2006年07月

2006年07月31日

おおっ!!!

70bb01ec.gif昨日のセミナーについて、今日のお昼に早速ミーティング。とは、言っても私は「介護保険運営委員会」で市役所にでかけていたため、最後にちょこっとだけ参加したので、皆がどんな話をしたのかは、すべてはわかりません。

しかし!
さきほど診療が終了し、ふとテーブルを見ると、お勧め書籍(昨日のセミナーででてきた)として置いておいた本が、なくなっています。どうやら、早番のメンバーが持って帰った模様。さらに、お勧めDVDも「お借りしま〜す」と、持って帰ってくれました。

ううううううぅ、うれしい!!


fdo964 at 18:52|PermalinkComments(2)雑感 

総合力

d02da1bf.jpg昨日は、メンバー(スタッフ)全員で、「スーパースタッフ育成セミナー」に出席してきました。
セミナーから、皆がどのような刺激を受け、変わってくるのか楽しみですが、それ以前に、全員出席というところが、うれしいところです。
折角の休みにまで、勉強に狩り出され、しかも、うちは子持ちのメンバーが多いので、出席するためには、ご家族の協力が必須です。

いくら、セミナーに参加する意欲があっても、それを実行できる環境を維持しなければ、実践はできません。仕事を円滑にし、しかも楽しく携わるには、家庭円満がなによりも大切。

結局のところ、セミナー参加などを可能にするメンバー個々の普段の姿勢が問われるわけで、仕事だけでなく、そういった総合力が医院のレベルをも左右するのでしょうね。(要は、うちのメンバー自慢なんですが・・・)


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fdo964 at 05:06|PermalinkComments(0)院外活動 

2006年07月30日

似顔絵名刺

2ea7241d.JPGうちの診療室のメンバー全員の名刺を作りました。似顔絵名刺にしたのですが、似てる、似てないは別にして、これを出すと、たいていの人は、笑ってくれますし、そこからちょっとした話のキッカケにもなります。
自分の分は、去年から使っていたのですが、HP開設を期に、メンバー全員の分も含めて新規で作ってもらいました。

これからは、メンバー(スタッフ)にも、積極的にもっといろいろなセミナーに出てもらいたいし、他の歯科医院見学にも行ってもらいたい。そして、そういったときに、名刺がないというのは、寂しいものなので、是非この名刺を活用して、交流を深め、レベルアップしてほしい。
と、いう私の願いも込めて作りました。

早速今日、全員でセミナー出席です。
役に立ってくれると良いんですが・・・・。


fdo964 at 01:55|PermalinkComments(0)診療姿勢 

2006年07月29日

マル未請求

ef44b074.jpgときたま、型を採って技工物を製作したにも関わらず、来院が途絶えてしまう患者さんがいらっしゃいます。そういった場合には、マル未請求といって、規定の製作料を保険請求することができます。
今年の保険改定では、このあたりの規定が、ころころ変わり、現場を困惑させましたが、いくら請求できるとはいっても、その金額では赤字ですし、なによりも折角もう少しのところで治療完了だったのに、という思いが強く残ります。

しかし、もっとも困るのは、型を採ってからしばらくたってから来院され、出来上がっている物が全く合わない状態になっている場合です。この場合、削りなおし、型を再び採り、技工士さんに再度製作してもらうその行程の全てがこちらの自腹になります(技工料金が再度かかりますし)。

型を採ったら、最後まで、お忘れなく!(と、いっても、うちの場合、そんな患者さんは、年に1〜2人くらいですが・・・)


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fdo964 at 00:29|PermalinkComments(0)雑感 

2006年07月28日

ストレス社会

4a644c0f.jpg歯科の疾患といえば、ほとんどがむし歯と歯周病に起因するもので、内科をはじめとする一般医科に比べれば、病名の診断をくだすのには、それほど迷うことは少ない・・・・。

はずだったのですが、ここ最近、本当にその病名診断にすら悩む患者さんが増えてきている感があります。
お口の中を覗いても問題なし。レントゲンでも問題なし。どういう状況で症状がでるのか伺っても、規則性なし。しかし、触ったり、温度診では問題あり。

どうも、就寝時のブラキシズム(歯軋りや食いしばり)が原因としか考えられないのですが、断定もできない。
この「ブラキシズム」。
ほとんどの人が、程度の差こそあれ、やっているようなのですが、ストレスがその程度に関係するとも言われています。

そういった患者さんが増えているということは、社会状況の反映でしょうか。


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fdo964 at 05:55|PermalinkComments(0)雑感 

2006年07月27日

むし歯のお国比較

38acc9a7.jpg世界一、むし歯が少ない国は、どこかご存知ですか?
実は、アフリカのガーナ共和国なんだそうです。カカオの産地で有名ですから、なんとなくチョコレートのイメージが強く、ちょっと意外な感じですよね。

どれくらい少ないのかというと、12歳児の平均むし歯本数が、0.1本。
日本は、2.44本(平成11年)ですので、ガーナ人のむし歯の本数は、日本人の20分の一以下です!
キシリトールで有名になったフィンランドでさえ、1.1本ですから、いかにガーナの数値が凄いかは、おわかりいただけるでしょう。
ちなみに、むし歯の少ない国は、他に、ナイジュリア:0.5本、インド:0.9本、イギリス:0.9本、オーストラリア:0.8本などがあります。

ところで、一番むし歯が多い国をさがしたところ、ルーマニア:7.3本ということでした。
これもまた、スゴイ・・・・・。


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fdo964 at 05:04|PermalinkComments(0)豆知識 

2006年07月26日

できるんでしょうか?

df6bcdc9.jpgこんな記事を見つけました(また、ちょっと長いのですが)。

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<中医協>医師の技量で診療報酬に差 次期改定へ提案目指す

 厚生労働相の諮問機関、中央社会保険医療協議会(中医協)は今月末から、医師の技能に応じて診療報酬にランクをつける検討を始める。手術のうまい医師の収入をアップさせる競争原理の導入で、個々の能力を高めるのが狙い。次期診療報酬改定(08年度)への提案を目指すが、医師側には能力評価への拒否反応が強く、どのように、どこまで差をつけられるかなどが課題になる。
 医療技術を診療報酬で評価するため、従来は手術件数の多い医療機関に報酬を上乗せしていたが、「手術件数と治療成績の因果関係が不明」として、06年度の改定でいったん廃止された。このため、中医協は31日「手術に係る施設基準等調査分科会」を設置し、医療機関の手術数と成績に関するデータをそろえて検証をスタートさせる。
 これを機に、「技術をもつ医師は個人としても評価されるべきだ」という考えの厚労省は、医療機関の手術数だけでなく、医師個人の手術数と治療成績の関係も分科会で調べることにした。
 現行の診療報酬は、医師の技量にかかわらず一律で、これが能力向上を妨げているほか、腕のいい医師に謝礼を払う慣行がなくならず、医療費の不透明さを招いてい
る、との指摘がある。
 同省は、初・再診料や手術料に医師の技術次第で差をつけ、最高と最低の医師では、手術料の差が2倍程度となるよう設定したい考えだ。
 しかし、評価を受ける医師側には反対論が根強くある。日本医師会は学問的な観点からの評価は容認しているが、腕によって報酬に差をつけることについては「数を稼ぐ目的での手術の乱発もおこりうる。医師に点数までつけるのはどうか」と慎重な姿勢を崩していない。
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ついに、こんな発想が出てきましたか。
ま、誰がやっても同じ値段というのが、保険の良いところでもあり、悪いところでもあるのですが、いっそのこと、自己申告制にして、自信のある人は高く、ない人は安くなんてのはどうでしょうか?

しかし、自己評価の厳しい人ほど安く設定しそうですから、高ければ上手とは限らないでしょうが・・・・。


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2006年07月25日

こ・こわい・・・・

ca0b2d21.jpgちょっと前に知り合いに勧められた本。眼科の話ではありますが、きっとそのまま歯科にもあてはまると思います。

実は、私自身、眼科と耳鼻科は幼いころから「超」怖いところで、できれば一生お世話にはなりたくない(歯科に関しても、一生お世話になりたくないという方々も多いと思いますが)ところ。なにしろ、目薬もうまく点せないので、このマンガと同じようなやり方をしているくらいですから・・・・。

しかし、改めて患者さんの気持ちを慮る必要性を感じさせられました。
歯科に関しては、考えているつもりでも「慣れ」からくる建前だけになっているかもしれません。なにしろ、このマンガを読んでいる間中、自分がこうなったらどうしようという気持ちでホント恐かったですから・・・・・。

もし、こんな思いで診療室にいらっしゃっている方がいたとき、果たして私の対応は安心できるものなのか?

かなり反省させられました。


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fdo964 at 00:09|PermalinkComments(0)雑感 

2006年07月24日

夏休み(昨年と一緒)

ff78d1ce.jpg夏休みに入りました。

例年そうなのですが、この時期は、治療にとても気を遣います(いつも、遣っていないわけではありませんが)。
その理由は、帰省や旅行の予定で予約が先になったりするからです。

来週には、次のステップの処置に入ろうとこちらが思っていても、「ちょっとしばらく来れないんですけど・・・」などと言われると、その間に問題がおきにくいような処置が必要です。
毎回、「何か、ご予定はありますか?」という質問が、この時期の定番です。

また、小さなお子さんをお持ちのお母さん方も、なかなか時間が取れません。
「次回は、9月からにして欲しい」と、言われることもあります。

さらに意外なことに、子ども達も塾や、部活の合宿、帰省などでなかなかスケジュール調整が大変です。

冬休みと同様に、普段の生活リズムが変わる時期は、こういった難しさがあります。



fdo964 at 00:57|PermalinkComments(0)診療姿勢 

存在価値

e95589a6.jpgもう、10年以上前になりますが、勉強会で仲良くなった先生が、ある時発表の中で、こんなことを言いました。
「自分は、開業するまでに真剣に勉強してきたし、腕にも自信がある。しかし、いざ開業してみると、患者さんはなかなか自分のことを分かってくれない。スタッフも思うように働いてくれない。自分の何が悪いのかを考えているうちに、自分の医院の存在価値を見つめなおすようになった。」

それまで、私自身、自分の診療室の存在価値などという発想がなかったので、新鮮な驚きを感じるとともに、真剣に考えました。
そして、それまでは、「こういう診療をしたい」、「患者さんにこう思ってもらいたい」といった自分軸の発想しかなかったことに気づきました。しかし、存在価値というものは、自分ではなく、周囲が決めることで、自分がこうしたいというのは、ひとりよがりの発想になり勝ちです。

自分の診療室の存在価値は、どこにあるのか?
開業医として、常に忘れてはいけない発想だと考えています。

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fdo964 at 00:21|PermalinkComments(0)診療姿勢