
昨年発刊した「会社も個人も最速で繁盛店を目指すならフランチャイズに加盟しよう!」の本を読まれた読書から、最近伸びている優良FCを紹介してほしいという異業種の社長から連絡が入ることがあります。
コロナ禍で、売上が低迷しているため、業種転換を考えている飲食企業は多いですね。そのため、FC本部と加盟希望者のコーディネートの仕事が最近多くなっています。
また、飲食企業の管理職が40代50代になると独立される方も多いので、低投資のFC本部を紹介することも増えています。
さて、この「管理職になったら読む本」の中に、人の成長を促す経験の大切さの章がありました。
「あなたの管理職としてのキャリアを振り返って、管理職としてのあなたの能力を変化させた出来事やエピソードを少なくとも3つ思い起こしてください。そのときにどんなことが起こりましたか。またそれを通して、何を学びましたか?」

私の場合は何が私を成長させたか?考えてみました。
1・20代前半で店長(ミスタードーナツ・ロッテリア)の経験(初めて人を管理する)
2・シズラーステーキハウス日本上陸1号店の店長・SVの経験(米国での研修)
3.不振店対策(25店舗)プロジェクトチームリーダー(赤字店対策)
4・ラインからスタッフへの移動(仕組みづくり)
4・営業本部長(120店舗)としても経験(管理する店舗・視野の変化)
5・25年間のコンサル経験(順調な時も逆境時も)
新しい仕事や新しいことにチャレンジすること、修羅場で人は成長すると思います。この本の中の「リーダーシップを磨くために必要な10視点」を紹介します。

1・自分の役割を考える
2・目標を設定する
3・キャリア的視点からリーダーシップを磨く
4・コミュニケーション能力を磨く
5・専門能力を磨く

6・よき仕事経験を積み上げる
7・人的ネットワークを構築する
8・よき行動は習慣化する
9・自分を知る
10・人間力を磨く
一つひとつの項目が、互いに関連し合いながら、リーダーとして成長することの「肥料」になります。
リーダーは自分で自分に肥料を与えることが大切ですね。