2006年11月

2006年11月30日

昔とった杵柄

少年期の私は、筋金入りのプラモ小僧でした。
部活は、体育会系だったのですが、家へ帰ると、すぐに机に向かい、プラモ作り。

市販のキットでは飽き足らず、ガレージキットにまで手を伸ばし、写真集と睨めっこしながらパテで形態修正、Pカッターで筋彫り(解る人にはわかるでしょうが)修正などと、今から思うとよくあんな面倒なことをと思うことに一生懸命でした。

おかげでプラスチックと一言で言っても、レジン、ポリエチレン、アクリル、塩ビなどといったそれぞれの材料の特性などにも対応できるようになり、仮歯を作ったり、壊れた入れ歯を修理したりといったときに、この昔とった杵柄とも言える経験が生きてきます。
さすがに塗装は生かせませんが、細かいところを根気良く作るところなどは一緒かもしれません。

意外なところでは、器材の修理といったところでも役に立つことがあります。

仮歯を作ると、よく患者さんに「簡単に作れるんですね〜」と言われることがありますが、いえいえ、こういう経験があるからこそなんですよ、と強調したいところです(笑)


fdo964 at 00:08|PermalinkComments(0)雑感 

2006年11月29日

私の健康法

0cc90b87.jpgそろそろ忘年会シーズンになってきましたね。
この季節になると、やたらと胃腸薬のCMが増え、呑まなくてはいけないような強迫観念にかられます。

また、気温の変化により、お腹の具合が悪くなったりしやすく、体調管理に気を使いますね。

私の場合、胃腸の調子がおかしいなと感じたら、いつも写真のこれ。
アンゴスチュラ・ビターズという、リキュールです。

原料は秘密という、ちょっと謎めいたお酒ですが、これを数ダッシュ(ビターズなので)口の中へちょいちょいと。私の周りでは、賛否両論ありますが、私はこれでスッキリ。

ただし、二日酔いには効きませんよ(笑)。


2006年11月28日

岐路

昨年より、全国組織の勉強会に参加するようになってから、様々な先生たちの存在を知り、また友人としてお付き合いできる関係ができてきました。

様々な方がいらっしゃいますが、全国的に名前が轟いている先生がたもいらっしゃり、しかも、私と同学年の先生もそういった中に何人もが名を連ねているのです。

同じ年なのに、彼らと自分の違いは、何なのか?
別に有名になりたいという気持ちはこれっぽっちもありませんが、やはり有名になる先生は、診療体制に、一歩も二歩も抜きん出たものをお持ちです。

そういった体制の構築のアイディアはどこから出てきているのか?
その実行力を支えているものは何なのか?
今後、どういった方向展開を考えているのか?

彼らを見ていると、その差に愕然とするとともに、その差を縮めるべく何をなすべきか、真剣に考えてしまいます。

その差が開く一方なのか、はたまた縮めることができるのか?
岐路に立たされているのかもしれません。


fdo964 at 06:46|PermalinkComments(0)雑感 

2006年11月27日

基準

85cadf55.jpg先日、前歯を直した方の紹介でいらっしゃった、ある患者さん。
開口一番、「私も、歯を白く、綺麗にしたいんです。あ、でも、新庄選手ほどじゃなく」とおっしゃいました。
日ハム(もう引退なさいましたが)の新庄選手の歯の白さは、すっかり有名になり、一つの基準になっているようですね。

ところで、我々が歯の色を評価するのにシェードガイドというものを使います。そして、色の彩度により、A,B,C,Dとあり、明度により1〜4までで表現します。
(ちなみに、日本人に多い色は、A−3です)。その基準でみると、新庄選手のシェード(色)は相当白く、通常日本人には選択しない色です。

以前、ある年間コースの講習会で、いかに美しく歯を治すかという課題について講義を受けた時、講師の先生があるエピソードを語ってくれました。

「もう、お亡くなりになられたので、お話しても良いでしょうが、女優の高峰三枝子さんのシェード(色)は、日本人にはありえないものでした。
実は、診療時、彼女はどうしても一番白い歯にしてくれと希望なさったのですが、私は、日本人にはその色では白すぎておかしいと何度も説明したのです。しかし、どうしても一番白くと譲りません。最後に、彼女の『でも先生。私は、女優なんです!』という一言に負けて、不本意ながら、彼女の要求通りに治療しました。ところが、全く違和感がないのですね。私にとっては、非常な驚きでした。」

つまり、色の選択の基準は、とっても難しいという内容だったのです。
残っている歯に違和感なく色調を合わせるのも難しいのですが、全部の歯を治すときの色調の決定も難しいものがあります。

ですから、ある程度、患者さん側からの基準を言っていただくと、こちらもやりやすいところがあるんですね。
そこでさらに、新庄選手のような極端な例でなく、もう数人、適当な基準となる有名人があればなお良いのですが・・・。


fdo964 at 06:59|PermalinkComments(0)雑感 

2006年11月26日

お好み

日本という国は、対人口比でいうと、世界でもっともバーの多い国だそうです。

ちょっとバーを紹介する特集が組んである雑誌などを見ても「星の数ほど」と言っても過言でないほど沢山のお店が掲載されています。

昨晩も、行きつけのバーのマスターとお話していたのですが、いったいどういう基準で掲載店を決めるのでしょう?

マスターによると、「自分のところよりももっと良いバーがある」のに掲載されないこともあるそうです(謙虚な方なので)。
どうも、取材者の好みで決まるようですね。

雑誌に掲載されると、その読者が一時的にどっと押し寄せることがあるそうですが、好みは人それぞれ。結局のところ、万人に受け入れられることはありえません。

歯科医院も、最近は、ネットや雑誌で紹介され、それをご覧になって受診を決める方が多い(最近は、口コミ紹介と同じくらい)ようです。

もしかすると、バーよりも多い歯科医院。
考えてみれば、(私が知らないだけかもしれませんが)、稲城市には、バーが一軒もありません。
しかし、歯科医院は30軒以上。

紹介基準がご自分の好みにあうかどうか。
難しいところですね。


fdo964 at 06:26|PermalinkComments(0)雑感 

2006年11月25日

死顔

9869e938.jpg私の大好きな作家、吉村昭氏がお亡くなりになってから、書店の小説や新刊のコーナーに立ち寄る楽しみが減っていたのですが先日、遺作短編集を発見、即購入しました。

以前から氏のエッセイを読んでいたので、氏の死生観については知っているつもりでしたが、改めてそのブレない一貫した姿勢と、それを実践なさった強固な意志に感銘を受けました。

―死はこんなにあっさり訪れてくるものなのか。急速に死が近づいてくるのがよくわかる。ありがたいことだ。−
と、日記に記されていたそうですが、果たして自分が死に直面したときに、どう思うのでしょうか?

恐らく毎日の生活の結果が問われる、その瞬間。

読後にさまざまな事を考えさせられます。


fdo964 at 00:52|PermalinkComments(3)

2006年11月24日

毎年恒例ですが

そろそろ年末が近づき、うちの唯一の長期休診(一週間)に備え、治療の段取りを配慮せねばならない時期がやってきました。

つまり、お正月の間に、仮歯・仮詰め・痛くなりそうな状況といった、いわゆるトラブルを起こしやすい状態にならないよう、治療内容を考慮しなければなりません。
そしてまずは、今現在は、特に問題はないのだけれども、これから治療を始めると危なさそうという方のアポイントを、年明けに繰り越していくところから始めていくわけです。
特に今年は、天皇誕生日が土曜日のため、土曜日しか通院できない方にとっては、年内はあと4回しか時間がとれません。

年末年始の休日診療当番に当たったことがありますが、やはりどこも休診のせいか、普段の休日診療の数倍の来院者があります。
少しでもそういった方々を減らし、平和なお正月を迎えたいのは、患者さんだけでなく、我々もなのです。

通院期間は延びてしまいますが、問題が起きるよりはと考えています。

皆様の、ご理解とご協力をお願いいたします。


fdo964 at 00:58|PermalinkComments(0)診療姿勢 

2006年11月23日

専門性

歯科医院の看板をみると、「歯科」「小児歯科」「矯正歯科」「歯科口腔外科」という、標榜があります(その他に、審美やインプラントなどと標榜しているところもありますが、法律でみとめられているのは上記4つだけです)。

歯科は一科と思われ勝ちですが、一般医科のように細かくわかれている部分があります。

うちは、普通の街医者だと思っているので、特に診療科目の標榜はしておりません。
そして、専門医の診療が望ましいと思われる患者さんは、その道のエキスパートに紹介し治療を受けてもらうようにしています。


以前所属していたある勉強会の先生に「歯科は一科なんだから、何でもできるようにしなければならないし、当然、それを目指すべきだ」と言われ、一生懸命勉強した時期がありました。

しかし、やはり大学を卒業して口腔外科一本で勉強してきた人や、同じく矯正一本で勉強してきた人にかなうわけがありません。
そこで、「どこまでなら、自分が施術しても問題ないか?」という、紹介した方が良い場合と自分が施術するべき場合との境界を知る勉強に切り替えました。

先日、ある患者さんを他院に紹介しようとしたところ「オレ、先生にやってもらいたいんだけど・・・」と、いううれしいお言葉を戴きましたが、だからこそ私がやるよりもずっと良い結果に結びつくであろう医療機関をご紹介するわけです。

ちなみに私がご紹介するところは、私自身が治療を受けたいと思えるところに限定しておりますので、どうか安心して受診していただきたいと思います。

(そういった、ネットワーク。意外と構築するのは難しいんですよ。私は恵まれていますが。)

fdo964 at 07:53|PermalinkComments(4)診療姿勢 

2006年11月22日

気になります

5d0d255c.JPGうちの診療室の向かい側は、コインパーキングになっています。

先週一週間、うちの真ん前に、ちょっと気になる車が駐車してありました。
見た目、普通の営業用のライトバン。しかし、ナンバーが「6480」なんです。
解ります?「6480(ムシバゼロ)」なんです。

歯科医院の新規開業地を選ぶとき、近隣の歯科医院の状況を調べることがあるのですが、ひょっとしてどこかの業者さんがうちのことを調べていたのか・・・・?
だって、「6480」ですもん。

電話番号と同じように、希望ナンバーが認められるようになって、車のナンバーに、職業に関係する番号を選んでいる方って、結構多いんですよね。
例えば、耳鼻科の先生だと「1133(イイミミ)」だったりとか。

ですから、ときどき「8020」なんていう高級外車を見ると、「歯医者だな・・・」と思ってみてしまいます。

車のナンバー、意外に注意していると、面白いですよ。



fdo964 at 00:09|PermalinkComments(6)雑感 

2006年11月21日

病気ではないけれども・・・・

9fc4f51e.jpg以前にも投稿しましたが、歯並びの治療に対するうちのスタンスは、「病気の治療ではない」というものです。
誤解されると困るのですが、歯並びが悪ければ、歯を磨きにくいことに起因する病気を起こしやすいのは事実ですが、歯並びそのものが病気とは言えません。

ところで、マラソンの土佐選手。先日のレースで見たところ、矯正をしていましたね。
以前、アテネオリンピック前の記者会見を見たとき、病気ではないにしても、日本を代表するアスリートとして、この歯並びはちょっと・・・、と思っていました。
しかし、先日のレースでは、後半も以前のような苦しそうな表情も見せず、見事に優勝。

もしかしたら、歯並びを治すことによって呼吸も変わったのかしら?などと考えてしまいました。

エステティックな要素が大きい矯正治療の場合、どこまでこちらが治療を勧めるべきかいつも悩みますが、こんな結果(優勝など)に結びつくならば、もっとオススメするべきかなと、考えてしまいます。


fdo964 at 06:34|PermalinkComments(0)雑感