ふじもと歯科診療室BLOG

東京都稲城市の歯科医師の日記 

2006年10月

意外でしょうが・・・

毎日毎日、同じことを患者さんにお話するのですが、その中でもいつも「へぇ〜」と、いう反応が返ってくるお話を一つ。

詰め物や被せ物が外れた、というトラブルを抱えた患者さんは、毎日のようにいらっしゃいます。
そんな時、どういった状況で外れたか?ということが、その後の治療の参考になります。食事中、ハミガキ時、しゃべっている(歌っている)時など、その状況は様々ですが、それが歯の状況を把握するのにとても重要なわけです。

ところで、食べている最中に外れたとき、患者さんの10人のうち9人の方が、「固いものを食べたわけじゃないんですが・・・・」と、おっしゃいます。
私の経験上、食べている最中に取れた場合、その食べ物は、パンが最も多いようです。それをお話すると、皆さんホント意外そう。私が先回りして、「パンでも食べてて外れたんですか?」と伺うと、ほとんどの場合、当たり!です。ちなみに、パンといっても、フランスパンのような固いモノでなく、食パンなどでも結構外れてきます。
また、食事中に起こるトラブルに、噛んだら痛くなったというのも挙げられます。特に、歯周病で歯の支えが弱っている場合に、よく起きます。

ちなみに、うちでのトラブル誘発食品のランキングは、
1位  パン
2位  焼き鳥(その種類に関係なく)
3位  ニラ(ニラレバ炒めのニラです)
4位  するめ
5位  ビーフジャーキー
といった、ところでしょうか?
おせんべいやピーナッツのようなものは、ランキング入りしません。

パンが最も多いというのは、皆さん意外なようで、毎日のように患者さんにお話ししていますが「へぇ〜?!」という返事が返ってきます。

新たな発見

ca4722ef.JPG昨日の日曜日は、メンバー全員とともに、あるセミナーに出席してきました。

昨年も、同じ講師の方のセミナーに全員で出席し、さらに私は一人で今年の2月にも出席したので、これでお話を聴くのは3回目。
メンバーの皆がどう感じたのかは、また後日ミーティングを行いますが、とにかく私にとっては、新しい発見があり、つくづく、「人の話を聴く」という行為について考えさせられました。

今回のセミナーの話の内容は、以前とは、若干異なるのですが、基本はブレていない、同じポイントに絞ったお話ですから、以前にも当然聴いたはず。
しかし、2回目もそうでしたが、新たな発見があるのです。

単に忘れているのか、自分の考えが変わってきていて、心に残る部分が変化してきているのかは、わかりませんが、同じセミナーを何度聴いても、新たな発見がある。

最近、様々なセミナーのCDを購入し、車の中で聴いたりしていますが、5〜6回聴いても、新たな発見(や気づき)があります。
一回聴いたから安心というわけではないのですね。

翻って、私の仕事に置き換えてみると、患者さんに一回お話したから記憶にちゃんと残っている思っていては、ダメなんでしょうね。あまり繰り返しお話するのもシツコイかもしれませんが、相手の記憶に残るほどのお話をしなければと、考えさせられます。

ちなみに、私が以前このブログに投稿した48時間ルールは、実は72時間ルールだったようです。しかし、スピードも大切な昨今、自分は48時間ルールで実践してみたいと考えていますし、早速昨日の内容を今日から実践していきます。

抜歯した歯の行方

うちでは、抜歯したとき、必ずその歯をお持ち帰りになるかどうか、伺います。
すると、大抵の方が「えっ!?」という顔をなさいます。

しかし、基本的に、その所有権は、患者さんにあるのですから、こちらで勝手に処分はできません。これは、詰め物や被せ物を外したときも一緒でしょう。

ところで、抜いた歯は、我々にとってはかなり利用価値が高いものなんです。
たとえば、まだ神経を取っていない歯であれば、神経を取る処置の練習台に使えます。また、むし歯があれば、その削り方の練習、歯石が付いていれば、歯石取りの練習と言った具合です。
学生時代に、実習用に何本か歯を用意しなければならないことがあり、親が歯科医でない私は、同級生に分けてもらうしかなく、手に入れるのに結構苦労しました。

物言わぬ抜去歯で練習してからでなければ、生身の患者さんには施術できません。
ですから、本物の歯を使う実技練習は、もしかすると絶対安全な人体実験と言えるかもしれません。

最大のインプット

昨日の休診日は、勉強会で知り合ったある先生のところへ、今年から取り入れたアポイントシステムのうちでの使用状況の説明に行きました。

ほとんど、メーカーの回し者状態ですが(笑)、実際に自分で使ってみて良いと感じたものは、人にも勧めたくなるものです。

ところでここ数年、いろいろな局面でパソコンが診療に欠かせないものとなっていますが、うちでそのソフトを完全に使いこなせているかという点になると、はなはだ心もとない部分もあります。
そんな中、うちでの使用実例をお話すると、「もしかすると、こんな使い方をすれば、もっと良いかも?」といった疑問が自分の中に次々に思い浮かび、説明しに来たのだか、自分のところの欠点を見つけにきたのか、だんだんわからなくなってくるところもあります。

以前、ある勉強会で、「アウトプット(周りに、知らせるまたは教える)することこそ、最大のインプット(自分のモノにできる)」と教わりましたが、まさにそうですね。

学生時代も、他人に教えることが、自分にとって最大の勉強になると教わりましたが、まさに真理だなと、感じます。

呑んだ時こそ  その2

d64d522f.JPG呑んだ時こそ、いろいろな本音の話を聴けるのではあるのですが、実は酔っ払っているので、後で思い出せないということもしばしばです(昨日と、言っていることが違うというツッコミはなしにしてください)。

そこで、折角良い話を聴いても、そのままでは忘れてしまうので、すぐにメモを取るようにしています。
そんな時、威力を発揮してくれるのが、写真のようなケイタイストラップに着けたボールペンです。
以前、「アイディア・ハックス」という本で紹介されているのを読んでから、ずっとつけています。
ケイタイのメモ機能を上手に使える人であれば必要ないでしょうが、私のようにケイタイに慣れていない人間が、酔った状態で記録する時には、欠かせません。書く紙は、レシートでもコースターでも手近なもので、後で整理すれば大丈夫。
オススメですよ!

呑んだ時こそ

大学卒業以来、いったいどれくらいセミナー、講演会、学会といったものに出席してきたか分かりませんが、最近思うのは、懇親会こそ勉強になる!ということでしょうか。

もともと呑むのが好きということもありますが、講師の先生なども、聴衆の前ではかしこまって説明している内容を、呑みながらですと実にくだけた感じで、しかも分かりやすく本音の部分でお話してくれます。
また、見知らぬ出席者同士でも、なぜか話がしやすく、そういった場で知り合いになり、そのままお付き合いが続いている人も沢山います。

また先日も、ある勉強会で一緒になった方々と呑み会を企画し、昼間から呑みながらお話しましたが、目から鱗の連続で、下手なセミナーにお金を払って出席するより、はるかに有意義な時間を過ごせました。

以前も投稿した、「ワンアクション・スリーゴール」ですが、私にとって、呑んだ時こそ、この言葉がより一層生きてくる気がします(単なる、呑みたい言い訳かもしれませんが(笑))。

レベルアップの手段

2905b974.JPG「感じの良い応対」というのは、人を相手にする業種では、とても大切な要件ですが、特に医療機関にとって非常に重要と考えています。なにしろ、不安や不具合をお持ちの方が大半ですから、その気持ちを配慮した対応がなければ、治療効果を上げるどころか、来院すらしてもらえません。

うちは、完全予約制なので、皆さんまず電話をかけてくるところから始まります。
その電話応対を、いかに「感じ良く」なおかつ「効率良く」するか?
事務的過ぎてはいけませんし、そうは言っても話し込みすぎてもいけません。

以前、私が見学に伺ったある歯科医院での受付の方の対応が素晴らしく、その様子をビデオに撮らせてもらいました。
そして、昨日のお昼休みに、全員でそのビデオ鑑賞。

他院での行動内容は、勉強になります。
大挙して全員で見学に行くのは、相手方に迷惑になりますので、この方法って案外良いかもしれません。

外見の大切さ

fb4b67c7.jpg良く知っている人ならばともかく、見知らぬ人をどう判断するか?については、やはり「見た目」が大きいと思います。

とは言え、顔の造作は変えられませんから、やはり、どういった物を身につけるかが大切です。そして、男のファッションといえば、スーツが基本ですが、我々歯科医師の場合は、白衣で勝負!です。

最近は、外見をどう作るかという本も様々なモノが出ていますが、我々のような職業も、清潔感がなかったり、よれよれの白衣を着ていたのでは、患者さんに不安感を持たれるだけです。
とは言っても、あまりバシッと白衣で決めても、むしろ威圧感が増すだけで、良い結果に結びつきにくいところが、難しいところ。

清潔感があり、なおかつ親近感を持ってもらいたい。さらに言えば、重厚感があれば(私の場合、年相応に見られないので)言うことなしです。

と、言うわけで、デンタルショーに行く度に、新しい白衣を購入してしまいます。
で、早速一昨日、おニューを着てみました。

まぁ、通常患者さんは、「今日の白衣カッコイイじゃないですか!」なんてことは、言ってくれませんから、評価はわかりませんが・・・・。

継続のために

18年も歯科医師をやってきて、つくづく感じるのは、継続の大切さです。

例えば、むし歯予防。単発でフッソを塗ったり、磨いても、継続していかなければその効果は半減です。
また、歯周病の治療にしても、治療終了後のお手入れの頻度で、健康状態が左右されます。

先日来た、あるメルマガに次のような記事が掲載されていました。
『児童の朝食抜きが社会問題になっている昨今、埼玉県熊谷市の妻沼地区の小中
学校で25年続いている「ご飯持参給食」が注目を浴びております。これは、週
に2回児童がご飯だけを弁当箱に入れて持ってきて、学校側がおかずを出すと
いう単純な試みなのですが、このおかげで朝食をほぼすべての児童がきちんととって
くるそうです。』

う〜ん、素晴らしい。特に25年も続いているなんて。
これは、お母さんが、お弁当のためにご飯を炊くついでに(!)朝食も用意するという仕組みのようなんですね。
で、こういう単純で簡単なことが行動変容を生むのでしょう。難しいのはだめってことですね。

定期的なお手入れの大切さは理解していただいても、なかなか行動に結びつかず、ましてや何年も継続してキチンと来ていただけている人は、どうしても少数派です。

無理なく続けられる、単純な仕組みが作れないものか?

このあたりが、今後の大きな課題です。

学会シーズン

10月は、各種学会が多く催される月です。

私自身も、いくつかの学会&勉強会に籍を置いていますので、できるだけ出席したいのですが、なぜか平日に行われるものが多いんですよね。
開業医が主体の会では、土・日曜日に開催されるのですが、日本〜学会という名称のものは、ほとんど水〜金曜日という日程です。
思うに、主体が大学に残っている人の都合なのでしょうし、かつてはそれでも開業医も出席できていたのでしょう。

先日、永年ある学会の世話人をしている先生とお話したところ、年々出席者が減ってきていることを嘆いておられましたが、歯科業界全体に余裕がない昨今、平日開催で人を集めようとする方がムリでは?と思います。

とは、言っても私のようなベッドタウンで開業している者にとって、土曜日に休診するというのも、キツイものがあります。

2週間前に、口腔感染症フォーラムに出席するため休診しましたが、そのしわ寄せで、11月の2週目あたりまで、土曜日の予約は一杯です。

勉強はしたいのですが、休診にもできない。
解決策は、学会を夜中にやってもらうということくらいでしょうか?
livedoor プロフィール

fdo964

Profile
藤本 卓
東京都稲城市の歯医者、藤本 卓(たく)です。
出身地を訊かれると、とっても困る小学校5つ、中学校4つを渡り歩いた自称「転校王」。
「ここにきて良かった」と患者さんに言っていただけることを目標に、日々診療に取り組んでおります。
趣味は、仕事と読書と酒&パイプ。

好きな言葉が「真理は常に少数派とともにあり」の天邪鬼。

昭和38年1月 生まれ
昭和62年3月 東京歯科大学卒業
平成5年10月 稲城市にて開業
平成17年9月 現在地へ移転

日本歯周病学会会員
日本ヘルスケア歯科研究会会員
日本障害者歯科学会会員
日本臨床歯周療法集談会会員
総武臨床研究会会員
口腔感染症懇話会会員
南多摩予防歯科研究会会長
八南歯科医師会稲城支部支部長
稲城歯科医会会長

ふじもと歯科診療室
東京都稲城市東長沼3103-12
(京王稲城駅徒歩1分)

電話 042−378−7105
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