ふじもと歯科診療室BLOG

東京都稲城市の歯科医師の日記 

2006年05月

やっぱり、危ない年齢

5a8040f3.jpg先日、18歳の男性が歯の裏側が欠けたということで、初診でいらっしゃいました。
よくある主訴なので、たいして気にも留めずお口の中を見ると、なんと・・・・!

一本も、むし歯治療の跡がありません!
歯の欠けたところだけが、むし歯になっています。

あ〜〜〜〜〜〜〜、勿体ない!

「たられば」は、医療関係者には禁物ですが、もし、彼が中学生・高校生のころに定期健診&お手入れに通っていたら、むし歯ゼロの完璧な状態なのに・・・・。

と、残念がっているのは、私だけだったようで、当の本人は、これから始まる歯医者通いが、嫌だな〜と、いう感じでした。

こういうときに、とても残念な気持ちになります。

中高生の皆さん、ぜひぜひ、お口のお手入れを怠らないよう、気をつけて!

診療室では、綺麗好き

5069417a.jpgうちの診療室が、他所に負けない点を挙げろと言われたら、「掃除が行き届いているところ」と、言えると自分では思っています。
メンバーも、空き時間がちょっとでもあると、私が掃除を始めてしまうので、今では何も言わなくても、暇さえあれば掃除する習慣が、うちの文化として定着した感があります。

たまたま先日、新しく入ったメンバーに「先生って、自宅も掃除しているんですか?」と訊かれましたが、私の動物占いは、部屋が汚いライオンです。
今朝も、自分で部屋の掃除をした後、妻が私の部屋に入ってくるなり「たまには、掃除したら?」と言われました。さらに、一昨日、車検から上がった車を取りにいったところ、社長に「藤本さん、ちゃんと車、洗ってます?」と訊かれ、「洗ってますよ!」と答えたところ、「良いものあります。あげますよ。」と言われ、拭取り簡単ワックスをプレゼントされました。

自分では、ちゃんと綺麗にしているつもりなんですが・・・・。

EBMでは、ないけれど   その2

22e5cb5e.jpgうちでは、インレーやクラウンといった、いわゆる詰め物・被せ物を着けるとき、あまり患者さんに具合を訊きません。
おおむね、私が良いと思ったところで、着けてしまいます。

勤務医だったころ、いちいち患者さんに「どうですか?高く感じますか?キツクないですか?」などと訊きながら調整することに、違和感がありました(もちろん、今でもまったく訊かないわけではありませんが)。
実際、患者さんが噛み合わせなどに全く問題を感じていなくても、たとえば顎の関節のためとか、肩こりを直すためなどと称して、噛み合わせをいじる歯科医師がいるくらいですから、患者さんの感覚は、当てにならない場合もあるわけです。

型を採って3日もすると、歯の位置は若干動くと言われています。髪の毛一本入っただけでも識別するお口の中で、そのちょっとした動きを補正するには、患者さんの感覚だけでは心もとないと思っていますし、最終的なかみ合わせは、歯科医師側が周りとの調和を考慮して決めるべきと考えています。
ですから、着けた直後は、違和感が残る場合があります。

ところで、そういった違和感は、なぜか2〜3時間後に消えるのですね。
患者さんに訊くと、ほとんどの方がそう仰います。
原則的に、うちではセット後、もう一度確認のために来院してもらうことが多いのですが、その際に具合を伺います。そういったインタビューの積み重ねから出てきた数字が3時間なんです(もしかすると、ちゃんと理論的にも説明できる歯科医師がいるかもしれませんが・・・・)。

ですから、医学的根拠は良く解らない、経験則による数字なのですが、これが意外に当たりますし、この時間を過ぎても違和感が残る場合には、たいてい金属の表面に不要なあたりが出ている場合が多いようです。

持ち味

82d6320e.jpg私が以前勤務していた歯科医院の持ち味は、「早い診療・短い通院期間」だったように思います。
歯科医師が多い時で6人ほどいましたので、大抵の急患の方には対応できましたし、初回からすぐに診療に入れました。
忙しいビジネスマンだらけのオフィス街でしたから、通院回数が少ないというのは、大きな「ウリ」だったと思います。
ある時、父の友人が偶然受診なさいましたが、受診動機は「早く治療を済ませてくれると聴いたから」でした。

そんな中、勤務医の中で一人だけ「時間がかかり・長い通院期間」を要する治療をしていた私のところには、初めのころ苦情が来たようです。
勤務先の院長は、それについて、一切の小言を言わず、私の好きなようにやらせてくれましたが、そのうちにそういった苦情もなくなったようです。

当時の受付の担当者が言っていたのですが、患者さんが来院なさったとき、その雰囲気で誰が担当している患者さんなのかが、すぐ解ったそうです。
6人、それぞれの持ち味があり、それと合う人が通院してくれているわけです。

稲城市も歯科医院が随分と増えてきましたが、それぞれ持ち味があります。
どこが良い・悪いではなく、相性も含めてその持ち味を生かしていただければと思います。

行ってはいけない病院

03fe681d.jpg昨日読んだ本です。
ある人に勧められて読んだのですが、当たり前といえば、当たり前の内容。しかし、当たり前のことを当たり前にこなす難しさは、毎日思い知らされているので、自分に当てはめながら読んでみました。

著者が医者であるために、医療サイドの人間が読むと、当たり前なのかもしれませんが、もしかすると、一般の方には新鮮かもしれません。

私が参考になったのは、『平時から「自分がなる病気」を予測しておく』と、いうところです。

日頃の不摂生もあり、私の体は、かなりあちこちガタがきてそうで、健康と胸を張って言えるのは、歯とハグキだけなので・・・・。

ブランド好き

d4093f90.gif歯科の世界にも、いわゆる「ブランド」があります。
多種多様な器材がある中で、それぞれに、これを使うんだったらこれ!と、いう物があり、歯科医師同士で器材についての話題になって、「どこの物を使ってる?」と訊かれたときに「○△×」と、答えると、「ほほぉーっ!(やるな)」となるわけです。

患者さんには、まったく関係のない話でしょうが、学会や勉強会などで知らない先生とお話する際、その先生がどれくらい仕事好きか?と、いう一つの指標にもなります(と、私が勝手に考えているだけなんですが)。

ただ、ファッションなどと同じように、やはりブランド物は、それなりの価格です。おいそれと、気安く買うわけにもいきません。
以前、うちの経理士さんが驚いたのも、多分私がこういったブランド物ばかり購入するせいでしょう。

しかし、良い物って、やっぱり仕事もやりやすいし、気持ちが良いんですよね〜。

勘違い

5b2bc34f.jpg小さい頃から、飛行機や、バイク、車が大好きで、今でもそういう関係の書籍をよく読みます。
そして、先日発売になったばかりの、この本。意外に知らなかったことが満載で、「ほぉ〜」「へぇ〜」の連続です。

しかし、これって結構歯科でもありがちだったりして・・・・。
意外に患者さんが良かれと思ってやっていることが、逆効果なことって、多いんですよね。

例えば、知覚過敏をおこしている歯を、ハミガキ粉をタップリつけた硬めのハブラシでゴシゴシ磨く、なんていうのも、そうです。

これからしばらく、このあたりを意識して、話をいくつか溜めておこうかと考えています。

医食同源

76cad534.JPG先日見学に伺った歯科医院は、スタッフが交代で昼食を作るという試みを続けています。
しかも、その昼食が普通じゃない、普通なんですね。

つまり、別に凝ったメニューではないのですが、その素材や、調理方法に対するこだわりが普通じゃないのです。

むし歯予防のために、甘いものは控えましょうという言葉は、私が子どものころから聴かされていますが(すくなくとも40年程度)、では、何を食べたら良いのかというアドバイスは、あまり聴いたことがありません。
残念ながら、うちの診療室もそこまでのアドバイスはできません。先日、見学した歯科医院では、スタッフがそういったアドバイスができるようにという願いから、昼食作りを始められたそうです。

以前所属していた勉強会の先生の中には、管理栄養士さんを雇用して、患者さんに食餌指導をしているところもありました。その先生方の熱意は素晴らしいとは思いましたが、私が聴いたところ、その内容は決して楽しいものではなさそうでした。

やはり、食事は、美味しく、そして楽しく頂かなければ!
さらに、それが健康に結びつくように!

と、言うわけで、ささやかながら、お米の勉強から始めてみます。
ちなみに、写真は私が見学の際にお呼ばれしたお昼ご飯。
とても美味しく、また皆でワイワイ言いながらの食事の楽しいこと!

ハグキと一緒、か?

070e3e05.JPG暖かくなって、草木の伸びる時期になりましたね。
今年は、雨も多く、条件が良いのかもしれませんが、うちの植栽は、いつのまにか雑草だらけです。
なんだか、雑草がでてきたな〜と、思っていたら、それこそあっという間ですね。
せっかく綺麗になっていたのに、油断すると簡単に汚くなるのを見ていると、ハグキと同じだなと感じるのは職業病でしょうか?

毎朝、見るたびにお手入れしなきゃ、と思いますが、なかなか・・・・・・。
で、これって、歯医者に行かなきゃとは思っているんだけど、なかなか・・・と、いうのと同じでしょうか?

エネルギーは伝染する、のか?

1aa18520.gif最近、他所の歯科医院の見学が続きました。
ここ数年、首都圏では、歯科医院も乱立状態で、繁盛医院と、そうでない医院との二極化が言われています。

そういった状況の中での繁盛歯科医院の見学は、自分にとってプラスになることが多く、非常に勉強になります。
やはり、自分が院長として歯科医院をやっていくのであれば、多くの患者さんに支持されたいですし、それなりに社会に貢献したい気持ちもありますし。

ところで、繁盛歯科医院に共通することの一つに、そこの院長のエネルギッシュな行動振りが挙げられます。
いったい、いつ寝ているのか?いつ休んでいるのか?と、思えるほど、多くの課題を次々とこなし、医院を運営なさっているのです。
そして、そういった先生方とお話すると、必ず数日間は、こちらも体にエネルギーが満ち溢れる感があります(数日間というのが、悲しいことに、私の能力なのですが・・・)。

いわゆる「気」を貰った感じとでも言いましょうか。
そして、そんな時は、患者さんの具合もなぜか妙に治療効果が上がり、自分の診療室のメンバーの動きや雰囲気も良くなります。

やはり、エネルギーは伝染するのでしょうか?
願わくば、自分が常にエネルギーを周りに伝染できる存在になりたいものです。
livedoor プロフィール

fdo964

Profile
藤本 卓
東京都稲城市の歯医者、藤本 卓(たく)です。
出身地を訊かれると、とっても困る小学校5つ、中学校4つを渡り歩いた自称「転校王」。
「ここにきて良かった」と患者さんに言っていただけることを目標に、日々診療に取り組んでおります。
趣味は、仕事と読書と酒&パイプ。

好きな言葉が「真理は常に少数派とともにあり」の天邪鬼。

昭和38年1月 生まれ
昭和62年3月 東京歯科大学卒業
平成5年10月 稲城市にて開業
平成17年9月 現在地へ移転

日本歯周病学会会員
日本ヘルスケア歯科研究会会員
日本障害者歯科学会会員
日本臨床歯周療法集談会会員
総武臨床研究会会員
口腔感染症懇話会会員
南多摩予防歯科研究会会長
八南歯科医師会稲城支部支部長
稲城歯科医会会長

ふじもと歯科診療室
東京都稲城市東長沼3103-12
(京王稲城駅徒歩1分)

電話 042−378−7105
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