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最近の店長セミナーで、店の第一印象は7秒で決まる!と話しています。その事例として「最後の4フィート」の話をします。1フィートは、メートル法換算だと30.58センチです。そうすると4フィートは1メートル40センチそこそこです。
「最後の4フィート」とは、お客様が店に入り、最初の従業員と接する地点を指します。この最初の出会いでしくじってしまえば、ジ・エンドなのです。
「お客様がお店に来る。はじめ、お客と店との距離は、時として数キロメートルもあるケースも珍しくない。人からの評判やチラシを見て、車を飛ばしてやってくる。気持ちはそれなりに期待感でいっぱいだ。
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お店がどんどん近づく。やがて目的地の姿が見える。あと数百メートルだ。駐車場に車を止め、入口まで足を運ぶ。あと数十メートル。そして、ついにお店に入る。
ファミリーレストランでも、焼肉屋でも何でもいいのだが、やっとお客はサービスを受けられる地点まで来たのだ。何かを頼もうと考えていると、向こうから従業員が来る。5メートル、4メートル、3メートル、そして1メートル40センチ(4フィート)その時、あなたはふと嫌な予感を覚える。
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向こうの人の顔に微笑みがない。(写真は笑顔があります)
何だか歩きっぷりも大雑把で威嚇的。やる気があるような、ないような接客。あなたはさっきまであった期待感が。どんどん萎んでいくのを感じる。
どんなに評判のいい店であっても、お客にとって、お店と接触する最後の4フィートでしくじってしまえば、たとえ宣伝広告で集客しても、意味がなくなってしまう。飲食業やサービス業にとって、売上に大きな影響を与えるのは、最後の4フィートでの好感度ということなのである」
(ホスピタリティ進化論 松坂健 参考)
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最後の4フィートは経営者や店長が思う以上に、大きなテーマなのです。私もこのような経験がたくさんあります。2度と行かないと心に決めた店もあります。この失望感は、トラウマとなってマイナスイメージで、悪い口コミで伝わってしまうのです。
たくさんの店の中から、たった一軒のあなたの店を選んでいただいたお客様です。
「店の第一印象は7秒で決まる!」のです。とびっきりの笑顔とキラキラ光線で、お客様をお迎えしましょう!