2007年11月

2007年11月30日

ブレない自分

昨日の仙台歯科医院見学ツアーは、ショッキングなことが多く、これから消化に時間がかかりそうです。

他人の芝生は青く見えるとは言いますが、本当に青々して見え、自分の至らなさ、能力の欠如ぶりに、ちょっとばかりヘコみます。

ま、人それぞれですから、私のペースでやれば良いのでしょう。

ところで、自分のペースとは言っても、絶対に大切なのが、「ブレない軸」を持つということ。

以前から意識はしていましたが、昨日の見学で、見学先の院長の確固たるスタイルを見て、ますますその大切さを再認識させられました。

fdo964 at 13:14|PermalinkComments(0)院外活動 

2007年11月29日

持つべきは、友

昨日から、仙台に来ています。
勉強会の仲間と共に、友人の診療室を見学するためです。

日頃、様々な情報交換をしていますが、細かいところは、実地に見るのが一番。
さて、今日は、どんな気付きが待っているのか?

とても楽しみです。


fdo964 at 03:13|PermalinkComments(0)

2007年11月28日

歯科は一科

うちでは、毎週、歯科衛生士さんのレベルアップを図るために、院内勉強会を行なっています。

歯科衛生士さんのレベルアップというと、どうしてもハグキ関係、小児のムシバ予防関係、コミュニケーションスキル関係になり勝ちですが、私としては、噛み合わせや、補綴の設計にまで配慮できるようなレベルになって欲しいと思っています。

オオゲサに言えば、治療計画の立案能力が、歯科医師と同レベルくらいまで・・・。

歯科も、医科とおなじように、こまかく専門が分かれている部分があります。
例えば、矯正歯科などは、分かりやすいでしょう。

しかし、矯正の専門家が、歯周病や補綴の専門家と同等の知識を持っていれば、矯正だけの知識しかない歯科医師よりも、ずっと良い矯正治療ができるはずです。

歯科衛生士もいっしょ。

やはり、お口の中は、それぞれの専門科が別々に機能しているのではなく、すべての専門科の総合力で機能しているわけですから、自分はここはわかるけれども、ここは解らない、などということは、極力少なくしたいものです。

たとえ、治療ができなくても、診断はできるということは、とても大切です。

そう考え、ここ最近は勉強内容を変えているのですが、みな、難しいような様子です。

でも、ここで頑張ってくれれば、さらなる高みへ上がれます。


fdo964 at 08:48|PermalinkComments(2)診療姿勢 

2007年11月27日

動線分離の理由

ここのところ急に寒くなったせいか、急患の方が本当に多い状態です。

いくら「完全予約制」とは言っても、イタイ・腫れたなどという方々を「じゃあ、来週のいついつに〜」などとは言えません。
やはり、可及的すみやかに、が原則です。

ただ、予約の患者さんがいらっしゃるわけですから、当然時間は押せ押せになってしまいます。

どんなに忙しくても、落ち着いた雰囲気で診療したいのですが、うちの診療室はうなぎの寝床のような構造なので、ついつい走ってしまいます。

なるべく足音がしないよう、早歩きで移動するようにしているのですが、昨日、ある患者さんに「先生のところって、先生が走っても患者さんとぶつからないように、歩くところを分けてるの(笑)?」と言われました。
(うちの診療室は、患者さん用通路から、各診療ユニットへ入ってもらう前導入構造です)

う〜ん、そういった視点もあるんですね。

でも、うちが患者さんとスタッフの動線を分けているのは、院内感染対策のため。
やはり、消毒・滅菌したモノを扱うには、それなりの周囲の環境に配慮が必要です。

それと、プライバシー保護のため。
完全個室ならともかく、半個室で患者さんがユニットの後ろを歩く構造(以前のうちがそうでした)では、治療中の状態が丸見えです。

限られたスペースを有効利用することを考えれば、後ろ導入のほうがムダが少ないのですが、以前の診療室でもっとも嫌だったことの一つです。

そのことをお話すると「なるほどね〜」と言ってもらえましたが、そういった誤解(?)を受けぬよう、なるべく走らず・走るときもスリ足で、を今日から実践します(^^;

fdo964 at 05:47|PermalinkComments(0)診療姿勢 

2007年11月26日

縁・円・援

昨日は、爽やかな晴天のもと、スタッフ全員とともに、セミナーに出席してきました。

こんな良い天気のもと、薄暗いセミナー会場で一日を過ごすとは・・・、と、なかなか日光に当たる機会が少ない私はいつも思うのですが、でも好きで参加しているので自業自得です(^^;

年に2回は、スタッフ全員で意識や価値観を共有できるようなセミナーに出席することにしているのですが、それにしても、ちゃんと参加してくれるスタッフにいつも感謝です。
うちのスタッフは、ほとんど皆家族があり、主婦として、母親としてそうそう簡単には出かけられないと思うのですが、それについて苦情を言われたことがありません。

また、そういった全員参加したくなるセミナーは、ほとんど東京・大阪などの大都市でしか実施されませんから、東京に住んでいるというのは、時間的、金銭的にもおおきなアドバンテージです。

今のスタッフが集まってくれたのも「縁」、東京で開業しているというのも「縁」。

早速、陽転思考で、この縁をさらに生かすようにしていきたいものです。

fdo964 at 06:39|PermalinkComments(0)院外活動 

2007年11月25日

他科と重なるところ

昨日は、連休明け(うちだけですが)だったせいか、急患ラッシュで、慌ただしい一日でした。

土曜日は、普段よりもスタッフの数が少ないのですが、それにもかかわらず過去最高の来院者数。
ところで、そんな急患の方のなかで、他科を受診してからうちへいらっしゃった方がお二人。

お一人は、耳が痛くて耳鼻科を受診したところ、顎関節の問題だろうとのことでの紹介。
もうお一人は、風邪をひいて喉が腫れて内科を受診し、投薬を受けているのに腫れがひかないので心配になっていらっしゃった方。こちらは、歯周病の急性症状。

どちらも、診察すると歯科の領域でした。

歯科と診療領域が重なる科としては、内科・耳鼻科・形成外科・脳神経外科などがあり、キッパリとここからはこの科と決まっている訳ではありません。

ですから、問題が起きたときに、どこを受診すれば良いのか迷うことが多いようです。

以前、歯が痛いといらっしゃった患者さんを、神経系の痛みと診断し、口腔外科へご紹介したところ、確かに神経系の痛みだったのですが、脳神経外科の領域だと診断されそちらで治療を受けてもらったこともあります。

時々、うちを受診なさった方に、他科の領域の問題のためそちらの受診を勧めたところ「よく解らなかったのでこちらに来ちゃったんで、すみません」と、謝られることがありますが、そんなこと全然気にする必要はありません。

いずれにせよ、迷った時はどこか受診し、そこで他科の領域と診断されれば、ほとんどの場合どこを受診すれば良いかはアドバイス(またはご紹介)できることだと思います。



fdo964 at 04:41|PermalinkComments(2)診療紹介 

2007年11月24日

爽やかな本

efb0baf3.jpg昨日、一昨日の連休は、久々に温泉に行ってゆっくりできました。
予定表を見ると、年内、お正月までゆっくりできる日は3日ほどしかないので、大切な休日です。

で、そんな日は買い込んでいた本をじっくり読むのが、私のリフレッシュ方法。

2日間で4冊ほど読みましたが、これが一番面白かった本です。

初版は1997年ですから、もう10年前ですね。
文庫化で加筆訂正があったので、購入しました。

あまり野球に詳しくはないのですが、桑田真澄という人には、彼が高校生のころから興味を持っていました。
しかし、本を買うほどのものでもありませんでした。

それが、この本を書店で目にしたとたん、パッと買うことにしました。
何か、感じさせるものがあったのでしょうね。

読後、非常に爽やかな気分になれます。

fdo964 at 06:28|PermalinkComments(0)

2007年11月23日

口だけではないつもりですが・・・

おかげさまで、多くの患者さんにご利用いただいている、我が診療室ですが、
さらにレベルアップさせるべく、いろいろな取り組みを常にしています。

しかし、その取り組みも、方向性を間違えると、独りよがりなものになってしまい、却って来院者の方々を失望させてしまいかねません。

ですから、うちの長所を伸ばす方向で考えるようにしています。

いわゆる、ビジネス書などでよく紹介されている、USP(ユニーク・セリング>・プロポジション)を意識するということですね。

うちの他所とは違った「売り」は何か?
ここをベースにしなければ、と思い、スタッフ全員の意見を先日のミーティングでまとめてみた所、「院長の口」という意見が多数(笑)。

確かに、私自身、しゃべりっぱなしの毎日ですが、それだけ〜?

医療機関に対する不満のトップテンに、常に説明不足が入っていますから、お話することがとても大切なのはわかりますが、「口」って言われると、なんだか詐欺師のようで、複雑な気持ち。

技術や診断も、超一流とは言いません(言えません)が、そこそこ良い線いってるとは思っているんですが・・・。

もちろん、スタッフも口だけと思っているわけではないでしょうから、さらに分かりやすい話かたを勉強することが、私の課題なのかもしれません。


fdo964 at 07:10|PermalinkComments(2)雑感 

2007年11月22日

自信と自立

子どもさんの処置時に、保護者の同室を認めるかどうかは、意見の分かれるところだと思います。

以前の診療室では、基本的に保護者同室という前提の診療体制でした。
これは、保護者の目の前で処置をすることにより、処置の内容がオープンになり、保護者に安心してもらえるのでは?と、考えていたからです。

しかし、開業経験を積むにつれ、同室はむしろ害が多いことに気づきました。

大人でもコワイ歯科治療です。
最初は、泣き喚いたり、あばれたりするお子さんも珍しくありません。
しかし、保護者同室では、なかなか処置に入れない子どもが、一人きりになると、意外にちゃんとできることが多いのです。

以前、「自立支援」という投稿をしましたが、いったん「ひとりでできた」という自信がつくと、皆別人のようにがんばります。

そして、がんばれるようになると、ハミガキにも積極的になってくれます。
むしろ、最初に手こずったお子さんほど、そういった傾向があります。

自分の健康は、最終的には自分の責任です。
責任を自覚する自立のために、保護者同室は、その妨げになると、今では考えております。

もちろん、最初からではなく、ある程度慣れてから。

そして、自信をつけたお子さんが、大きな口をあけて頑張っている姿は本当に可愛く、「絶対きっちり治すぞ」と、こちらも気合が入ります。

fdo964 at 07:34|PermalinkComments(0)小児歯科 

2007年11月21日

歯周病のはなし  最終回

前回、「定期」健診の大切さをお話しましたが、そうは言ってもキッチリと受け続けるには、努力と忍耐が必要です。
ちなみに、私自身、果たして自分が歯科関係の仕事についていなければ、定期健診をキチンと受け続けていたか、はなはだ自信がありません。

実際のところ、うちでもキッチリと定期健診を何年にも渡って受け続けてくれる「お客さん」は、少数派です。

ところが、思い出し健診でも、それほど多くの人がすぐに悪くなるわけではありません。
ほとんどの人は、well maintained ですから、少々サボったところで、すぐに悪化するわけではないわけです。

怖いのは、downhill,extremely downhillの方の健診が途絶えてしまったとき。

私の経験上、これらの方々は、定期健診間隔が空いてしまうと、ほとんどの場合、再来院時に抜歯となることが多いのです。

折角、歯周病治療を行い、ようやく良くなったというところで、健診を怠ったばかりに、抜歯になってしまっては、もとの木阿弥です。
最初から歯周病治療などせずに、抜歯していたほうが、時間もお金も節約できたかもしれません。

私が、診療していて、最も残念に思う事がこれです。

歯周病治療。

受けるのならば、徹底的に受ける。
そうでなければ一切受けずに済ませる。

極論ですが、そう思わざる得ないときが多々あります。

fdo964 at 00:43|PermalinkComments(0)歯周病の話