2006年01月

2006年01月31日

地域保健医療フォーラム

769b2d84.JPGフォーラム 





昨日、地域保健医療フォーラムに参加してきました。
なんと、稲城市歯科医会の代表で医療連携活動について、発表してきました。

昨年末に、依頼を受け、ああでもない、こうでもないといろいろ考えた挙句、なんとも簡潔すぎるような内容に落ち着きました。

あまりこういった場での発表という機会がないので、ちょっと緊張しましたが、なんとか無事終えることができました。

内容は、以前にも投稿した知的障害者更正施設の検診についてでしたが、施設の職員の方も出席していただき、うまく私の発表をフォローしていただけました。

午後、休診してしまったので、急患の方をお断りしてしまったことが、気になります。
やはり、開業医の基本は、標榜時間は、キチンと診療をするということにありますから、柄にもないことをあまりすべきではありませんね(と、いっても自分から希望した訳ではありませんが)。

と書きながら、今日は稲城市介護保険運営協議会で、午後の診療が4時からとなります。
誠に申し訳ありません。


fdo964 at 05:56|PermalinkComments(2)院外活動 

2006年01月30日

こんな物、見つけました  その1

b4f1dc88.jpgインターネットで、歯科関係をいろいろ検索すると、意外な物を発見します。
今日は、その第一弾。

ベルメゾンの通販ページでみつけたものです。説明文には、こうあります。

『水と空気でオーラルケア

歯周病菌が空気に弱いことに着目した、新発想のオーラルケア。水と同時にエアーミストをピンポイント噴射することで、歯周ポケットの奥まで空気を届け、口中を清潔にします。歯と歯ぐきに直接触れることがなく、やさしくケアできるのも特長です。歯ぐきや口臭が気になる方、喫煙をする方におすすめ』

歯周病菌が、空気に弱いというところに着目しているところは、なかなかやるな!と、いう感じなのですが、よ〜く読むと、歯周病が治るとは、一言も書いてありません。
あくまで、「オーラルケア」。
たしかに、写真を見ると、ノズルは、鼻の穴でもキツイ?と思われるほど太く、およそ歯周ポケットに空気が送り込めるとは思えない大きさ。

しかし、この説明文。ウッカリ読むと歯周病が治っちゃうような気にさせる名文です。


fdo964 at 06:14|PermalinkComments(2)雑感 

2006年01月29日

やっぱりゴールドはいい(のかな?)

004daf5f.jpg開業して13年も経つと、残念ながらそれなりに予後不良例(要するに、治療がうまくいかなかった例)が増えてきます。

今月に入って、うちで詰めた銀歯が取れたと2人の方がいらっしゃいました。お一人は11年前、もうお一人は10年前に治したところです。幸い、お二人ともいつ治療したかをお話したところ「よく、持ったわねー」と、言ってくださったのですが、やった本人としては、できれば一生持ってもらいたいと思っています。
今までのところ、最初から治療がキビシイ歯を別にすると、うちの詰め物が取れるということは、あまりありません(子どもさんのレジン充填は別ですが)。
それでも、年間にいくつかは、取れてきます。

しかし、さすがに一カ月に二つも取れてくると、考え込んでしまいます。そこで、ふと考えると、今までゴールドで修復した歯は、取れたことがありません。
以前も投稿したことがありますが、酸にもアルカリにも強く、適合性も良い、さらには磨耗の度合いも頃合と、ルックスを別にすれば、私はゴールドが大好きなのですが、こういった安心感も大きいのかもしれません。

ちなみに、イギリス大英博物館には、金で歯を治した跡がある、古代エジプトのミイラが保管されているそうです。どうやって治したのでしょうね?


fdo964 at 06:09|PermalinkComments(0)診療姿勢 

2006年01月28日

申し訳ありませんでした

昨日は、私の都合で、午後臨時休診いたしました。

ご予約の方にも変更をお願いし、ご迷惑をおかけしました。
この場を借りて、お詫びいたします。


fdo964 at 08:06|PermalinkComments(0)雑感 

2006年01月27日

入れ歯のお手入れも、お忘れなく

882b04c2.jpg2週間ほど前、ある総入れ歯の患者さんが、入れ歯が割れて来院されました。
その場ですぐ修理して、ふとハグキを見ると、真っ赤です。

たまに、入れ歯を使っている方で、ハグキが赤くなる方はいらっしゃるので、翌週、新しく入れ歯を作るための予約を取っていただき、その時に経過を診ようと思いました。
そして、先週来て頂いた時にハグキを見ると、やはり真っ赤です。しかも尋常な色ではありません。
自覚症状は、全くなく、本人は気づいていない状態です。アレルギーや、薬の副作用などを疑って、生活全般についていろいろ伺いましたが、特に問題はありません。

そこで、義歯洗浄剤を毎日使ってみていただくことにしました。
入れ歯自体は、綺麗に磨いてあり、一見問題なさそうなのですが、義歯洗浄剤の使用頻度が足りないのでは?と疑われたからです。

入れ歯は、目にみえない細かい穴が沢山空いており、ブラシによる清掃だけでは、雑菌が繁殖します。
一昨日、来院時には、見違えるように、綺麗になっていました。
ご本人も、「今までなんとなくムズムズした感じがあったんだけど、こんなものかな?と、思っていたのですよ。洗浄剤を使い始めてすぐにムズムズ感が消えたので、随分すっきりしました」と、笑顔でおっしゃいました。

入れ歯は、ブラシによる清掃だけでは、綺麗になりません。ご注意を。
ちなみに、写真はうちで販売している義歯洗浄剤。大学院で総義歯の勉強をしている友人が、「これが一番!」と言っていたので、迷わず取り扱いを決めました。


fdo964 at 05:14|PermalinkComments(0)診療紹介 

2006年01月26日

混乱の元

一昨日の、読売新聞に、ちょっと興味ある記事が掲載されていました。
ちょっと長いですが、引用します。

>5年前、妊婦向けの集団歯科検診を受け、「虫歯5本」と指摘された。
 1か月後、実家近くの歯科を受診すると今度は「1本」と言われ、その治療だけで済ませた。先生によって虫歯の本数が違うのは、なぜですか。(埼玉県朝霞市 主婦 長坂亜希子さん 30)



 東京医科歯科大教授で歯科総合診療部長の俣木志朗さんは「初期虫歯は見た目では判別が難しく、虫歯の定義にもあいまいな点がある」と言う。

 虫歯は、表面のエナメル質の軟化から始まる。白濁や茶、黒などの着色があっても、単に汚れの場合もある。唾液(だえき)や歯垢(しこう)があると見えにくく、奥歯の溝に沿って細く深く進んだ虫歯は見逃しやすい。学校検診など照明が不十分だと、なおさら診断の水準は下がる。

 そこで、鋭利な探針(たんしん)を用いて歯の硬さを確かめる「触診」が行われる。しかし、感触からの判断は、歯科医の経験に左右されるため、個人差が出ると言われる。また、探針は強く押すと、歯を傷つける危険が指摘される。このため日本学校歯科医会は2003年から、学校検診では視診を主とするよう指導、一般に使われていない。

 適切な歯磨きなどで経過を見る要観察歯(CO(シーオー))と、場合によっては治療が必要な初期虫歯(C1)の鑑別に「明確な線引きがない」(俣木さん)という問題もある。

 こうした中で、「レーザー診断」を導入する歯科医もいる。健康な歯質と虫歯菌により軟化した歯質のレーザー光線への反応の違いを数値化し診断の参考にする機器だ。利用する愛知学院大教授の千田彰さんは「歯垢や着色などの諸条件に左右されるので、これで診断するのではなく、一つの目安」と説明する。

 視診、触診、レーザー検査に加えて、エックス線写真も使われる虫歯診断。ほかにも重要な要素がある。虫歯菌や歯を修復してくれる唾液の性質や量、歯磨きや食事の習慣など、口内の状態には個人差が大きい。俣木さんは「総合的に危険度を見極めなければなりません」と語る。

 質問の長坂さんの場合、集団検診では着色など虫歯の疑いのある5本が「虫歯」とされ、実家近くの歯科では、治療が必要な1本だけが指摘された可能性が高そうだ。東京医科歯科大教授で虫歯学が専門の田上順次さんは「集団検診は歯に注意を促すための参考です。診療所を受診する際は、削る必要があるのか、適切な予防管理で修復可能なのか、よく聞いてみて下さい」とアドバイスしている。

 初期虫歯と再石灰化(さいせっかいか) 口内の細菌が、食べカスを取り入れて出す酸で、歯の表層が軟化し始める状態が虫歯の始まり。この段階なら、唾液の働きでカルシウムとリンが付着して歯を修復する「再石灰化」で、歯が元に戻る可能性がある。

(2006年1月24日 読売新聞)

私も検診で、むし歯を指摘すると、「昨日、歯医者でもう終わりと言われたばかりなんですが・・・?」と、訊かれることがあります。
患者さんは、どこを信じれば良いのか、本当に混乱するでしょう。
そもそも、むし歯の定義があいまいですし、治療の必要性も、歯科医師によってその基準が異なります。

しかも、「総合的に危険度を見極める」ことも、一見さんではとても難しいところがあります。

「どこで診ても同じ結果」になるような統一見解は、そもそも不可能というのが、医療のややこしいところです。




fdo964 at 19:44|PermalinkComments(0)診療姿勢 

初めて

昨日の午前中は、市の幼児検診でした。

寒いせいか、予定の人数よりも随分とすくなかったのですが、なぜか口を開けないお子さんが多い日でした。
かえって泣いてくれたほうが診やすいのですが、歯をくいしばり、頑強に抵抗します。

そのうちの一人を診るとき、いつものようにミラーを斜めに入れてお口を開いてもらおうとした途端、ガッチリ噛まれてしまいました。たいていは、噛んでもすぐにうまく口をあけられるのですが、その子は噛んだままビクともしません。
そのうち、「ミシッ」と音がしたので、ハブラシでこじあけてみると、ミラーにヒビが・・・。

歯科医師になって、19年。初めての経験でした。

割れなくて良かった・・・・・。


fdo964 at 05:26|PermalinkComments(0)院外活動 

2006年01月25日

タイミングの良い人、悪い人

不思議なことに、妙にタイミングの良い(悪い)人がいらっしゃいます。

昨日も、2年ぶりにふらっといらした患者さん。アポも取らず、結構遠くからおこしになるのですが、「入れ歯が割れちゃったんだけど、診てくれる?」

そんな時に限ってキャンセルがあり、まるでアポ通りのようにすぐに診療開始。
この方、いつもそうなんですね。きっとうちのことは「ヒマな歯医者だ」と、思われているのだろうな、と思います。

反対に、いつも予約時間通りに来ていただいているのに、いつもお待たせしてしまう方もいらっしゃいます。
また、そんな方を前回お待たせしてしまったからと、余裕を持った予約を入れると、キャンセルになったりと、うまくいかなかったりします。

このタイミングの良し悪し、実は初診の時から決まっているような気がします。
初めておこしになったときにお待たせしてしまった方は、おおむねお待たせしてしまう傾向があるように、感じるのですが・・・・・。


fdo964 at 02:37|PermalinkComments(0)雑感 

2006年01月24日

大活躍

46959657.JPG昨年の、浅草デンタルショーで発見した『ビィクルー450』という洗剤が、ここのところ、大活躍です。
今までは、サンプルを大事に大事に(でも、毎日)使っていたのですが、昨日の午前中に、注文しておいた徳用ボトルが6本届きました。これで心置きなくガンガン使えます。

気になっていた、壁の汚れや、待合室のイス、ユニット周りを昼休みに掃除していたら、あっという間に半分近くに減ってしまいました。

しかし、目に見えない院内感染対策と違って、ハッキリ違いが判るほど綺麗になっていくのは、快感です。
何はともあれ、まずは見た目が綺麗でなければ、感染対策も砂上の楼閣ですから・・・・。
(ちなみに、メーカーからは、何ももらっていませんよ)


fdo964 at 00:41|PermalinkComments(8)診療姿勢 

2006年01月23日

医療安全

昨日は、「日本歯科医療管理学会」主催の生涯研修セミナーに、出席してきました。

昨年は、診療室移転の準備で、セミナー出席回数が少し減ってしまっていました。そこで、今年はそれを挽回すべく、いろいろと出席する予定です。

昨日のセミナーの内容は、とても勉強になるものだったのですが、私の心に残ったのは、司会の先生の、講演前のお話です。

今年の4月に、保険制度の見直しと、診療報酬の改定が予定されていますが、国の今後の方針として、医療安全が重要視されるそうです。
つまり、院内感染対策の指針、マニュアル、報告などが、今以上に厳しくなるそうです。

開業以来、ずっと院内感染対策のレベルアップに取り組んできていますが、きっとそれが評価してもらえる日がくるのでは?と、気持ちが明るくなりました。

患者さんには見えず、スタッフの仕事は増え、経費はかかり、器材は壊れるといった、労が多く地道な部分ですが、とても大切なことです。
今後も、さらなるレベルアップを目指します(すでに、新しい案が進行中です)。


fdo964 at 06:00|PermalinkComments(4)診療姿勢