ブラジル時代は、チームの練習は非常に少ないため、自主練は非常に重要でした。

(自主練をちゃんと出来る選手は必ず良い選手になります)

自主練は一人でやるときもあれば、日本人何人かでやるときもありました。

はじめは、その何人かでやる内の一人が毛塚でした。

僕は寮生活から一人暮らしを始めるようになり、毛塚も一人暮らしをしてからは、お互い時間が合えば一緒に練習するようになりました。

毛塚とはブラジル時代から25年以上の付き合いになるけど、サッカーの話をするようになったのは、お互いコーチになってからです。

ブラジル時代は、お互いのサッカーの話はしたことはないですね。

それぞれ、自分中心にサッカー選手として成長することが一番ですから、そこで意見を言い合うのは違うと感じていたからでしょうね。

一選手としてリスペクトがあれば当然と思います。

プロになる、プロであるということは、努力し成長するということを、それが当たり前に出来なければいけません。

努力し成長し合える関係だから、今もあるんです。

チームや仲間、友達、人間関係…それって自分の変化や成長と共に変わるものですから。