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フードテック革命の本の中に、「食に求める価値」のランキングが掲載されていましたので、紹介します。
食のシチュエーションにおいて共感するものとして、
1・リラックスしたい      49%
2・健康でありたい       45%
3・楽しみたい           41%

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4・安心したい           27%
5・エネルギーをチャージしたい 26%
6・リセット・気分転換したい   24%
7・自分の好みに合わせたい   23%
8・季節を感じたい         21%
9・モチベーションを上げたい  19%

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10・生きがいを感じたい     14%
11・好奇心を満たしたい     11%
12・集中力を上げたい      10%

米国の未来研究のシンクタンクである、レベッカ・チーズニー氏が、「効率性」「おいしさ」「利便性」という概念を超えて、現代における食の価値として、「発見する喜び」「コミュニティーの育み」「個性の表現」「信頼」「親しみ」などの新しい価値を提示している。

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また、ロイヤルホストの菊池唯夫会長は、「今の世の中にある労働には3つの種類がある。肉体労働、頭脳労働、そして感情労働だ」と言う。今後、肉体労働はロボットに、頭脳労働の一部はAIに恐らく置き換わっていく。そうした時代でも、絶対置き換えられないのが感情労働であり、それこそ人間が働くことの意味になるというわけだ。

これまでも、レストランのシェフやスタッフは、顧客の気持ちの状態や変化に合わせておもてなしをしてきた。今後はテクノロジーも活用しながら、どんな世界観の場を作り上げられるか。考えようによっては、これまでにない自由度の高さがある。

そして、顧客に対して、その「場」に来るに当たっての「目的」を提供できるか。どんなファン、どんなコミュティーをつくっていけるのか。そこに人間にしかできない感情労働の力の見せどころがあるはずだ。
どれだけ時代が変わっても、飲食店はお客様の幸せを追求する感情労働の場なのです。