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カフェ・ド・クリエ日比谷通り内幸町店の実力店長(平井マネジャー)を取材して原稿を書き上げましたので、少し紹介します。
カフェ・ド・クリエは28年前、私が独立した時の一番最初のクライアント先で、1号店のスタートアップのサポートをさせていただきました。現在全国に200店展開しています。

スタッフが「しあわせ」だから、お客様も「しあわせ」になれる店!
カフェ・ド・クリエ 日比谷通り内幸町店 平井 陽子 マネジャー(54歳)

カフェ・ド・クリエのブランドコンセプトは「一杯のしあわせ」(a cup of happiness)。“一杯のしあわせ”からはじまる“たくさんのしあわせ”を、お客様にお届けするという想いが込められている。
 
今月は、MS(ミステリーショッパー)で何度も最優秀店舗賞を受賞し、改善努力賞などでも表彰されている平井陽子統括マネジャーにお話を伺った。

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売上好調、3つの要因

1.笑顔・挨拶・チームワークが抜群
平井マネジャーの店舗方針は、「お客様もスタッフも居心地が良い店」。お客様からも「働いている人たちが楽しそうだね」「みんな仲が良いね」とよく言われる。
お客様への笑顔率は90%。いつもスタッフどうしの笑顔を大切にしているから、お客様に対しても自然に笑顔になるのだ。(すばらしい!)

2.卓越した提供スピード
ビジネス街に立地するため速やかな提供が求められるが、オペレーションが非常にスムーズなので提供スピードが早い。ドリンクは30秒、フードは5分以内に提供している。

スタッフ
3.クオリティの高いフード
お客様に「おいしそう!」と言ってもらいたくて、全スタッフが盛り付けの美しさにこだわっている。もちろん味にも手際の良い提供にも、とことんこだわっている。そのためお客様から、「この店は他のカフェ・ド・クリエよりもおいしい」と言われる。


平井マネジャーの、ちょっといい話

銀座店のリニューアルオープン時、こんなことがあった。まだ新人スタッフばかりで、オーナー夫人の平井マネジャーは休みも少なく長時間働きづめの状態が続いていたのだが、一人のお客様から「この店はいいですね!」と言われたのだ。

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その人の職場も飲食店とのこと。「ここはスタッフが本当に楽しそうに働いていて、みんな仲が良いのが伝わってきます。僕の職場はギスギスしているけど、この店に来るといつも癒されます」と言われ、疲れが一気に吹き飛んだ。泣き出しそうになるほど嬉しかったという。お客様の言葉は、嘘偽りのない喜びに満ちていたのだ。(これぞ一杯のしあわせ、飲食店のすばらしさですね)!)
 
また、忙しすぎて太る暇もない平井マネジャーを心配した常連の女性のお客様から「ちゃんと寝てる? 食べてる?」と気遣われ、口の悪い男性客からは「そんなに痩せたら死んじゃうよ。元気出して!」と声をかけられるなど、多くのお客様が本当に親身になってくれた。銀座店がビルの建て替えで閉店した後も、この日比谷通り内幸町店に花束を持って来てくれたり、スタッフに会いに来てくれたりするお客様がたくさんいるのだ。

平井マネジャーがスタッフの成長に感動した話も紹介しよう。大学1年生の女性を採用したものの、素直だがとても不器用で、オペレーションが滞りそうな気配だった。フードを教えているタイミングで店が混んできたが、ここで平井マネジャーが手出しをしてはダメだと思い、もう1人のベテランスタッフと共にサポート役に徹して、この新人スタッフにフードの作業を続けさせた。

スタッフ集合写真
ピークタイムが過ぎた後、この新人スタッフは平井マネージャーに、「私のことを諦めず、作業を続けさせてくださってありがとうございました」と頭を下げた。先輩スタッフにもお礼を述べたという。それだけでも雇った甲斐があると思えたが、その後の彼女の努力が素晴らしかった。 

「レタスを買って、サンド用の10グラムを測る練習を家でしてきました」「クロワッサンとレタスとチーズを買ってクロワッサンサンドを作る練習をし、家族に食べてもらいました」などと、報告するようになったのだ。「本当にいい子だなと思いました。任されてやりきったから自信がついたのだと、実感しました」と、平井マネジャーは振り返る。