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最近の日経MJに、コンビニ各社の業績が掲載されていました。
全店舗の売上ランキングは、
1位 セブンイレブン  4兆8700億円(2万1167店)
2位 ファミリーマート 2兆9400億円(1万6646店)
3位 ローソン     2兆5400億円(1万4476店)
4位 ミニストップ     2900億円(1999店) 
5位 セイコーマート    1830億円(1170店) 北海道

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1店あたりの平均日販は、
セブンイレブン64万円 ファミリーマート49万円 ローソン48万円 ミニストップ40万円です。
圧倒的なセブンイレブンの凄さですね。
コロナ禍で、既存店前年比は各社2%〜9%低下していますが、セブンの落ち込みは一番少ないです。

セブンイレブン成功の要因はよく講義しますが、鈴木敏文名誉会長は、私の尊敬する経営者の一人です。チェーンストア企業としてたくさんのことを学びました。

各書籍の中の鈴木敏文語録を少し紹介します。

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「経営に集団指導体制はありえない。必要なのはボトムアップではなく、リーダーシップである」

「判断の尺度を会社に置くのではなく、お客様の合わせると、良いか悪いかの判断に迷わない」

「あるべき姿をひたすら追求する」

「新しいものは、今あるものを結びつけることで生まれる」

「お客様は買うべき価値があると納得できる理由を求め、自分の選択を正当化したい」

「商品を提供するときに忘れてならないのは、お客様に対して選ぶ理由を提供できているどうか」

「人は挑戦しない限り成功はあり得ない」

「おいしいものほど顧客は飽きる」

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「猛暑だから売れない、暖冬だから売れないとは何ごとだ。それじゃ、自分の無能をさらしているようなもんじゃないか」

「顧客の求めるものは日々変化しますが、ものごとの本質は不変です」

「われわれの最大の競争相手は同業他社ではなく、めまぐるしく変わる顧客のニーズである」

「妥協するのは簡単だが、妥協したときすべてが終わる」

「地味なことを、地道に、これでもかこれでもかと、徹底して積み重ねていくことでしか、他店との差別化を図ることはできません」

「過去を全否定しろ。まずそこから始まる」

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「求められているのは、競争よりも変化である。同じ土俵で競うのではなく、次々に変化し土俵を変えていくことが評価されるのである」

「現代の消費は経営学ではなく、心理学で考えなければならない」

「過去のデータは百害あって一利なし」

「経験の多さがモノを言った時代には『思いつきで仕事をするな』と言われたが、今や、仮説に基づいた『思いつき』のほうがむしろ重要な時代になっていることを忘れるべきではない」

飲食ビジネスも一緒ですね。あたり前のことを、これでもかこれでもかと徹底して積み重ねていくことで差別化を図ることができるのです。競争相手はめまぐるしく変わる顧客のニーズなのです。