桧垣コーチのサッカーが「上手くなるために」

高校からサッカーを始め、当時、ブラジル1部リーグのポルトゲーザとプロ契約し、日本国籍者として2人目のブラジル1部リーグのプロサッカー選手となる。現在はプロサッカーコーチとして、子供たち、選手たちの育成など、広くサッカーの普及に務める檜垣裕志(ひがきゆうし)がお送りするブログです。

サッカーの指導のご依頼、お問い合わせはこちらへお願い致します。 higakiyushi@gmail.com

6月1日(月)より、明光サッカーアカデミー再開と共に、ブラジルサッカーアカデミーを再開します。

再開に伴い、感染拡大予防策を徹底し、充実した指導、練習、トレーニングを実施致します。


スケジュールについて

☆7日 日曜 草加

9時〜ジュニア

10時〜ジュニアユース

9時〜ユース


☆14日 日曜 所沢

9時〜ジュニア

10時〜ジュニアユース

9時〜ユース


☆21日 日曜 草加

9時〜ジュニア

10時〜ジュニアユース

9時〜ユース


☆28日 日曜 所沢

9時〜ジュニア

10時〜ジュニアユース

9時〜ユース


※場所等、詳しくはアプリにてお知らせしますので、ご確認をお願い致します。


※アプリ未登録の方は、登録をお願い致します。
不明な点がありましたら、檜垣、毛塚、久保、山口にご連絡下さい。







コメントより
『檜垣さん、こんにちは!

仰られます通り、コーチのハードルはかなり低いですね。
ただ現実問題として、その指導者が年々不足したり、高齢化している事も深刻化されてますね。。。

対策として、JFA主催の指導レクチャーだったり、地域毎にあるJのコーチがコーチ向けの指導をレクチャーしたりと随時活動されてるみたいですが、
結局はJFA推奨のオーガナイズ練習ばかりなので、
個の育成とは少しずれている気がします。
それを正として受講するコーチが多いのが、痛い所だと個人的に感じてます。』


以前、日本サッカー協会のライセンスの指導インストラクターの方とお話しする機会がありました。

その方は元選手で世代別の代表経験、育成指導では日本一にもしたり、また、指導者育成でも活躍されてる方です。

僕自身がブラジルでの経験もあり、その方も「個を育成する」という点で話が合い、よくディスカッションしました。

そのとき、日本のライセンス取得のための指導内容には「個を育成する」という点に疑問があるということを聞きました。


以前、ブンデスリーガの監督が専門学生に指導した内容も、「個を育成する」という内容ではなく、サッカーという競技において、チームとしてのプレーに関するやり方などでした。


これって、強豪国や強豪のクラブであっても同じで、そもそも、そのやり方が出来るには、すでに「個々が実践出来る技術」がなければ、意味をなさないんです。

ですから、強豪国であれ、強豪チームであれ、個の技術があることが大前提であり、「個を育成するメソッド」ではないんです。


それについては、そのドイツ人監督も述べていました。


「個々に技術がある」という前提として、それぞれのサッカーのやり方があるのであって、「個々に技術がない」のに、チームとしてのやり方や約束事などは、その程度のレベルでのサッカーには通用しても、相手レベルが自分たちより高ければ、全く意味がないです。


だから、「個々に技術がない」のに「個々が技術を持っていること」が前提のサッカー指導ばかりなのです。


でも、そんな当たり前のことがわかってない人たちが多すぎるんです。


バルサのようなサッカーがしたいのなら、バルサのような選手レベルの技術が必要なわけなで、そのレベルに行き着くように、先ずは基礎基本をしっかりと身につけなければならないんです。


基礎基本がないのに、大人や指導者が勝手にイメージしたサッカーをやらせたい、または、基礎基本がないのにロナウジーニョやネイマールのような派手な技の真似事ばかりでは、どちらも個が最大限には伸びないです。


先ずは、大人、指導者が個の正しい基礎基本が何たるかを知る必要がありますね。







コメントより
『いつも勉強させてもらってます。

インスタみてますとジンガやフリースタイルリフティングをやってる小学生が沢山。
興味深々でその子の試合の動画もあって見てみると、
ん???となっちゃいます。

実戦では使えないんでは、、、

ジンガ、どうなんですかね?』


誰でも、派手なプレーは見ちゃうし、真似したくなりますよね。


僕が中学生の頃、当時プラティニの幻のゴールをやってみたくて練習したのを覚えています。

これ↓

でも、サッカーは体育の授業でしかやったことがないのに、こんなこと無理に決まってますよね笑


派手なプレーって、誰でもやってみたくなる気持ちはよくわかります。


真似してもいいし、練習してもいいです。
ただし、基礎基本が何たるかがわかってなきゃ絶対にダメなんです。

そこをほとんどの人は、わかってないんです。

こういうのって、真似事はできるし、自分より下手な相手にはできるかもしれません。


そういうのをSNSなんかでアップしてる人たちは、誰もプロじゃないでしょう。



派手なプレー、真似したいことやっていいと思っています。

ただ、僕の指導の場ではやってないですよ。

だって、基礎基本が出来てないんだから。

家に帰って、遊びの時間、自由な時間に好きなことしていいと思っています。

でも、基礎基本なしには、それらは本物にならないんです。



だから、周りがちゃんと見極められるようになっていかなきゃいけません。

子供たちは、わからないんだから。


ま、大人もわかってないことが一番の問題なんですがね笑










コメントより
『いつも参考にさせて頂いています。

息子には基礎基本を徹底したいので小手先のフェイントなどはやらせる気は全くないのですが僕個人として興味があるので教えていただきたいのですがインの切り返しやダブルタッチ、エラシコ、利き足からシザーズしての…などのフェイントで逆足にボールがいってしまうときに利き足のポイントとは、ボールの置き所や持ち方とはどういった所でしょうか?逆足でタッチした後に利き足の前にボールがあることや逆足側にボールがいったときのステップなどか…ロビーニョやネイマールやロナウジーニョなどを動画で観ているのですがちょっと分からなかったのでよろしくお願いいたします。』


「利き足のポイント」って言葉は、誰でもわかりやすいかなと思って、僕が勝手につけた言葉です笑

本当言うと僕の中では、プロの技術に達してなくて、利き足のポイントなんてないと思っています。

利き足の前にボールを置くことや、利き足を使うことが利き足のポイントって言うこともできますが、やはりプロレベルの技術があってこそ、利き足のポイントであり、利き足を使ってるだけとは、全く違うんです。

だからこそ、基礎技術とは何たるかがわからない限りは、利き足のポイントには繋がらないんですよね。

プロレベル、ましてや世界のトッププレーヤーレベルだと利き足の技術は完璧で、完璧だからこそ、逆足の使い方もわかっているわけで、表面上だけ見てもわかるのは難しいです。

結局、正しい利き足の使い方が出来てないと、ステップにしても、逆足にしてもついてこないんです。

だから、それを指導するって本当に難しいし、なかなか伝わらないから、間違った捉え方してる人たちが本当多いです。



↓これ、保護者の方のインスタです。
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このように、わかってくださる、わかろうとしてくださる方がいると嬉しいです。



目に見える表面上だけのことを伝えるのが指導じゃないんです。

目に見えない、または、見えているけど、本当に細かな部分、尚且つ重要な部分を伝えるのがプロの仕事であり、だから、生じゃないと伝わらないし、数回指導を受けただけじゃわからないんですよね…



ここだけでは伝わらなくて、本当すみません。

出来る限り伝えていきたいですし、またわからないことがあれば、ご質問ください。




コメントより
『いつもいつも疑問なんですが
子供をサッカーを上手くさせるためにチーム、スクールに通わせています。コーチと名乗る方がサッカー下手な人はやはり問題外。サッカー上手くなかった人がコーチの勉強をするとサッカーを見る視点、サッカーの技術、サッカーの指導力は、上がるのですか?
子供の能力を引き出すことや技術を教えることができたりするのでしょうか?』



プロサッカー選手になるには、かなりハードルは高いのに、日本では、コーチになるのはハードルはめちゃくちゃ低いです。

日本では、コーチなら誰でも出来るって風潮がありますよね。

以前、コーチを育成する専門学校の講師をしてたとき、選手を育成するには、自分自身がちゃんとスキルと向き合わないとダメだと常に言ってきましたが、そこに耳を傾けて努力しようと思う人間はほとんどいなかったです。

選手がダメでもコーチはできるっていう日本の風潮そのまんまでした。


人と人だから、モチベーターとして引き出すことが出来る人はいると思いますが、それでもちゃんと基礎基本をわかってないと意味ないと思います。


基礎基本、技術って、頭だけで身につけられないです。

選手って、ものすごい努力していかないと勝てない世界じゃないですか。

ある意味、血の滲むような努力をして身につけるもので、その努力をしてない、そこに達してない者の言葉は浅いです。


だから、プロを経験してるか、してないか、世界を経験してるか、してないか、それだけで全く違います。


名選手名監督にあらずと言っても、プロを経験してない者はプロに指導はできないでしょう。

高校スポーツの監督がプロの監督はできないですよ。


プロはプロも指導できるし、アマチュアの指導は当然できます。

プロもアマチュアから学べることはあるけど、180度違うことをやってたり、それがプロでは通用しない、そのレベルだからうまくごまかせるとか、そんなことはわかってるんです。


小手先だけ、目先だけ変わることと、本当に上手くなることとは違います。


だから、コーチだって、誰でもできるわけじゃないんです。





本当に上手くなるためには…

例えば、プロサッカー選手になるには、一番重要なのは意識と考え方です。



昨日は解除された佐賀でサッカーの指導がありました。
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やっぱりサッカーは、サッカーボールがいいですね笑

東京は自粛で、僕自身も完全に自粛してましたよ。

正直、自身のトレーニングらしいものは、ほとんど出来てなかったです。


ただし、サッカーを考えないことは全くなかったです。




2か月ぶりに触るサッカーボール、いきなりロングのトラップから入りました。

もちろん、プロとしての最低基準の技術が落ちることはありません。


一年間、自転車に乗らなくても自転車は乗れるでしょう。

それくらいのボール技術じゃなきゃダメなんです。


ほとんどの人は、サッカーという自転車には乗れてないんです。

だから、技術は落ちます。


じゃあ、どのようにその技術を身につけるかは、ただ練習していても意味はありません。


リフティングについて勘違いしてる人がたくさんいますが、リフティングとはボールコントロール、ボディーコントロールを覚えるための一つのツールであり、それが全てになってたら全く意味がないんです。

だから、意識と考え方なんです。



昨日の佐賀での指導も、彼らが普段やっているトレーニングとは全く違うことをやりました。

リフティングのテストの場ではないですからね笑


それって、リフティングをやらなくて良いということではなく、全てに対して、普段からボールとどのように向き合っているかってことなんです。


意識を変える、意識を植え付けるために、プロの指導があるわけです。


それこそ、プロにしか出来ないことです。



昨日来た選手も皆バラバラですが、個々を見極め、何を感じてほしいか、何を意識できるようになるか、考え方、意識の仕方、上手くなるために感じてもらえるように指導と練習を行いました。


その意識から、またプロの試合を見れば、また違った角度で見れるでしょう。

そしてまた、違った感覚でボールと向き合えるでしょう。


リフティングも記録もただのツールです。


全てのボールタッチを意味あるものにせねばならないんです。
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コメントより…
『いつもブログを見てます。
すごくためになることありがとうございます!

質問があります。
プロサッカー選手を経験したわけでもなく何にも実績がない指導者が子供達にサッカーを教える事は宜しいことなのでしょうか。。』

コメントより…
『サッカーに正解はないと思っているので私はありだと思ってます。
サッカーしてた人の考え、未経験の人の考えなど様々で面白い所がたくさんあると思ってます。
ただし、子供の考え、個性溢れるものを潰してはいけないと思います。』



たしかに正解はないかもしれないですが、正解はなくても、何事も「基礎基本」はあります。

それを学ばず、知らず、身につけてない多くの人たちが、指導に関わっている現実があります。

趣味であれば、ワンポイントだけやって、そのレベルでうまくいきそうなことを指導するなら簡単です。

でも、それは本当に上手くなることとは違います。

そのワンポイントをそれなりに練習して、たまたまうまくいくにすぎないからです。

一つのフェイントを練習して、ボールが来たときにそのフェイントをやって相手を抜けたとしたら、自分の趣味であれば、楽しいでしょう。

それが目的なら良いです。


でも、本当に上手くなりたいとしたら、基礎基本は絶対に欠かせないんです。


「名選手名監督にあらず」

「選手がダメでも指導者にはなれる」

日本では、こんな言葉をよく聞きます。


僕は、子供の頃から、それらの言葉に対して違和感を感じていました。

大人だからという上下関係の下で指導者やってるって人たちってたくさんいます。


正解はない、名選手名監督にあらず、選手としてダメでも指導はできる…この言葉を盾に、間違ったことをしてる人たちがたくさんいるんです。


特に育成年代では、めちゃくちゃな指導をしてる人たちが。

「上手くさせられない、下手にさせてる」

本当に多いです。

だって、指導者が基礎基本を知らない、身につけてないからです。

サッカーって、個人競技じゃないから、ごまかせるんです。

大人都合のサッカーをやらせて勝利を目指すとか。

大人と子供、指導者と選手、上下関係だけで洗脳サッカーをやらせてるわけですから。


逆に、それが嫌だから自分の好きなことだけやりたいということで、ドリブル、フェイント、それっぽくやってる人たちもたくさんいますよね。

例えば、ピカソの絵は誰でも書けそうな感じに見えて、ピカソのデッサン力、基礎基本はものすごいレベルなわけです。

ピカソっぽい絵と同じように、ネイマールっぽいドリブルをやってるだけで、そこには「基礎基本」がないんです。


結局、ゴリゴリに勝利だけを目指すサッカーも、小手先ボール扱いドリブルも、それを望む人たちがいるのですから、それこそ正解がないわけで、それも良いでしょう。


でも、本当に上手くなりたかったら、その道のプロとただのちょっと上手い人。どちらに教えてもらいたいですか?

僕なら、当然その道のプロと言われている人です。

つまりそれぞれ好きなものを突き詰めている人が評価されていくのが真っ当だと思うのです。

僕の高校時代、全国大会出場などを目指す目的は、プロサッカー選手になるための登竜門のイメージがあったからです。


結局、全国大会出場もトレセンも縁はなく、プロになるためには、それが必要でもなんでもなく、自分が上手くなればプロになれるってことです。



何のためにそのスポーツをやっているのかってことですよね。



僕の場合は、プロ選手になりたかったから、そのためにどうすべきかをいつも考えていて、やっぱ上手くなるしかないんですよ(笑)

で、そのスポーツが好きなら、ずっとやれるわけで、大会とか、全国大会とか重要じゃないです。



要は、そのスポーツが本当に好きなのか?

本来のスポーツの目的って、そこじゃないですか。


だから、学生の引退って言葉、違和感あります。


好きなら、上手くなりたいなら、どんなときも僕は頑張れるし、楽しめます。




もし、この状況が自分のサッカーが上手くなれないのなら、我慢しつつ、次に動くために準備をしながら、今を生きるだけです。






ドリブル好きな人たちは非常に多いけれど、サッカーはドリブルスポーツではありません。


サッカーをより楽しむ、楽しくなるためには、「ボールを持てる」ことがとても大切です。


ドリブルとは、ボールを持てることからドリブルにつながるのであって、ボールを持てる感覚と技術を覚える、身につけることが、ドリブルにつながるということを知ってほしいです。


この「デヨングのボールを持てる技術」を一つ、参考にしてほしいです。

利き足である右足を中心にボールを持っています。

その利き足でボールを持つことこそ、ボールを持てる感覚と技術につながり、その先にドリブルがあるのです。

だからこそ、「ボールを持てる」ようになることを先ず身につけねばなりません。






「利き足でボールを持つ、利き足側にボールを運ぶ」
これを意識し、徹底してやれば、ボールの持ち方は必ず良くなります。


左利きの選手はボールの持ち方が良いとよく言われますが、それは左利きに限ったことではありません。

良いボールの持ち方をしている選手は、利き足でボールを持ち、利き足側にボールを運ぶ癖がついています。

これが出来てないと左利きも右利きも関係なく、身体が開いた悪いボールの持ち方になります。


だからこそ、「利き足でボールを持つ、利き足側にボールを運ぶ」、これは小さい頃から絶対に身につけるべきですね。

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