2008年01月
2008年01月31日
帽子好き
先週、うちの診療室を設計してくれた、設計士さんとお話していたときのことです。ご本人も、歯科が苦手だそうで(と、いうか得意な人はそうそういませんが)、設計のときも、私の要望だからというだけでなく、なるべく歯科医院臭くない設計と配慮してくださったそうです。
「いかにも歯医者!」といった感じは私もイヤだったのですが、それでもうちにいらっしゃる度に「いかにも!」と感じさせられるのが、診療中に私が被っている帽子だそうです。
仕事着は、ベージュや紺、グレーなど「白衣」ではないので、そうでもないようですが、帽子は「痛そう〜」というイメージだそうです。
「へぇ〜!」と、意外でしたが、たしかに外科用の帽子なので、そんなイメージを醸し出してもしかたがないかもしれませんね。
大学を卒業して、勤務医時代と開業して最初の4年ほどは、帽子を被っていませんでした。
ある高名な先生の診療を見学した際に、帽子着用を勧められ、それ以来被っていますが、私の周囲を見ても、診療中に帽子を被っているところは少ないようです。
しかし、被りだすと、手放せないんですね。
なんだか、自分の髪が患者さんの口に落ちていきそうな気もしますし。
ところで、私は診療中以外でも、わりと帽子を被っています。
髪が薄くなると言われながらも(笑)、好きなんですね。
ただ、悲しいかなあまり似合わないようで、「昭和の丁稚みたい」「インディジョーンズのできそこない」などとからかわれたりもしています(^^;
しかし、帽子というものは、なぜか着用しつづけると似合うようになるもの。
いずれ、帽子とステッキが似合うジジイになるべく、今から練習中なんです。
そんなヤツ、きっと少数派でしょうが・・・。
2008年01月30日
WIN=WINとはいきませんが・・・
診療室内の様々な業務を「ランクアップ」させるために、LANを再構築中です(明日、第一段階が完成する予定です)。今まで懸案だった、マックとウインドウズという互換性のないソフトを使用しているために使いにくかった部分が、かなり改善されることになる(はず)でしょう。
ところで、そうなってくると、マックの使い方にも習熟する必要があります。
と、いう大義名分で、昨日マックを購入しました。
お店の人にいろいろ質問すると、「〜ですから、簡単ですよ」との答えばかり。
そうか、意外に簡単なのかと思い、自宅で早速トライしたところ、ほとんどがうまくいきません。
しかし、パソコンを始めて一番私が勉強になったことは、「パソコンに習熟するためには、忍耐が必要」なので、あせらず、ジックリ行く予定です。
そうそう簡単に「WIN=WIN」の関係にもなれないのは、覚悟のうえ。
しかし、最近つとに感じますが、今や歯科医師にとって、パソコンスキルのレベルアップは必須ですね。
このところ、他院で治療中の方がセカンドオピニオンを求めて来院なさるケースが増えています。
診査してみると、治療内容はしっかりしているのですが、どうも説明不足が患者さんの不安の原因のよう。
治療技術だけでなく、説明技術の必要性をヒシヒシと感じます。
2008年01月29日
うれしい「一言」
先日も投稿したように、うちのミーティングスタイルは、どうも宿題が出やすい傾向にあるようです(私の怠慢もあるのでしょうが)。で、前回のミーティングでも、一つ宿題が。
しかも、その宿題はスタッフのうち、たった一人が担当することに。
特に、期限も決めなかったのですが、なるべく早くやって欲しいな〜と思っていたところ、昨日完成。
その出来栄えが、ホント素晴らしいんです。
ビックリしました。
こんな才能が眠っていたなんて!!
でも、そんな出来栄え以上に嬉しかったのが、「結構、楽しんでやったんですよ」という、一言。
毎日の生活のなか、
歯科医院のスタッフとして。
さらに、家庭の主婦として。
そして、母親として。
様々な役割で、相当忙しいでしょうに。
きっと、宿題なんて、面倒くさいでしょうに。
でも、楽しんでくれたことに、本当に嬉しさを感じました。
メンバーに、仕事を楽しんでもらえるということは、私の積年の目標でした。
でも、そんなこと一言もいったことはありません(もしかすると、酔ったときに言ったかな?)。
だいたい、言ったら最後、ファッショになりますし。
また一歩、理想に近づいた気がした一言でした。
2008年01月28日
2008年01月27日
まとめる力
毎日の仕事の中で、常に意識しているのが、「簡潔明瞭でわかりやすい説明」です。「言葉に気をつける」ではなく、「意識的に言葉を選ぶ」ようにしています。
世間話ならばともかく、治療過程のお話は、相手の記憶に残るか、納得を得られなければ、意味がないからです。
だらだらとお話すると、結局何が言いたいのか、焦点がボケやすいものですし、余計な誤解も招きます。
また、患者さんがたてこんでくると、あまりゆっくり時間をかけていられないこともしばしばです。
いかに、こちらが伝えたいことを、「簡潔明瞭でわかりやすい説明」にまとめあげるか?
実は、処置中に、頭の中でシュミレーション(ってオオゲサなものじゃありませんが)しています。
このブログや手紙でもそうですが、考えをまとめるということは、実はあらかじめ内容をまとめあげるための時間が必要ですし、話の内容もそのように考えなければ、なかなか難しいものなんですね〜。
短い手紙を書く時間がないので長い手紙になったと、かのマーク・トウェインは友人に謝ったことがあるそうですが、「まさに!」と感じます。
2008年01月26日
欲しい〜
昨日は、診療後に、総武臨床研究会という、年10回集まる勉強会に出席してきました。以前も投稿したことがありますが、私が参加するようになってすでに20年も続いています(会の歴史としては、30年以上続いているようです)。
会長の人間的魅力のおかげだけでなく、ちょっと呑みながら、ざっくばらんに日頃の臨床の話をするという、肩の力が抜けたスタイルが継続の秘訣かもしれません。
昨日は、歯科用CTソフトの応用について、日大の放射線科の先生を招いての講演会。
存在は知っていましたし、見たこともありましたが、私はインプラントを自院でやらないので、あまり関係ないかなとも思って最新版のチェックを怠っていました。
しかし、実際にデモを見てビックリです。
ここまで進化したのか!
インプラント用などと思っていた私の認識は、甘かったようです。
とにかく、細かいところまで見える見える。
おまけに、通常のレントゲンのイメージで考えて処置したのではコワイというケースも次々と出てきます。
経験的に、これをすると危険ということは解っていましたが、CT画面を見て納得。
これは、欲しい!
と、思うのですが、なにしろ値段が3500万円。
撮影も保険が効きませんから、患者さんの自己負担も○万円。
だんだん安くはなってくれるのでしょうが、私が買えるくらいの値段になるころ、私が歯科医師をやっているかどうか・・・。
2008年01月25日
もしかすると・・・
昨日の休診日は、午前中に市の健康課との会議。この時期、まだ来年度予算が市議会を通過していないので、大まかな来年の予定と、今年度の実績評価が、話し合いの主になります。
こじんまりとやる分、話もホンネでできますので、とても意義ある会議だと個人的には思っています。
ところで午後は、診療室で使っているあるパソコンソフトのメーカーさんに来てもらい、新しい仕組みの提案をしてもらいました。
パソコンだけはどんどん増えているのですが、どうも使いにくい。
といったことを、先日相談したところ、解決策を提案してくれるということだったので、とても楽しみにしていました。
最大の問題は、マックとウインドウズを、どう統合するか?ということ。
「今は、マックもウインドウズも一緒ですから」とは、言われたものの、半信半疑。
まずは、論より証拠と、簡単にセッティングしてもらったところ、凄いじゃないですか!
私が、望んでいたことが、目の前でいとも簡単に実現し、ビックリです。
早速、来週に最終調整をしてもらうことに。
もともとデザインや、インターフェイスはマックの方が好きなんですが、いかんせんパソコン音痴にマックはハードルが高く(相談相手が身近にいないという点で)敬遠していたのですが、これなら私でも使えそう。
いいな〜、マック。
今の私用パソコンも調子が悪く、買い替えを検討しているのですが、もしかするとマックに・・・・。
2008年01月24日
飽きない理由
一般開業医の毎日の業務と言えば、ほとんどが、ムシバ処置、歯周病処置、抜歯処置、欠損補綴処置(歯のないところに、歯を入れる)と言っても過言ではないでしょう。例えば、ムシバ処置であれば、ムシバで悪くなったところを削って詰めるといったことを毎日毎日やるわけです。
友人の中には、「もう、飽きたよ」という人がいます。
確かに、「作業」として考えれば、同じ「動作」をしているわけですから、飽きてくるのもしかたがないかもしれません。
しかし、相手は人間ですし、その経過も様々です。
ただ、削って詰めるという行為の中にも、考えなければならないことは、山のようにあります。
いつから、ムシバが始まったのか?
なぜ、ここに出来てしまったのか?
今日、処置すべきか、それとも鎮静処置などをほどこしてから、処置に入るべきか?
どこまで、削るか?
歯髄(歯の神経)への影響はどれくらいなのか?
麻酔をすべき状態なのか?
最終的に、どういうデザインにするべきか?
修復材料を何にすべきか?
などといったことを事前に考え、
どの道具で削るのか?
回転数はどれくらいで、どの角度で削るのか?
どこまで削ったら、道具を替えるのか?
染め出し液は、どの段階で使うのか?
を決め、そして、処置中には、さらにいろいろと配慮すべきことがあります。
これが、人によって、歯によって、千差万別です。
もし、こういったことを考えなければ、歯科処置はずっと簡単なものですし、それこそ10年もすれば飽き飽きしてしまうかもしれません。
もしかすると、飽きちゃうくらいの人は、自己の診断や処置方針がキチンと固まっているのかもしれませんが、常に悩む私は、全然飽きません。
先日、「悩みます」と投稿しましたが、飽きないためには、案外良いかも?(^^;
2008年01月23日
保湿対策
私が、大学を卒業して、歯科医師となったころ、診療でグローブを使用するのは肝炎などの感染性疾患を持っている方の診療や、外科処置のときくらいでした。当時、勤務医の先輩の一人が、必ずグローブをして診療しているのをみて、ずいぶんと神経質な人だな〜と、思ったくらいです。
その後、グローブするのは当たり前になり、今や、患者さんごとに使い捨てにするのも当たり前。
隔世の感があります。
グローブと言っても、様々な種類がありますが、うちで使っているのは、ラテックスのパウダータイプ。
勤務医時代から使っているので使い慣れているとともに、価格が安いということもあり、特殊な外科処置以外は、全部これ。
なにしろ、私だけでも一日に50双以上使いますから、メンバー全員の分まで考えると、コストもバカになりません。
しかも、それだけコストをかけても、保険診療費は安くなる一方ですから、利益は圧縮されていきます。
ところで、パウダータイプの欠点で、それだけ頻繁にグローブを取り替えると、いつも手に新しいパウダーが付着している状態になります(ずっとしていれば、自分の汗で保湿されますが・・・)。
もともと乾燥肌なのですが、ここのところの気候と相まって、両手の甲は、診療終了後はガビガビのカサカサです。
そんな手を見かねたのか、先日、娘が保湿クリームをプレゼントしてくれたました。
今まで、あまりそういったケアをしていなかったのですが、これが良いんですね〜。
しっとりした手は、自分で頬ずりしたくなるほどです(笑)
診療が終わって、手を洗い、保湿クリームを塗りながら一日を振り返る・・・。
なんだか、新しい習慣ができました。
2008年01月22日
知りたい、スイッチが入るとき
先日いらっしゃった、ちょっと年配の男性患者さん。もう、うちにも10年以上前から罹っているのですが、とにかくハミガキをしてもらえません。
明るい人柄で、「もうちょっと、磨いて欲しいんですけど・・・」とこちらが言いかけると「わかってるんだけどね〜、ハハハハ!!」といった感じで、こちらも説教しにくく、ついつい妥協していました。
なにしろ、ムシバが食べカスで見えないくらい。
毎回、治療前に、歯科衛生士に磨いてもらって、ようやく治療開始といった塩梅。
当然ながら、ハグキは真っ赤。あっちこっちボコボコに腫れています。
それでも、意に介する風もなく、イタイ、腫れた、取れたというときだけの来院でした。
で、そんな調子ですから、こちらも具合の悪そうなところだけ処置するということを繰り返していました。
そして、昨年暮れに、詰め物が取れたということで来院。
いつもの調子かなとお口を診たところ、ビックリするほど磨けているじゃありませんか!!
何があったんでしょう?
何がキッカケでそんなに磨くようになったのか伺ったところ、「いやぁ〜、俺もそろそろ年だからね〜、ハハハハ」といった調子。
よ〜し、それならばと、今まで清掃状態が悪かったので、処置も妥協していたことを正直にお話ししたうえで、徹底的に治す意志があることを確認し、プログラムを作り、治療を開始したところ、信じられないほどの優等生ぶり。
みるみるハグキが綺麗になり、たった1ヶ月ほどで、早くも「ビフォーアフター」の写真を撮りたくなるほどの治り方です。
う〜む、どこで、そんなスイッチが入ったんでしょう?
少なくとも、私のモチベーション力でないことは確かです。
何回伺っても、笑ってはぐらかされるのですが、知りたいものです。
今更ながらですが、ニュースレターの発行を始めました。