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日本講演新聞に講演家で筆文字作家の小玉宏氏が、「太陽をお天道様と呼んだ日本人の生き方」のコラムが掲載されていましたので紹介します。
私の亡くなった祖母も、私が子供の頃、毎朝太陽に向かって手を合わせていたのを思い出しました。
日本人の神道の精神は「八百万に神」なのですね。

太陽を「お天道様」と呼んだ日本人の生き方

神様って日本では「お天道様」、つまり、太陽のことなんです。なぜか。

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太陽の存在そのものが神様の生き方だからです。太陽ってただ宇宙空間で輝いてるだけじゃなかったんです。太陽とは、そのものズバリ、「惜しみなく与える存在」です。それが神様の生き方そのものだったんです。

だから太陽のことを「天の道」と書いて「お天道様」というんです。

じいちゃんは言いました。「お前がこの鏡に映ったということは、今日から神様として生きなきゃいけないということなんだ。映ったんだからしょうがない」って。

「それってどんな生き方なんすか?」と聞いたら、じいちゃんがドヤ顔で言ったんですよ。
「どんなことがあっても笑顔で生きていけっていうことだよ」

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その言葉が妙にかっこよく聞こえたんです。「お前は神様なんだから、どんなことがあっても笑顔で生きていけ」という言葉との出会いがあって、今のたまちゃんがいるわけです。


この話と相談と何の関係があるのかってことですが、「惜しみなく与えて生きる」というのはこの国に生まれた人たちの務めなんです。いつも周りの人に温かく接する。いつも周りの人の心を明るく照らす。それが日本人の生きる道だったんです。

 つまり、この国は、助け合って、支え合って生きていく国だったんです。だから、この国のことを昔から「大和」、つまり「大きな和」と言ったんです。日本で最初の憲法である「十七条の憲法・第一条」でも言ってます。「和を以て貴しとなす」と。

 だから、学校教育だけじゃない。ありとあらゆる場で助け合って、支え合って生きていくという実践を私たちはしていかなきゃいけない。

 それは自分のためだけじゃない。私たちにつながる子どもたち、その子どもたちの子どもたち、子孫のために私たちがその「道」を示していく必要があると思うんです。

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 だって私たちもそうやってご先祖様たちから「道」を示してもらって今を生きているわけだから。
助け合って、支え合って生きていくことがこの国にとって一番大事な価値なんです。

【こだま・ひろし】中学校教員時代にいろんな問題を抱えた生徒と深い関係を結ぶ。40代で退職し農業をやる傍ら全国で講演活動を展開中。