ブログ 1806
今週も東京(府中・目白・千葉)・青森(弘前)で店長セミナーです。
今日のバル業態の各店舗では、全体ミーティングを行うようになって来ました。嬉しいですね。^^

先日、京都の韓丼の実力店長が全体ミーティングで成果を上げていたので、出来たばかりの原稿を少し紹介します。

スタッフ主体の全体ミーティング 
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私が今回の取材で最も感心し、これがこの店の強みだと実感したのが、スタッフ主体の全体ミーティングである。月1回ミーティングの重要性も、やはり今まで何度もこの誌面で語ってきた。

大手ミステリーショッパー(MS覆面ショッパー)調査企業によると、200点満点で180点以上を獲得する優良店舗の共通点の一つとして、「月1回のミーティングを実施している」が挙げられている。
 
新堀川店ではこれをスタッフが主体的に実施している。スタッフが企画し、司会進行も担当し、みんなでディスカッションをするのだ。(すばらしい!)店長や社員はそれを見守る。方向性が定まらなくなったり、会社や店舗方針から外れそうになった時だけ、アドバイスして軌道修正する。
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ディスカッションの流れは以下の通り。
1 アルバイトスタッフが中心となって司会進行。
2 テーマを決め、それに沿って話し合う。たとえば「お客様に満足してもらうには?」など。
3 お客様に満足してもらうために現状ではできていないこと、不足していることは何か、その理由は何かを考える。

4 「スタッフの笑顔が少ないから」という理由が考えられる場合、みんなでその対策を練る。たとえば「笑顔リーダーを決め、リーダーは出勤時やピーク時に全員の笑顔チェックをして改善を図る」という対策が決定され、実施する。
5 成果を点数で明確化し、今月のテーマの達成率が80点以下の場合、翌月も同じテーマの改善を継続する。改善できたら次の課題に取り組む。
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スタッフの自主的な全体ミーティングによる改善の徹底が、この店のオペレーションを向上させる原動力となっているのだ。

ここで、全体ミーティングに関するポイントを挙げておこう。
1・店に対する店長の情熱や夢、目標を語る。
2・先月の問題点や今月の改善案・目標を発表する。
3・新しいキャンペーンや、新商品の紹介とその内容説明をする。
4・懇親会や誕生日会の打ち合わせをする。
5・新人スタッフを紹介する。
6・今月のベストアルバイトを表彰する。
7・ディスカッションをする。(テーマ例:顧客感動・満足を実現するためには? など)
読者の皆さんも参考にしていただきたい。