戦記であります。
ということで、全国大会出場が決まりました！！！
成年男子の枠自体がなかった昨年を除いて、これで3大会連続の本戦行きというのは嬉しいものですね。やはり全国大会に出場できるのはこれ以上ないモチベーションになりますし、それを勝って自力で掴んだのは喜び以外の何物でもないですよ。いやー本当に良かった。
会場のJ-STEPは19年ぶりの訪問。というか鶴さんが太鼓屋としてデビューした思い出の地であります。2006年5月7日、東海社会人リーグ1部第1節、静岡FC対FC岐阜でした。
当時で覚えてることといえば、天気が雨模様だったこと、施設内のレストランでなんか軽食を食べたこと、対戦相手の総監督が三浦泰年さんで戸塚さんと談笑してたこと、試合は1-1の引き分けだったことぐらいであまり覚えてないという(苦笑)。
会場には思ったより早く着いたので、そのレストランでお昼。一番人気らしい煮込みハンバーグ定食をいただきました。昔はこんな定食みたいなのあったかなあ。
しかし早く着いたおかげで駐車場は余裕で停められたし、その上こんなちゃんとした食事まで頂けて、会場のホスピタリティとしてはさすが日本サッカー協会が運営しているだけあるなと、19年前は感じることのなかった印象がありました。昔は地域リーグ自体が未知の世界に感じましたし、試合のことでいっぱいいっぱいだったのでそんな余裕はなかったです。
チームも会場入りし、準備を始めている中、マニヤさんと一緒に来たのはなんとヨコ。チームとは別行動で来たとのこと。そして着くやいなや、チームの裏方仕事に取りかかるヨコ。なんだよおい、アツいじゃねぇか。くっそー、こちらまで激アツになるじゃねぇか。
また、出場メンバーに変更があり、齋川昇吾選手が怪我のため、児山雄基選手に変更されています。
県サッカー協会の関係者も来場する中、元プロレフェリーの村上伸次さんも来ていてちょっとびっくり。なんか｢ふらっと立ち寄った｣だけらしいですけど。
試合開始。
岐阜は今年お馴染みの3-4-3システムを国スポでも継続。前線に緑が入ってますがセカンズ時代にやったことのないシステムでも難なくこなすあたりはさすがでした。
しかし立ち上がり、ペースを探りに行こうとして掴む前にまたしても最初のシュートを食らってしまい失点。いきなり出鼻をくじかれた形になってしまいました。
しかしその後は踏ん張り、0-1で折り返しました。国スポは35分ハーフということもあり、2点差がついてしまうと追いついたり、逆転するには時間が足りなくなるので、ここで1失点で食い止めたのは地味に効いたのではないでしょうか。
後半はアタマから交代カード(5人を5回まで投入可能)を切り、江口選手を投入。1トップ2シャドーから、緑と江口の2トップに近い形に。するともう1人の壮太の動きも良くなり、前の3人が活性化してきました。
徐々に攻勢になっていった48分、ついに待望の同点ゴールが！https://youtu.be/Oj9iA0et9DU?si=V5_8TEIFy0I2ZmBq
https://youtu.be/wMc_yfey8dI?si=X6L2RG4aro0pCte-
おぉぉらっしゃああああ！！やはり緑！！100人乗っても大丈夫！！←
いやこの一発で起死回生しましたね、ウチは。
このちょっと前からこちらのリズムになってきてはいましたが、そこですぐ畳み掛けて追いつけたのが非常に良かったです。これで試合の流れを一気に岐阜に引き寄せられたのも大きかったですね。
その後も積極的に仕掛けていくものの、やはり70分は短く時間切れで即PK戦に。
ここで意外だったのが、PK戦を実施するエンドを岐阜側にしてくれたこと。
ぶっちゃけ、わしらサポーターが陣取る側と反対側でPK戦を実施すると思ってただけにこれは正直有難かったです。なんか去年の滋賀全社を思い出しました。
PK戦の蹴った順番は以下の通り(先攻)。
1人目：村田 〇
2人目：江口 〇
3人目：牟田 〇
4人目：松�� 〇
5人目：緑 〇https://youtu.be/oeYzcaLno_E?si=c3oj8FTShQsuWBlP
全員成功。
相手は1人目がポストに当てて失敗したので、緑が決めた時点で勝利決定。
動画で一人狂ったように叫んでるのがいますが、すいません鶴さんです。
だって本当に勝ちたかったし、勝てたことが嬉しかったし、勝って発狂してましたもん。勝った瞬間からもう号泣してました。
試合後の挨拶https://youtu.be/fd_NJbWcweI?si=-2Y_kDYvInZ_27Fe。
どうです、わしらサポーターと喜びを分かち合う緑のこの笑顔。
もう最高ですな。
鶴さんがこの勝利をとにかく喜ぶのは、この試合のあと、チームが現地で宿泊すると聞いていたのもあります。
学生時代はともかく、アマチュアの社会人サッカーで活動する選手からすれば、チーム全員で宿泊する『合宿』なんてまずやろうにもやれないわけですよね。普段はそれぞれの仕事や家庭があるわけで、どうしたってそちらを優先させなければいけないですし。
そんな中で、国スポチームに参加することで合宿という形で｢大手を振ってサッカーに没頭できる｣シチュエーションに身を置けるって、滅多にない絶好の機会だと思うんですよ。その上試合後チームみんなで食事やお酒を一緒にできる機会があるのなら、当然試合の話になるのは自然の流れでしょう。
そこまでお膳立てが整ってる状況で、どうせみんなであーだこーだ話し合うのなら、試合に勝って映像でも見て振り返ったほうが良いよね？と想像するわけで。負けたらこの年の国スポチームとしての活動は終わってしまうのですから、そもそも振り返りをすることもないでしょうし。
実際に選手やスタッフの皆さんが静岡の夜をどう過ごしたかは分かりませんし、知りませんが、負けてせっかくの機会をムダにするのはもったいなさすぎると思うわけですよ。それなら勝ったほうが話の可能性が広がるなあ、と。
…と、そんなことを妄想しつつやはり『おさわり』は外せない。
会場から近いさわやか静岡瀬名川店へ。
第2試合を観戦(三重0-1静岡)してから行ったので、受付終了ギリギリセーフでした。
50分ほどの待ち時間でさあいただきマンモスとかぶりついた瞬間、まさかの涙が止まらなくなる事態。鶴さんが変態なのは重々承知していますが、まさかおさわりしていて泣くとは思いませんでした。ただのアブナイおっさんやん。
でも、本当に勝って良かったなと喜びを噛み締めるのをオーバーラップさせてしまったのかも知れません。
セカンズはしばらく試合がありません。次の公式戦は8/31です。
おそらくどこかで練習試合とかはあると思いますが、判明次第お伝えしたいと思います。
セカンド！岐阜！！
