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最近の日本講演新聞に「習慣が変わるとなぜか人生が変わる」が掲載されていましたので紹介します。このブログでも習慣の大切は何度も紹介して来ました。

最近、スティーブン・コヴィー博士の著書『7つの習慣』の勉強を始めた。
44か国語に翻訳され、全世界で4000万部、日本国内でも累計240万部を売り上げたビジネス書である。「一度は読んでおかなければ」と思っていた。それとタイトルが気になっていた。「成功するための秘訣」とか「方法」といった本はよくあるが、ビジネス書なのに「習慣」にフォーカスしているところである。

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学び始めたばかりなので『7つの習慣』についてはまた別の機会に譲るとして、そもそも「習慣」には凄まじいパワーがあると思っている。人生はこの「習慣」に支配されていると言っても過言ではない。 

皆さんも、「人生は習慣でできている」とか「習慣が変われば人生が変わる」という言葉を一度はどこかで聞いたことがあるのではないだろうか。

「行動が変われば習慣が変わる。習慣が変われば人格が変わる」とはアメリカの心理学者ウィリアム・ジェイムズの言葉であり、かのマザーテレサも「行動に気をつけなさい。それはいつか習慣になるから。習慣に気をつけなさい。それはいつか性格になるから」と言っている。

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少年院では毎朝点呼がある。右側から入所歴の長い順に一列に並ぶ。左側は入所歴の浅い子たちだ。右側に行けば行くほど明らかに目が輝いているという。一定期間、少年院で生活していると確実に変化するらしい。なぜなら習慣が変わるからだ。

朝6時に起きる。朝日を浴びる。点呼の時はハキハキとした大きな声で返事をする。体操をする。掃除をする。そして腰骨を立ててご飯を食べる。
彼らのほとんどにそれまで「悪い生活習慣」があり、それが「悪い行動習慣」をつくり、次第に心が荒んでいった。だから少年院では「いい習慣」を形から強制する。

最初は苦痛だが、毎日やらされることで、やがてそれが習慣になる。習慣になると行動がだんだん苦痛でなくなる。そして少しずつ心が再生されていくという。

「習慣」といってもいろいろある。

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たとえば「生活習慣」。早起きの習慣のある人・ない人。朝食を食べる人・食べない人。そんな朝の習慣から始まって、夜は夜で、飲みに行く習慣、家で晩酌をする習慣、寝る前に本を読む習慣等々。「何もしない」というのもひとつの習慣だろう。

それから「行動習慣」。ルーティンのことで、起床して、窓を開けて空気を入れ替えて、洗面して、神棚の水を替えて、ウォーキングをして…というような、人それぞれの決まった行動パターンである。

「言葉の習慣」もある。これは人間関係に大きな影響を与えるもので、俗に言う「口癖」だ。愚痴を言ったり、人の悪口・陰口を口癖にしている人は、「類は友を呼ぶ」で、そういう人たちと付き合っているものである。

「思考習慣」には多くの人が気付いていない。講演会などで「自分はネガティブなタイプだと思っている人?」と質問すると、半分くらいの人が手を挙げる。本当にネガティブな人は講演会の会場に来たりしないのに。自分の思い込みである。

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「人前で話すのが苦手です」と言い訳して話し始める人がいるが、これも思い込みで、話下手なのは単に練習不足・努力不足だけのこと。練習したり努力すれば誰でもそこそこ人前で話せるようになる。

この間、俳優・声優スクール「サラみやざき」の生徒たちに、この「習慣」の話をした。みんな人生が大きく変わるほどのチャンスを掴みたいと思っている若者たちだ。

なぜそんな話をしたのかと言うと、僕自身が若い頃、この話を聴きたかったからだ。
ただ50歳を過ぎてからでも習慣を変えれば人生は面白い方向に変わっていくことを知ったので自信を持って語った。「習慣、畏(おそ)るべし」と思う今日この頃である。