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クライアント先の店長セミナーで、DVDを視聴していただくことがありますが、先週のセミナーで、「プロフェッショナル仕事の流儀」成城石井の大久保恒夫社長の映像を見ていただきました。

大久保社長は小売り再建のエキスパートとして、ユニクロ、無印良品、デニーズなどの改革に携わった優れた経営者です。
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この番組では、苦境にあえぐ成城石井のある店長が、覚醒する瞬間が紹介されていました。
部下のハートをつかめない不器用で内気な店長。店舗の重要モニタリング調査は最低点。店の雰囲気も活気がなく、最低の状態。会社によっては降格になってもおかしくない状況です。

でも大久保社長は、降格するどころかこう語るのです。
「人は必ず変わる。だから、変わるきっかけを与える。私は変わるまで待つ。私は人を信じている
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後日、その店長に「勢いのある店」を見学するという「きっかけ」を作りました。その店を見た店長は、自分のやり方との違いに愕然とします。悩みぬいた末、店長は覚醒します。

店長は部下を集めて、堂々と語ったのです。
「笑顔でお客様と会話ができる店にする。これが私の目標です。私一人ではできません。どうか力を貸してください。お願いします」と。
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その日を境に彼は部下に思いを語り続けるようになり、店に活気と笑顔が戻りました。
大久保社長が着任する前の成城石井は活気がなかったようです。
でも大久保氏が着任してから、社内の雰囲気が一変し、業績も好調になりました。この店長は10年後の今も優秀な店長として活躍されています。

リーダーが「まだ任せられない」という場合、業務遂行の視点でしか見ていないからかも知れません。そうではなく、部下を覚醒させる「きっかけ作り」という視点で判断するのが正解ですね。

どんな部下でも「信じて任せてみる」いかがでしょうか。