ふじもと歯科診療室BLOG

東京都稲城市の歯科医師の日記 

2008年04月

食習慣

9229618f.jpgムシ歯や歯周病の予防に真剣に取り組むと、結局は日常生活習慣の改善まで必要と感じさせられます。

特に、食習慣による影響は、改めていうまでもなく、大きいものです。

日本人の歴史を見ると、ムシ歯という病気ができたのは弥生時代から。
お米を食べるようになってからだそうです(縄文時代は、歯頸部ウ蝕だけだそうです)。

以前、なにかの文献で読みましたが、現代社会でムシ歯がないのは、昔ながらの生活をしているイヌイットの人たちだけのよう。極寒の地で、生肉が主食なためムシ歯菌などの活動がないのが原因らしいですね(確認はしていませんが)。

また、予防先進国のスカンジナビア諸国の食生活も、日本人の目からみると質素な傾向にあります。
メタボなどが騒がれていますが、日本人の食生活を見直さなければならない時代になってきている気がします。

自給率がこれほど低いのに、食材が溢れ、廃棄される食料品が多いのは、ちょっと異常かもしれません。

また、味覚障害の方も増えているよう。

しかし、生活にどこまで立ち入って良いものやら。

お話が難しい分野でもあります。


パターン化する

4fe60760.jpg診療室で、円滑に業務をすすめるためには、スタッフ同士のコミュニケーションが大切。

と、言う訳で、院内ミーティングは必須ですが、うちではさらに私抜きで、スタッフだけでのミーティングも行っています。
先日も、このスタッフミーティングで、患者さんの導入時の準備・退出後の後かたずけの手順を新たに決めました。

何気ないオペレーションでも、いかにミスを減らすか、無駄をなくすかと考えていくと、パターン化することが大切であることが解ってきます。

ただ、そのパターンが洗練されたものでなければなりません。
変に手間が増えたりしては、逆効果。


これって、ムシ歯を削る時、根の治療をする時などでも大切なんですね。

スムーズに、手早く、確実に処置を行おうとすると、やり方をパターン化することになってきます。
私の場合、ムシ歯を削る時は、まず一番深そうなところのど真ん中を削り、そこから周りに広げていきますが、基本的に近心と呼ぶ手前から。さらにそこからどう進めていくかも、決まっています。
そうやってパターン化すれば、取り残しも減らせますし、何より確認手順が決まっていますから、短時間に処置を終えることができます。

システムというものは、いかにシンプルに、楽に、継続しやすく、効率が上がる方法がないものかと模索しながら作っていくものでしょうが、結局パターンの組み合わせ。

そして、そのパターンが洗練されるか否かは、やる気に左右されます。

私の役割は、スタッフのやる気を削がない事だけなのかもしれません。

大切な「生活のリズム」

ebef49d6.pngいよいよ、本格的にゴールデンウィークに入ってきましたね。

うちは、暦通り+定休日通りなので、今週は、月・水・金の3日間だけの診療日です。

が、先週から気温が上がってきたために、急患の方続出状態。
今週はどうなるのでしょうか?
3日間で対応しきれるのでしょうか?
5月1日(木)は、診療しようかとも考えたのですが、歯科医師会の公務がはいってしまい、診療ができません。
祭日は、休日応急診療所もやっておりますので、お困りの方は、ご面倒でもそちらをご利用ください(042-376-8009)。


さて、季節の変わり目は、体調を崩しやすいと言われていますが、それも気温が上がる時期の方が顕著にでます。

また、お休みが入ると、さらに体調に変化を来しやすいんですね。

就寝時間と起床時間を変えると、却って疲労が溜まりやすいそうです。
休みだからと、朝ゆっくり寝ていると、妙に体がダルいなんてこと、ありませんか?

基本的な生活のリズムを変えると、変調を来しやすいので、そこから歯が痛いなんてことも起きえます。

くれぐれも、ご注意を。

地域貢献と会員利益

cce9ec57.jpg昨日は、稲城市歯科医会の総会でした。

私が会長になって初の総会。
不慣れなため、ちょっと段取りが悪いところもありましたが、周囲のサポートで無事終了しました。

歯科医師会というと、なんだか権力争い、金権みたいなイメージがあるかもしれませんが、実態はいまやボランティア団体のようだと、個人的には思っています。
もちろん、地域によってその様相はかなり異なるでしょうが、少なくとも稲城の場合は、そう言っても過言でないほど、様々な活動をしています。

例えば、一才半児健診や3歳児健診、幼児健診や母親学級といった市の健診事業、市内の公立小学校・中学校、保育園や幼稚園の学校医、園医なども歯科医師会の会員で担当しています(どこもやっていることですが、その他にも様々あります)。

これらは、もちろん報酬はでますが、金銭的には、普通に自分の医院で診療している方がよっぽど・・・。
また、お金の問題だけでなく、自分の診療を休んでいかなければなりません。

しかし、私の三代前の会長が、「自分は、稲城という土地で開業し、患者さんが来てくれるおかげで食っていけているのだから、少しでも地域に恩返しをしたい」とおっしゃっていましたが、私も同じ気持ちです。



また、近年は「メリットがないから」という理由で開業しても歯科医師会に入らない人が増えています(と、いうか大部分です)。
確かに、時間的にも金銭的にもメリットがあるとは言い難いかもしれません。

そういう風潮の中、入会し、頑張ってくれている先生方の医院が繁盛してほしいという気持ちもあります。

本来、商売仇である近隣の歯科医院ですが、そうは言ってもうまくいっていないなどという話はあまり聞きたくないものです(うちの患者さんが、転院していったなどという話はもっと聞きたくありませんが・・・)。

今後の稲城市歯科医会の活動として、この2点を中心に会長職を勤めたいと考えています。

「いつか」は、来ない

a8aef252.jpgおそらく、どこの歯科医院でも、必ず一度はやってしまう「在庫切れ」。

処置中に、必要なモノがないという経験は、うちも何度かしています(幸いにして、そのために患者さんに迷惑をかけるような事態はありませんが)。

一般の歯科医院で、取り揃えておくべき在庫ってどれくらいあるのでしょうか?

今まで、何度もノートを作ったり、伝票からまとめたりしていますが、かなりの種類と量なうえ、その管理も油断できません。
特に、消耗品などは、それこそあっという間になくなっていきます。
そこで、多めに頼んでおくと、いつのまにやら、棚の隅にいつまでも残っていたりするんですね。

また、同じ物でも、新製品に切り替えたりすることもしょっちゅうです。
そうすると、中途半端に残る機材があります。

これをなかなか捨てられないんですよね。
また、捨てた時に限って、1週間ほどしてから、あれがあれば・・・、ということがあります。

そうやって溜まっていく、いわゆる「不良在庫」の整理に、ここのところ取り組んでいます。
意外に時間を取るので、スタッフ全員が自ら役割分担を決めて、やってくれました。

しかし、廃棄するかどうかの最終決定は、私。

次々と「これ、どうしますか」と訊かれ、あまりの無駄の多さに愕然とするほどです。

今は使っていないけど、もしかしたら・・・、なんて考えていると、整理がつきません。

「いつか」は来ないと思って、どんどん思い切ります。

おかげで、ずいぶんとスッキリしてきました。

ちなみに、今日の写真は、ヘッドレストカバーが送られてきたときのもの。
こんなにあっても、なくなるのはあっという間です・・・。

生き字引

62e26219.jpgここ最近の悩みの一つに、自宅の部屋が片付かないことがありました。

とにかく、狭い部屋に整理しきれないモノが所狭しとおいてあり、収拾がつきません。

収納に余裕があれば良いのですが、本棚は一杯どころか、目当ての本がどこにあるか探すのも一苦労。
さらに、服や鞄/小物といった類いがごちゃごちゃでした。

しかし、収納になかなかぴったりのものが見つかりません。
かくなる上は、オーダー家具か?
でも高そうだしな〜、と躊躇していたところ、家人のアドバイスで、先週近所の家具屋さんへ。

実は、診療室の家具もここで購入しているものが多いのですが、とにかくこちらの希望を話すだけでカタログからぴったりの品を見つけてくれ、しかも安いのです。

そこで、こんな感じで、サイズはこれくらいでと話し、見繕ってくもらい、お願いした家具が昨日届きました。

早速、組み立て、設置したところ、期待以上にぴったり&きれいです。

う〜ん、素晴らしい!

下手にこちらが探してオーダーするより、よっぽど確実です。

こういった「プロ」を感じさせる仕事に出会う度に、我が身を振り返り、反省します。

本当にこうありたいものです。

ポイントは3つなんですが

26c660fd.jpg6月に、歯科医師会と、稲城市の健康課でコラボしている「6歳臼歯講演会」が行われます。

今年は、はなぶさ幼稚園と梨花幼稚園。どちらも保護者の方が対象です。

毎年、市内の幼稚園で歯科医師会の担当者が回り持ちで行っているのですが、今年は私。
実は、成人向け講演会や、小学校/保育園は経験があるのですが、幼稚園での講演は初めて。

小学校や保育園と違い、「これから6歳臼歯が生えてくる」お子さんの保護者に絞った話になるので、ある意味話やすいところもありますが、言いたいことがたくさんありすぎて、時間内に終われるかどうか、パワポの見直し中です。

伝えたいことがどんなにあっても、早口では、相手の記憶に残りません。

突き詰めていくと、私がつたえたいポイントは3つだけ。

正しい知識を身につける。
それを実践する。
そして、継続する。

これだけです。

知識を伝えるだけであれば、簡単。
それを実践し、継続しようという「気」になってもらわなければ意味がないのですが、これが難しい。

でも、楽しみです。

ラッキーな職業

19076cdb.jpg日曜日のセミナー(午前中版)でのこと。

講演に先立ち、近くに座っている人との名刺交換を行いました。
ここまでは、どんなセミナーでも良くあることです。

ところが、相手の人と話しているところで、講師が中断。
そして、一言。

「今、目の前で挨拶している人が、実は自分の人生を変えてくれる人だと思って、もう一度話しをしてみてください」

すると、あ〜ら不思議。
相手の表情・目の動き・しゃべり方まで、ものすごく気になります。
そして、記憶に残ります。

出会いが人生を変えるとは、言い古された言葉かもしれませんが、それも自分の心構えがあってこそ、と思い知らされました。



ところで、考えてみれば、私は、毎日毎日、実に多くの人と出会っているんですね。

今までも、私の考えや行動を変えてくれた患者さんにたくさん出会いましたが、それは、何か記憶に残るような出来事があったから。
人を診ているつもりでも、ほとんどは出会いということを意識せず過ごしていた気がします。

そこで、月曜日から患者さんお一人お一人に、「この人との出会いで、自分の人生が変わるかも?」と思いながら接するように意識し始めました。

そう考えると、接し方が変わりますし(相手に伝わっているかは?ですが)、しかも2日間で、100人以上の人と出会っているんですね。

なんて、ラッキーな職業なんでしょう。

ますます、歯医者になって良かった、と思えるようになりました。

スピード&スピード

c7eb792b.jpg一昨日のセミナーで得られた事柄を、昨日早速少しだけ実践しました。
自分では、結構スピードが早いな〜なんて、自己満足していたのですが、とんでもない!

今朝、友人からのメールで、もっともっと早く、しかもたくさん実践している人がいることを知り、ビックリしました。
う〜ん、すごい!
完全に負けてます。

実は、セミナー中に簡単なワークをやったのですが、その時からなんか負けてるな〜と感じたのですが、その直感は正しかったのですね(^^;

おそらく、私よりも年下のその方。
どういう考えをすれば、ああなれるのか?

実践するスピード。
そういった実践ができる年齢に達するスピード。
ダブルで負けてます。

まだまだ修行が足りません・・・・。

ソフトとハード

93ba5ead.jpg昨日は、セミナーのダブルヘッダー。

最初は考え方の勉強。
言ってみればソフト編。
二つ目は、導入を考えていた機材を中心とした治療法について。
これはハード編と言うべきでしょうか?

どちらも、多くの課題を作ってくれました。
今朝から、それをどう実践していくか、早速検討中です。

「鏡は先に笑わない」
昨日の講義の中で出た言葉です。
目の前の事象は自分が招いたもの。
自分が笑わなければ、鏡に映った自分が笑うわけがありません。

ソフトとハードの実践。
新たなチャレンジです。
livedoor プロフィール

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Profile
藤本 卓
東京都稲城市の歯医者、藤本 卓(たく)です。
出身地を訊かれると、とっても困る小学校5つ、中学校4つを渡り歩いた自称「転校王」。
「ここにきて良かった」と患者さんに言っていただけることを目標に、日々診療に取り組んでおります。
趣味は、仕事と読書と酒&パイプ。

好きな言葉が「真理は常に少数派とともにあり」の天邪鬼。

昭和38年1月 生まれ
昭和62年3月 東京歯科大学卒業
平成5年10月 稲城市にて開業
平成17年9月 現在地へ移転

日本歯周病学会会員
日本ヘルスケア歯科研究会会員
日本障害者歯科学会会員
日本臨床歯周療法集談会会員
総武臨床研究会会員
口腔感染症懇話会会員
南多摩予防歯科研究会会長
八南歯科医師会稲城支部支部長
稲城歯科医会会長

ふじもと歯科診療室
東京都稲城市東長沼3103-12
(京王稲城駅徒歩1分)

電話 042−378−7105
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