2006年03月
2006年03月31日
いったい、どうしたのでしょうか?
私のブログには、訪問者の数を表記する、いわゆるカウンターが付いていませんが(付け方が解らないので)、管理ページで自分だけは解るようになっています。先ほど、昨日の訪問者数をみたところ、なんと154件(!)ものアクセスがありました。
ビックリです。
今まで、100件を越えた日などなかったのに、いきなりこの数字。
いったい、何があったのかしら?
口コミでしょうか?
開業して以来、同じような経験が一つだけあります。
それは、一ヶ月の来院患者さんの数です。
開業してから、毎月少しずつ増えていたある時、いきなりドーンと増えたことがありました。
このときは、スタッフの数を増やした直後で、うちの一日に診療可能な患者さんのキャパが増えたこともあったので、原因は分かりましたが、今回のこの増加ぶりは、原因不明です。
いったいどうしたのでしょうか?
うれしい反面、なんかコワイ・・・・。
儲ける
我々医療関係者は、私も含めて、どうも「儲ける」という言葉に対して、アレルギーがある傾向にある気がします。以前、ある経営コンサルタントの方とお話していても、「医療関係の方に、お金の話や、儲けの話をすると、とっても嫌がられる」と言っていました。
どうしても、「儲け=乱診・乱療」といった図式がどこかにあるのでしょう。
私も、診療室移転時に数人の患者さんから「先生、儲かったねー」などと言われると、ちょっと不快な気持ちになりました。
しかし、先日、ある対談CDを聞いていたところ、「仕事というものは、儲けるのが基本。しかし、儲けることが目標ではいけない。そもそも仕事は、自分の自己表現、または存在確立のためにするもので、そのためにはお金が必要。社会に自分が役立つためのお金をちょっと頂くという感覚が大切」と、いう言葉が心に残りました。
昨年、診療室移転を実行してみて一番良かったと思えることは、私の予想以上に来院者の皆さんが喜んでくれたことです。
「綺麗ですね」「落ち着きますね」と、言われ、「これなら、もっと来ようという気になります」などと聞くと、私の信条である歯科健康創造空間へちょっとでも近づけたのかなと嬉しくなります。これも多少なりとも、儲かったからできたことです。
そして、そういった言葉をかけていただくと、思い切って移転して良かったなと、思いますし、(それほどでもありませんが)儲かって良かったなと思います。
そして、これからも儲かった分を、診療内容の向上へ投資していきます。
2006年03月30日
皆様、ありがとうございます
8人の方にコメントいただきましたが、昨日のアクセス数は95だったので、全員の方がコメントを入れていたらと考えると・・・・。
でも、私としては、全てにお答えするつもりでおりました。
そして、昨日は介護保険講習会の後に、いつもの場所へ。
なんと、一周年のお祝いに、素晴らしい一杯をご馳走になりました。
めったに(と、いうか、まず)呑めない逸品です。
こういったお酒をいただくと、「趣味は酒!」と、堂々と言える気がします。
感動的な美味しさです。
ありがとうございました。
呑めない方には申し訳ありませんが、この世に「酒」を生み出してくれた先人にも感謝です。
介護保険講習会
市の福祉部の課長・課長補佐・歯科衛生士さんを講師として行っている講習会で、3回目です。
この4月から、新予防給付が入り、その3本柱として、「運動器の向上」、「栄養改善」、「口腔機能の向上」があげられています。
ところが、この予防給付における診査・評価は、歯科医師ではなく、「医師」がすることになっています。
そこで、我々歯科医師も、もっと介護保険について勉強し、医師だけでなく、ケアマネや、保健師などの現場の方に、もっと口腔のことを知ってもらい、また、どういったことが口腔機能の向上につながるのかを、アドバイスできるようにする、と、いうのが、昨日の勉強会のメインでした。
先日、在宅診療をしている先輩の話を聴く機会がありました。
その中で、あるキザミ食しか食べることができなかった患者さんが、お口のケアをしたことで、普通食が食べられるようになったとき、こうおっしゃったそうです。
「噛んで食べるって、生きているって感じがする。」
歯科医師の、使命の一端を感じさせる言葉です。
2006年03月29日
一周年&お願い
今日で、このブログを始めてちょうど一年になります。正確には、28日に始めたのですが、パソコン音痴のため、セッティングに手間取っているうちに日付が変わってしまいました。
前途多難と思われたのですが、慣れてくると生活習慣となり、しかも、なかなか楽しいものです。
これで489投稿目になりますが、お陰さまでアクセス数も増えてきています。
ところで、これをご覧になった方にお願いです。
差し支えなかったら、簡単にコメントをいただけませんでしょうか?
実は、今後のこのブログを、どういう内容にすべきか迷っているところがあります。
もしくは、「見てるよ」とのコメントのみでも結構ですし、リクエストがあれば助かります。
宜しくお願いいたします。
2006年03月28日
2006年03月27日
現在の診療スタイルへのキッカケ
当時の東京都での歯科医院の新規開業のスタイルは、ユニット3台が主流で、5台分を、最初から確保していると友人に話すと「強気だね〜」と、言われたものです。
しかし、この5台という数は、私の目標からどうしても必要と思われた数だったのです。
治療に2台、メンテナンス(お手入れ)に3台。そういった体制を作り上げていくことを、明確な目標として持っていました。
その目標のキッカケは、ある高名な大学教授の話を聞いたことです。
その先生は、一人の患者さんに対する責任として、「ゆりかごから墓場まで」をもじったのでしょうが、「乳歯の小さなむし歯から、総入れ歯まで」患者さんと向き合うと仰いました。
周りの友人は、「さすが」という感じで聞いていましたが、私は、「そんなバカな」と思いました。
むし歯を完璧に治せば、虫歯が原因で、抜歯にはなりません。ましてや、総入れ歯などになるということは、自分に治療能力がないことを公言しているようなものです。
しかし、そうはいっても、残念ながら完璧な治療法など存在しません。完璧な治療方法がない以上、大切なのは、リスク(危険度)軽減です。
悪くなってから治療することを繰り返しているようでは、この教授が話ししていたように、やがては入れ歯になります。しかし、悪くなるリスクを減らせれば、入れ歯になる確率はグッと下がります。
ただ残念ながら、お口の中は放っておいても悪くならないなどということは、ありえません。
絶えず、お手入れが要求され、それがリスクを減らします。
うちの、お手入れ重視のスタイルは、こういった経緯で作られてきました。
2006年03月26日
自己責任の時代 (その1)
この4月からの保険改訂に伴う話題が、あちこちのブログやHPで、でています。怒りや呆れ、戸惑いなど様々ですが、しかし、私としては、保険の原点に戻ったとも言えるかもしれないと、考えています。
歴史的に、医療制度というものを、多数の人が安く医療を受けられる制度として捉え、追ってみると、今まで何度か破綻しております。
もともとお金持ちや、貴族、武士階級しか医療にかかれなかった時代から、明治時代になると救療活動といって、一部の個人や団体が、慈善事業として貧しい人に医療を提供しようという活動がでてきました。しかし、これは、あっという間に破綻しました。ほとんど「焼け石に水」だったようですが、考えてみれば、そんなにたくさんのお金を出せる個人も団体もそうそうありません。
次に、明治後期になって、鈴木梅四郎という人が、「軽費診療所」というものを考案しました。これは、ようするに、医療の薄利多売です。しかし、これも結局消滅してしまいました。やはり、基本的には、医療も営利事業ですから、いくら安くといっても、限界があります。鈴木梅四郎という方は、医者ではなかったのですが、商売として成り立たなかったようです。
自己責任の時代 (その2)
そこで、広く沢山の人からお金を集めて、お金のない人でも医療を受けられるようにというのが、乱暴なようですが「保険」の根幹です。慈善事業としてもダメ、軽費診療もダメとなると、健康な人も病気の人も、とにかく皆がお金を出し合って、そのお金をプールし、病気になった人に分け与える「相互扶助」という形しかありません。
要は、医療の社会化(広く、沢山の人が受けられる)には、その財源をどうするかがネックになってくるわけです。
そんな経緯がある訳ですから、その内容は、どうしても疾病保険ということになってきます。つまり、「病気の治療」のみ、保険で面倒をみましょうというスタンスです。
歯科においては、むし歯や歯周病に「なってから」保険でカバーしてくれるわけです。
ですから、昨今の予防歯科というもの(歯周病対策の定期健診を含めて)は、もともと保険ではカバーするべきものではなかったということに、なってしまうかもしれません。