2007年08月

2007年08月31日

評価の基準

先ごろ、私の自宅のある街が、ある雑誌で特集されました。

その中で、麺のお店紹介が掲載されていたのですが、あまりにも私が思っているお店のイメージと違うのでビックリしました。

味はともかく(好みの問題ですから)、
「寡黙なオヤジさんは、とっつきにくいガンコ系の男」
と書かれているお店なんぞ、話し好きの店主に私は閉口しているくらいですし、
「いい店なんだけど、ぶっきらぼうなんだよね・・・」
というお店は、余計な口をきかず、テキパキと無駄な動きをしないお店の人に好感を持っています。

もしかして、ライター自身のお店での態度が悪かったんじゃないの?と勘ぐりたくなるほどの正反対の評価。

数回(もしかすると一回だけ)、足を運んだだけで評価しなければいけないライターも大変でしょうが、活字として残されたお店の人も大変です。

ネットの世界では、匿名の口コミ評価が大流行ですが、こういった記事を読むと、その評価者の基準が気になります。

fdo964 at 05:06|PermalinkComments(0)雑感 

2007年08月30日

ケータイの時代

昨日、一昨日の投稿は、パソコンがないため、ケータイからでした。

先日(と言っても、2ヶ月ほど前ですが)、私が所属しているある勉強会のセミナーで、今後のITの変遷の予想についてのお話がでました。

それによると、おそらく今の10代、20代の人たちは、30代40代になってもあまりパソコンを使わなくなるだろうということです。

経済的な理由もあるでしょうが、今の20代のパソコン普及率は、5年前に比べて急速に下がっているそうなんです。
その分(?)、ケータイの使用率が、もの凄く高い。

と、いうわけで、すこしでもケータイの世界を知らねばと、以前でしたらパソコンを持ち歩いていたところを、ケータイにしてみました。


しかし、慣れないと、ケータイってムズカシイですね。
そもそも入力がテンキーですから、そこからややこしい。

自分では、一生懸命書いたつもりでも、狭い画面で見る文章と、パソコンの大きな画面で見る文章ではずいぶん違うものですし。

もっとも、私と同世代でも使いこなしている人はいるわけですから、年齢を言い訳にはできません。

でも、この調子じゃ、時代に取り残されてしまうかしら・・・・。

2007年08月29日

本質とは何か

先日、ある雑誌でサービスについての一文を読みました。

ここ最近、さまざまな業種でサービスの質についての論議が盛んですが、ちょっとおもしろく、しかし考えさせられました。

「・・・・例えば、タクシー。運転手さんが、どんなに言葉遣いが丁寧で愛想良くても、道を知らなかったり、モタモタしていると、ちょっとね・・・。多少言葉遣いや態度が悪くても、びっくりするような裏道を使ったりして、こちらが思っていた以上に短時間に目的地に着く。信号が変りかけでも、ここ行ってくれよ〜と思ったところをスパッと行ってくれる。そんな運転手さんのクルマに乗った時は、気分が良いよね。」

どんなサービスも、本質を見誤らないことが大切なんだな〜と、改めて感じさせられました。

私の癖で、時々主訴を解決しないまま治療を進めてしまうことがあるのですが、これでは患者さんの満足どころか、不安を増大させているだけかもしれません。

確かに急がば回れの部分もありますが、まず、医療の本質はどこにあるのか。

ちょっとこの一文を読んで、反省しました。


fdo964 at 05:21|PermalinkComments(1)

2007年08月28日

続けるために

この4月から、趣味の習い事を始めました。

20代のころから興味はあったのですが、なんとなく時が過ぎてしまい、そのままにしていたことなのですが、ちょっとしたキッカケで始めることができました。

しかし、40からの手習いの悲しさ。
全然思ったとおりにいきません。

ともすれば、やる気を失うような状態を、しかし頑張ろう!と思わせてくれるのは、インストラクターの先生の腕前ですね。

時には厳しく、時にはやさしく、おだてもミエミエではなく、さりげない心遣いがこちらのモチベーションにつながります。

この姿勢。
私も見習わなきゃ。

メンテナンスや治療の継続の重要性を訴えるだけでは、患者さんのモチベーションを維持するのは困難です。

前から引っ張るのでもなく、後ろから押すわけでもない。

そばでちょっと励まして、手助けする。
そんなスタイルを確立したいものです。


fdo964 at 06:46|PermalinkComments(0)

2007年08月27日

歯科で発見される意外な病気

自覚症状のない全身疾患が、歯科で発見されることは、時々あります。
白血病などは、その代表的なものですし、私自身も膵臓ガンの患者さんを見つけたこともあります。


ところで、拒食症という病気がありますが、この病気も、口の中で歯科医が見つけられる病の1つでもあります。

拒食症は、正確には過食症と一緒に摂食障害と呼ばれるもので、心の問題が根底にあって強い意志で食べまいとすることやストレスから始まり、それがだんだんと意志に関わらず食べられなくなったり、たとえ食べられても「太ってしまう」という恐怖心に駆られて、自ら指を口に突っ込むなどして吐く行為をつづけて激痩せする病気です。

拒食症の人は、治しても治してもムシ歯になる傾向がみられます。このことは、唾液がでないことが関係しているといわれています。
原因が何かは別として、生きるために必要な食べ物を拒むほど追い詰められているわけですから、不安、ストレスは相当なものと想像され、口の中は渇ききってしまっているわけなのでムシ歯ができやすい環境になってしまうのです。

また、食べてもすべて吐いてしまうのですが、これに関しては自然に吐きやすいものを選んで食べる傾向があるようです。
そして、飲み込んだものを吐くときには、胃液が混ざるのですが、胃液はご存知のように酸ですから、この酸によって歯の表面にあるエナメル質を溶かし問題を起こすことが多くなってしまうのです。

口腔の他にも、骨粗鬆症、内臓への障害、最悪の場合生命にもかかわってくることがあります。
しかしこの病気は心の病です、あせらず気長に見守ってあげることが大切です。


fdo964 at 06:43|PermalinkComments(2)豆知識 

2007年08月25日

温度管理

診療室内を、少しでも快適な状態にするには、温度管理も重要です。

特に、ここ最近のように暑い日が続くと、冷房をギンギンに効かせれば良いというものでもありません。

暑い外から、いきなり冷え切った室内に入ると、気温の変化に体がついていけなくなり、却って冷えすぎて具合がわるくなります。


うちでは、待合室⇒通路⇒診療室の順に、室温が下がるように設定しています。
日照具合や、人の数(待合室が込んでいたり、そうでなかったり)といった条件で、なかなか思ったとおりにいかないこともありますが、おおむね2〜3度の差をつけています。

ただ、お話専用の「Cの部屋」だけは、なぜか冷えすぎてしまいます。
また、トイレはほとんどエアコンが効きません。
足して2で割ると丁度・・・、という感じなのですが、なかなか良い解決策がありません。

扇風機でも入れようかしら・・・。

fdo964 at 07:05|PermalinkComments(0)雑感 

2007年08月24日

これって・・・

こんな記事を見つけました。

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格安「歯医者ツアー」で、歯も心もリフレッシュ


日本では、歯科治療に健康保険が利用できる。しかし、ヨーロッパには、保険が効かない国や、効いても治療費が高い国がある。虫歯を1本治療するにも多額の費用がかかり、頭を悩ませる人が少なくない。

そんな中、東欧ハンガリーの歯科治療が注目を集めている。治療費が非常に安いのだ。今や年間6億ポンド(約1440億円)以上の利益を生み出す巨大ビジネスに発展した。このハンガリーに治療に通う「歯医者ツアー」がブームになっているイギリスの事情を紹介する。

安くて、腕がいい!
イギリスには国営健康サービス(以下NHS)と呼ぶ医療システムがあり、原則として無料で治療が受けられる。治療費は、16歳以上の国民から所得に応じて徴収した保険料から支払う。しかし歯の治療費については、NHSは治療費の約2割しかカバーしない。残りの8割は自己負担になる。また、NHSに加入していないプライベートの歯科医院に行く場合は、治療費は全額自己負担となる。

サンデータイムズ紙(2007年5月27日付)によれば、今年は2万5000人以上のイギリス人が歯の治療のため、ハンガリーを訪れるという。「歯医者ツアー」は、イギリス国内の専門エージェンシーが企画している。

治療費は、ハンガリーとイギリスで、どのくらいの差があるのだろう。ロンドンのエージェンシー、ヴァイタルヨーロッパによると、詰め物の費用は、小さい場合でイギリスでは110ポンド(約2万6400円)なのに、ハンガリーではたった35ポンド(約8400円)。大きい場合はイギリスでは190ポンド(約4万5600円)なのに、ハンガリーでは70ポンド(約1万6800円)で済む。

また、セラミック製被せ物(金属に陶材を焼き付けた冠)はイギリスでは470ポンド(約11万2800円)だが、ハンガリーでは189ポンド(約4万5360円)だ。1週間ほどの滞在を要するインプラント治療(歯のない部分に人工の歯根を植えて、その上に歯を作る) は、イギリスでは1800〜2100ポンド、ハンガリーでは480〜629ポンド。差額が1000ポンド(約24万円)以上にもなるから、お得度はさらに増す。

もちろんツアーには、治療費に加えて、航空券代とホテル代がかかる。しかし、ヨーロッパでは格安航空会社が増えていて、航空券代は驚くほど安い。通常4〜5万円のヨーロッパ内往復チケットが、格安航空会社で早期予約をすれば1〜2万円で済む(空席が減るにつれて、値段が上がるシステム)。宿泊費も手ごろだ。ハンガリーの3つ星ホテルの場合、シングル1泊がローシーズンで36ポンド(約8640円)、ハイシーズンで46ポンド(約1万1040円)といった具合。このため、治療費と合わせてもハンガリーの方が安くなるケースが多い。

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歯の治療を「修理工事」と考えたら、これで良いのかもしれませんが・・・・。



2007年08月23日

焼け石に水

9b3bfafb.jpgもう、いい加減聞き飽きましたが、今年は本当に暑いですね。

診療室の冷房を全開にしても、なかなか冷えてくれません。一戸建ては、建物全体が気温の影響を受けやすいとは聴いていましたが、それにしても・・・・、という感じです。

で、そうなると、建物全体に打ち水をして、気化熱を利用できないか?
そう考え、昼休みに診療室前だけでなく、建物全体に水をまくときがあります。

これが文字通り「焼け石に水」状態で、かけるそばから、どんどん乾いていきます。

15分ほど汗だくになりながら打ち水しても、汗を拭いて着替え終わるころには、半分近く乾いてしまっています。

でも、水まきって意外に楽しいんですよね〜。

それに、ちょっとした放水角度で虹が見えるので、それがまた嬉しかったりして。


なかなかお昼休みがとれないので、毎日というわけにはいきませんが、植栽も元気をなくしかけていますし、なるべくやりたいものです。


fdo964 at 03:17|PermalinkComments(1)雑感 

2007年08月22日

欠損補綴  3

昨日、3つの方法を挙げましたが、おそらくブリッジという方法がもっとも一般的には多く用いられる手法でしょう。

ただ、このブリッジにしても、様々なこだわりが歯科医院によってあります。


ウチの場合でいえば、無垢の歯を削らなければいけない場合、極力部分的に削る方法を採ります。
いわゆる差し歯のような、全部被せるという方法は、めったにやりません。

やはり、歯を削るということは、最小限に抑えたいですし、また削ることによる歯の神経(歯髄)の損傷も気になります。

ただ、このやり方の短所は、どうしても外れやすいというところがあることです。

かみ合わせや、ハグキの状態が良くないと、この方法は、下手をするとほんの数ヶ月ではずれてしまうことすらあります。

また、手間もかかります。

歯の全体を削る場合に比べ、溝を掘ったり、ひっかかりを作ったりするわけですが、平行性がよりシビアに求められますし、私だけでなく、技工士さんの手間も面倒です。

しかも、保険では全部を削るよりも、その保険点数(つまり価格ですね)はかなり低くなります。

つまり、手間はかかる、面倒、儲からない、外れやすく患者さんの信頼を失いやすい、というはなはだ厄介なところもあるわけです。

しかし、それでもできるだけ歯を削りたくない。

と、考え、毎日悩んでいます。


fdo964 at 08:49|PermalinkComments(0)欠損補綴 

2007年08月21日

欠損補綴  2

歯を失ったところに、人工の歯を入れる場合、

何本失っているのか?
残っている歯は、どの程度しっかりしているのか?
かみ合わせはどうなのか?
費用の問題は?
etc.

などといったことを考慮しなければなりませんが、ここでは、

1本だけ。
全て健全。
問題なし。
制限なし。

という前提で、お話しようと思います。

ブリッジで直す場合。
比較的短期間で、違和感が少なく修復できますが、周囲の歯をけずらなければならないのが欠点です。

取り外しの入れ歯で直す場合。
これも通常それほど時間はかかりませんが、取り外しの煩わしさ、バネなどに違和感を感じやすい、かみ合わせの力のコントロールが難しい場合がある、ルックスが悪い(バネが見える場合)といった欠点はありますが、ほとんどの場合、周囲の歯を削らずにできるところが、長所でしょうか。

インプラントで直す場合。
上の2つの欠点が、そのまま裏返しに長所になります。
周囲の歯を削らずにすむ、ルックスも良い、違和感が少ない、といったところですね。
ただし、骨に埋め込むわけですから、いわゆる腕の差が大きく出るうえ、適応症も限られてきます。
また、ほとんどの場合、治療期間がかかります。

インターネットで検索すると、歯科医院で説明は受けたけれども、いったいどのやり方を選択すれば良いのか迷っているという人の投稿が多いのですが、それぞれに長所・短所があり、これがベスト!とは、なかなか一言で言い切れないケースが多いのが現実です。

fdo964 at 05:54|PermalinkComments(0)欠損補綴