檜垣裕志のサッカーブログ「今日もコーチング日和!」

2008年09月03日

実技の授業で…

06659163.jpg午前中は専門学校の授業でした。

その中で、学生達のボールの持ち方がどうしても気になった。彼らだけじゃなく、日本の選手達や一般でサッカーをやってる人達、子供達など、ほとんどが体が開いて、ボールを足と足の間にボールを置いてしまう癖がある。

何気ないことなんだけど、これが致命的だとは誰一人理解していない。そういう癖やそういうサッカーをしてきた選手は、そのレベルでやるには問題ないかもしれない。でも、今回のオリンピックの決勝を見ても、日本代表のウルグアイ戦を見ても、世界のトップの選手は、足と足の間にボールを置く選手は誰もいない。

どんなサッカーもそれで楽しければそれでもいいと思うけど、「個人の技術では世界のサッカーには通用しない」と言われる日本のサッカーが、それでは変わることはないだろう。

日本のサッカーが世界と戦うには、絶対に個の力を伸ばす指導が必要だと感じる。

そんな話を、たまたま授業で一緒になった川崎フロンターレのコーチの安部先生と授業の後、かなり話し込んじゃいました…。

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この記事へのコメント

1. Posted by roadtojapan   2008年09月04日 01:11
初めまして。
ボールを持つとき、体が開いて足と足の間にボールを置いてしまう。それはたぶん、右足でも左足でも、あるいは右方向でも左方向でも行けるよう、無意識に真ん中にボールを置いてしまうのでしょうか。
そう言われてみると、私もそうしているかも知れません(笑)。
なぜそうなるか理由を考えてみれば、たぶんどんなプレスを受けても「利き足」で抜き去る自信が無いから、かも知れません。
利き足のポイントを持っていないことを痛感しました(涙)。
2. Posted by 檜垣   2008年09月04日 09:15
roadtojapanさん、こんにちは!

実は利き足にボールを置くことで360度、どこにでもボールを運べ、キープもパスも仕掛けることができるんですよ。

だから、世界のトップ選手はそこにボールを置いているんです。

是非、それを意識してみてください。自分のサッカーが変わって、上手くなっていくのが実感できますから。さらにサッカーが楽しくなりますよ。
3. Posted by 毛塚   2008年09月04日 09:57
真ん中にボールを置いてプレーするという事は、一見良い様に思われます。
実際に自分も、そこにボールを置けば取られないと思っていた時期もありました。
でも、本当にボールを取られない場所や、本当に自信を持って相手に対して仕掛けていける場所は、絶対に利き足のポイントからです。
ただその為には、徹底して利き足の技術を上げていく必要があります。

ブラジルでプレーしていた時に、相手のレベルが上がれば上がる程そこを痛感しました。

いま両足の間にボールを置いて今の自分のプレーに満足している人は、そのままプレーすれば良いと思います。

今の自分より上手くなっていきたいと思うなら絶対にチャレンジする価値があるし、そこから始まるサッカー感は、世界のサッカーと繋がっているものになるはずです。
4. Posted by roadtojapan   2008年09月09日 23:50
檜垣さん、毛塚さん、返信ありがとうございます。私はスポ少のコーチをやっておりまして、以前は生半可な知識で「右も左も蹴れるように・・・」と思っていました。

でも、檜垣さんの「利き足のポイント」というお話を読んでからは、子供たちに苦手な足を使えるような指導をするのではなく、得意な足をできるだけ多く使ってプレーしよう!と声をかけています。

ファーストタッチで利き足のアウトサイドやインステップの位置、つまり紐の結び目ちかくにボールを置いて、一瞬で顔が上がるよう声をかけています。

でもそれ自体が大切なのではなく、セカンドタッチでいかに有効なボールの動かし方をするかですよね。

「利き足のポイント」は、私にとって眼から火が出るくらいインパクトのある言葉でした。

ありがとうございました。
5. Posted by ryo   2008年09月10日 21:19
こんばんは
体の開きについて教えてください。サッカーの場合の開きとは、進行方向に向かって体が完全に正面を向いた状態でしょうか?反対に開いていない状態というのは、例えば右利きの場合は右足が一歩前に出て、つま先や膝は多少内向きで、両肩のラインは右が前にリードするようなイメージでしょうか?息子と試してみたら上体が突っ込む癖が改善されるのと、利き足がフリーなためボールをそこにしっかり置けた時は動き出しがスムーズになるような感じがあるようです。ただし、プレッシャーのかかる状況で常にその体勢に持って行くのは意識していてもまだまだ難しいようです。最後に素人的な質問ですみませんが体が開くことの致命的な問題とは具体的にはどのようなことなのでしょうか?
6. Posted by 檜垣   2008年09月10日 22:02
roadtojapanさん、こんばんは!


また何かありましたら、質問してください。

こちらこそありがとうございました!
7. Posted by 檜垣   2008年09月10日 22:15
ryoさん、こんばんは!

体が開くというのはなかなか説明しづらいです。 

ただ、しっかり利き足のポイントを意識していれば問題ないです。
中途半端なボールコントロールやボールの置き方だと体は開いて、ボールも取られやすく、相手にも読まれやすくなります。

体が開くことは気にせず、利き足のポイントと技術を上げることに集中して頑張ってください!
8. Posted by ryo   2008年09月12日 08:44
おはようございます。
ありがとうございました。あまり難しいことは考えずに、技術の向上を目指すことが大事ですね。
それから檜垣さんが言われるようにサッカーは本当に体格のハンディがないスポーツですね。これほど小柄な選手が世界のトッププレーヤーとして活躍できているスポーツは他にはあまりない気がします。息子も体格には恵まれていませんが、技術を磨くことによりウィークポイントではなくなってきている気がします。というよりも素早さなどが技術と合わさることにより武器として活かされるようになってきています。このブログから得られるものは本当に大きいです。
9. Posted by 檜垣   2008年09月12日 14:32
ryoさん、こんにちは!

こちらこそありがとうございます!

また質問がありましたら、気軽にコメント下さい。

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Profile
檜垣裕志(ひがきゆうし)
1970年生まれ 石川県出身。
日本人としてブラジルでプロ契約した二人目のサッカー選手。ブラジル1部リーグのポルトゲーザなどで活躍。
FIFA(国際サッカー連盟)公認コーチライセンス、CBF(ブラジルサッカー協会)公認コーチライセンスを保有。
圧倒的なテクニックと確立された指導法には定評がある。現在、明光サッカースクール、東京スポーツレクリエーション専門学校で指導者として活動中!
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