811Ul-IOnAL._SY466_
元モスフードサービスの専務、田村茂さんから新刊「変化対応力を高める『お役立ち』思考のすすめ」を送っていただきました。素晴らしい本でしたので紹介したいと思います。★★★★★
特に共感したのは、「風の人と土の人」の章です。

私もクライアント先に、新しい風(刺激)を起こしたいという想いで、30年間人材育成コンサルタントとしての仕事をして来ましたので、田村先生が説かれる「風の人と土の人」は大変興味深い話でしたので少し紹介したいと思います。

風の人・・・・リーダーの役割は風の人。会社、業界の最新情報、ホスピタリティの事例、他店の成功事例、繁盛店情報、最近の売れ筋情報、感動した本のことを、土の人(現場を守る店長・社員)に運びます。そして聴かせます。まさに「刺激」です。
良質な行動に駆り立てるきっかけになるような「刺激」の提供です。

私の店長セミナーでも月刊飲食店経営の連載「実力店長はここが違う」を講義で毎回紹介して解説していますが、店長の感想レポートから「毎回、全国の実力店長の成功事例は刺激になっています」と記載されているので、皆さんのお役に立っているかなと嬉しい気持ちになります。

logo
「土の人」がワクワクするような情報=刺激を運んであげることが「風の人」の役割です。「楽しい・嬉しい」情報の運び人になることが大切です。
「風の人」がその運びを怠ると、まさに土は腐ってしまいます(土の人のモチベーションが低下する)そのために、リーダー(SV・部長)である「風の人」は、常に情報をシャワーのように浴びて、自分の役割のカテゴリーに置き換えて、「土の人」の顔を思い浮かべながら、それぞれに合う刺激材料を用意する必要があります。情報をシャワーのように浴びるというのは、学びの機会を積極的に持つということです。

20190410054212
本を読むことも、異業種の方と会うことも、セミナーに出かけることも、他店視察に行くことも。普段の買い物すら学びの機会です。無駄なものは1つもありません。
まさにリーダーは刺激を与える人「モチベーションクリエイター」の役割を担っている人です。
「教育は刺激が最高のテキスト」なのです。

また「風の人」は、常に「土の人」に「関心=愛」を寄せてあげることも大事です。
「元気か〜?いつも心配しているぞ!気にかけているぞ!」これを、メールでも、電話でも、いつも心を通い合わせるマメな気配りが肝要です。それが頼りにされ、尊敬されるリーダーです。

Inside-terrace-7135
土の人・・・・・日夜現場で運営を担い、お客様接点の現場で一生懸命頑張っているマネージャーやスタッフを「土に人」と位置付けています。
どっちが良い悪い、立場が上とか下とかではありません。どちらも重要な役割を担っています。
良い土というのは、「水はけ」「水もち」が良く、堆肥のような有機物を多く含んでいる土です。
作物は土に根をはり成長します。

この土に水や酸素、養分(肥料)、太陽光線(光合成)などが欠けてしまうと作物の生育も悪くなり、枯死してしまいます。健康な作物は、健全な土に育ちます。

elly063B004
店長は店のリーダーです。私のセミナーでも店のスタッフが育つかどうかは、花(スタッフ)の絵を描いて説明しています。花が育つかどうかは、太陽(光合成)のような店長が、水やり(毎日のコミュニケーション)、土・肥料(社風・店風・チームワーク)で、花が咲くと解説しています。

私も教育とは「刺激」だと思って、これまで店長セミナーを行って来ました。
これからも「風の人」として、店長・SVのサポートをしていきたいと思います。