May 15, 2006

経理や会計の勉強をする前に読む本 「さおだけ屋はなぜ潰れないか」5

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かなり前から話題になっていたこの本。
本屋さんに行くたびに気にはなっていたんだけどねぇ・・・

先日 やっぱりこれだけ話題になっているんだから読もう!と手にとって見たら。。。

おもしろいんだ! これが!! 

ボクが日頃 特に経営者の方達と経理とか会計のことをお話するときに心がけていることは、
とにかく噛み砕いたことばで、
日頃のお仕事の延長として数字の感覚をつかんでもらえる様に
分かりやすく表現すること。

山田先生が目指しているのも似たようなことだったんだなぁというのが分かって、急に親しみが湧いちゃいましたね。

この本のすごいところは、会計そのもののことではなく、

  • 会計は何のために必要なのか
  • 会計的なものの見方を知っているとどんなときに役に立つのか

を、とことん追求したところにあると思う。

本文中で彼は「会計は難しくて分かりづらいものだ」と最初から決め付け、誰でもわかるとかすぐできるというのはウソだと断言している。

ただ、入り口の分かりづらさを乗り越えられれば、あとは意外と明快で単純だから、勉強を始める前に頭を切替えるための準備運動をしましょう!
という かなり涙ぐましいアプローチなわけ。

  • 経理や会計を勉強したいと思っている人
  • 苦手だけど理解できるようになりたい経営者さん
  • これから起業する人、起業したい人、起業した人
  • 経理の仕事を覚えないといけない事務員さん

等々の皆さん、「誰でもわかる・・・」とか言う経理入門の本を読んだり、簿記の勉強を始める前に、まずはぜひこの本を読んでみてね。

この本を読んだから簿記の勉強が楽しくなるという訳ではないけれど、
「なんでこんなしち面倒くさいことをやんないといけないんだ! プンプン
という気分ではなく、
「なるほど 山田先生の言う通り、最初のハードルがかなり高そうだなぁ・・・」
「でも ここを理解できるとあとは単純で明快になるぞ!」

ぐらいに気分を少し楽にして、肩の力を抜いて勉強をする気になれると思います。

どうせ勉強しなくちゃいけないなら、少しでも楽しく勉強できる方がいいよね!



fcoco at 10:08│Comments(2)TrackBack(0)clip!オススメ 

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この記事へのコメント

1. Posted by のり   May 21, 2006 08:07
5 こんにちは。はじめまして。
起業コネクションから来ました。

この本は僕も気になっていたのですが、レジに連れていった事はありません。

なるほど、良いですか。

僕も起業したての泥の中。暗中模索は仕方ないけど、頭の整理の役に立ちそうな良書のようですね。

買ってみます。

で、なんで、この本のサムネイルはアフィリエイトじゃないんですか?
2. Posted by ぷく   May 21, 2006 08:52
のりさん、こんにちは。

会計がわかるようになりたい方が、最初に読むには最適なんじゃないかなと思います。
ボクもこのブログで微力ながらお役に立ちたいんですけどね・・・

ご指摘の通り、アフェリエイトにしようとしたんだけど失敗しています。
ど〜もアフェリエイトがうまく使えない、ドンくさいボクです。

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