今週は中国飲食店経営者セミナー（大阪・東京）です。皆さん、熱心に質問も多く受講されています。
中国が不景気で昨年より、日本視察セミナーの参加人数が減っていますが、３０代、４０代の経営者が日本のチェーンストアのマネジメントを勉強したいと、上海・北京・成都、重慶などから来日されています。
私のセミナーの内容を少し紹介します。
１・商品開発は核商品づくり
★5割以上のお客が注文する核商品をつくる
チェーンストア志向外食業にとっての商品開発の狙いは、圧倒的な消費者
の支持を継続して受け続ける品目を作り上げること。
1番売れる品目は来店客の3割は注文している必要があり、2番目が2割、
3番目が1割という具合に上位3品目で来店客の 5割以上が注文している
のがあるべき人気店の形。
このような商品を「核商品」といい、チェーンストア経営における商品
開発とは核商品づくりのことである。
※ポピュラープライス……大多数のお客が気軽に買える売価帯の価格。
その値段を気にせず気軽に払える価格。
２・チェーンストアシステムの週管理（セブンイレブンの週単位主義）
日曜日 �（津晃紊琶弔瓩紳傘弖彁蚕颪噺�率表を作成
月曜日 ��朝9時全幹部（SV)に現時点の数表配布
午前中は会議で必ず数字が変化した成功例を詳しく紹介する
午後は現場側（SV）による本部への要望と依頼
火曜日 本部側がセクションごとに前日の情報をもとに新しい改善策を検討・調整
水曜日 午前中にSVに新資料を配布して説明
午後からSVは全店に移動し、巡回・指導
木・金曜日 SVが全店に新しい改善方法を説明
土・日曜日 全店全部門が新しい改善をプラスしてフル回転・稼ぎまくる
３・チェーンストアの三C主義
三C主義（企業文化のスローガン）
Competition（コンペティション）競争に勝つためには
Change（チェンジ）自ら変化し続けなければならない
Challenge（チャレンジ）そのためには、常に未知の分野に挑戦しなければならない
４・日本は長寿企業大国（世界一）
創業100年企業 37000社
200年以上 3150社
金剛組 1444年（世界最古の会社）
長寿企業の秘密
�ヾ覿藩�念が明確
��不易流行（本質を忘れずに新しく変化していく）
��社員を大切にしている
�だい涼罅�地域への貢献を実践している
�ゥ螢好�に備えている
��成長意欲が高く学び続けている
★「最もつよい者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるの
でもない。唯一生き残ることができるのは変化に対応できる者である。」
チャールズ・ダーウィン（進化論者）
