田山氏にはかつてのギラギラしたストイックさはなかったものの、ゆったりと回遊しながらもきっちりウェイイン。しばらくバス釣りから離れていても結果を出すのはさすが。
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FBIの現役選手のなかでは最も釣りの幅が広く、アジャスト能力が高いといえる蔀 氏は魚探が壊れながらもなんとか1本を絞り出した。

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現副代表の高久氏はスタート早々に皆が見ている中でキャッチし、他の選手を緊張させたがその後は1本のみ追加。なんとか面目躍如。
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昨年のマスター 鈴木氏は前日プラでエンジンで走り回る姿が各所で見られたが、本番はエリアに腰を据えて1本キャッチ。この3名がタフコンディションの中で魚を持ってきたのはやはりさすが現役選手といったところだ。
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圧巻は吉川氏。
魚が全く見えないため誰も釣りしない1m以浅のシャローを釣り周り、途中、ラージを掛けるなどやはりレジェンドの釣りは健在。キャッチは一本ながら大きな可能性を感じる釣りを展開した。 IMG_20180923_141052




そしてレジェンドの中でも個性光る4名が、、、
唯一のノンオール艇で出た細貝氏。釣れるマーカーブイとの異名を持つ彼は、残念ながら普通のブイに終わった。
レジェンド中のレジェンド 伊藤氏は伝家の宝刀トップウオーターと豪快な釣りが秋のこの状態で炸裂することもなく撃沈。
2度のマスターを経験してる川村氏、桧原湖ではディープのわずかなピンスポットから釣ってくる技術が定評ながら、スタート直前に魚探が崩壊し、ともに自身も崩壊。
2代目代表 安藤氏は一級の岬の先端で爆睡。カタギとは思えない風貌に真っ黒な戦闘服を着込んだ異様な姿で岬を寝床として占拠。居眠り大王健在。お腹を壊してほとんど釣りせず撃沈。




ここ檜原湖ではプラを行わなくても季節に応じた実績場で粘ることで魚の反応があることも多い。
和気あいあいとしたレジェンドマッチにはうってつけの場所となった。
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IMG_20180923_140939 「走ってアイス買ってこい」と指示する安藤氏


IMG_20180923_142503 Special Thanks

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優勝 宮崎幸治 3本  2030g 825gBF
2位   山岸準    3本  1390g
3位   藤井将之 3本  1260g
4位   田山康弘 1本  770g
5位   蔀 賛也  1本  660g
6位   高久雄多  2本  635g
7位   吉川博文 1本  605g
8位   鈴木康晴 1本  340g






今回のイベント、あらためて釣りの楽しさを感じる二日間となった。
釣果よりも、釣りそのものが私たちにもたらしてくれる幸福感を再認識出来たように思う。
趣味を共有できる仲間と一緒にいる時間は何にも代え難い。
このような機会をまたつくるので、今回残念ながら来れなかったメンバーにも是非参加していただきたい。


これからも楽しい釣りを追求していきますので、引き続きFBIをよろしくお願いします。

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【F.B.I.事務局】