名古屋の中堅ラーメンチェーン(70店舗)の社長と情報交換も含めて打ち合わせでした。
コロナショックで、ラーメン業態は15%ダウンぐらいです。居酒屋やビュッフェ、ホテル関係のレストランは4〜5割ダウンですが、ファーストフードやカフェはそれほど影響はなく、デリバリーやドライブスルー付きの飲食店は好調です。
スーパーの冷凍食品も好調です。巣ごもり消費ですね。
さて、今週の店長セミナーで、コミュニケーションの大切さを解説しましたので、「スタッフとのコミュニケーションがうまくいく方法を教えて下さい」という質問が出ました。
「木戸に立てかけし衣食住」という言葉を覚えておくと、会話の幅も広がります。
元々は営業するときなどに話題に困ったときや、会話をはずませたい時に、思い出すと便利な呪文としての言葉です。話題となる言葉の頭文字を取って作られたもので、以下のような意味になります。
木 気候や季節の話
戸 道楽(趣味)の話
に ニュースの話
立 旅の話
て 天気の話
か 家族の話
け 健康の話
し 仕事の話
衣 ファッションの話
食 食べ物の話
住 住まいの話
コミュニケーションをスムーズにする方法は、
1・相手の興味に合わせた会話がベスト
2・一度に一つ以上の話をしない
3・失敗談こそが、一番聞きたい話
4・具体的な話がおもしろい
5・いつも笑顔で話をする
6・話の腰を折らない
7・相手の名前を呼びながら話す
等でしょうか?
また、相手との共通点を見つけたり、相手がこだわっているところを褒めることが大切ですね。また相手に関心を持つことも重要です。
「人は関心を持ってくれる人に関心を持つ」は名言です。
私のセミナーでは、実力店長の成功事例の話が多いのですが、私の店長時代の大クレームや失敗談の話をすると、とても興味を持って聞いてくれます。
失敗の話をすることで、講師でもたくさんの失敗をしてきたんだという親近感がわくのかも知れません。
失敗の中から学ぶことはたくさんありますね。