2009年10月

2009年10月31日

うれしい時は、すぐに。

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昨日は、なぜか補綴物のセットが多い一日でした。

そして、とてもうれしいことに、スパンスパンと気持ち良くフィットしてくれます。
おおっ、今日は調子いいぞ!と、思いながら仕事するのは、とても楽しい(^^

圧巻は、ブリッジが3連続無調整でセットできたこと。
しかもそのうちのひとつは、残存歯の関係で、ブリッジなのに、片側だけで型を採ったもの。
通常は、そんなことしないのですが、どうしても仕方なく、あとは技工士さんの腕に賭ける感じ。

そんなものまでピタリと一発。

こんなときは、うれしくて、すぐ技工所さんに電話です。


私、結構嬉しいときにも技工所さんに電話するんですね。
技工所さんが歯科医院から電話を受けるという場合、ほとんどが文句やクレーム、納品の早期請求だったりなので、とても気の毒。

それに、そんな電話ばかりだと、モチベーションも下がることでしょう。

ですから、嬉しいときは、すぐ電話。

やっぱり、助けてもらっているんですから。

fdo964 at 06:10|PermalinkComments(2)診療姿勢 

2009年10月30日

歯科の手間

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昨日は、学校歯科医を担当している平尾小学校の就学児健診に行ってきました。

今年は84人とちょっと多め。
以前の第五小学校のころから考えると、とってもにぎやかです。

ところで、毎回感じるのが歯科の手間。
健診は、眼科、内科、耳鼻科とあるのですが、歯科は他科にくらべ、ペーパータオルやグローブの使用量に始まり、会場のセッティングなどもやることがたくさん。

おまけに、診る時間もかかりますから、歯科だけ控え室を用意してもらう始末。
すみません、私、パッパっと診れないタイプなんで・・・。

ささっと来て、ささっと帰れる他科の先生が、こういう時は、うらやましい(^^;

fdo964 at 08:46|PermalinkComments(0)院外活動 | 雑感

2009年10月29日

望むのはどっち?

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大分前の話になりますが、大学の部活(体育会バレー部)の新歓コンパに出席した時の話です。

新入生の挨拶が、ほぼ全員「楽しくやっていきたい」とあったので、ちょっと説教モードの話をしてしまったことがあります。

楽しいって、どう楽しくしたいのか?という趣旨で。


私自身、入部したころは、ある先輩の「勝つことが大切、勝つための練習が必要」という言葉に対し、「プロじゃないんだから、体が鍛えられれば良いんではないのか?」と考えていました。
当然、練習態度もその程度。

ところが、その強い先輩方が卒業した後は、連敗につぐ連敗。
勝てないと、チームの雰囲気も悪くなりますし、つまらなくなってきます。

ある試合後のミーティングで、マネージャーから一言「勝ってください!」といわれたことすらあるほどのどん底でした。

そんな状態がしばらく続いた後、ある試合で会心の勝利を挙げる事が出来ました。
試合会場からの帰り道、誰からともなく呑みに行こうということになり、キャプテンの下宿近所の居酒屋で乾杯しました。

その瞬間の全員の一体感というか、不思議な感動は、いまでも忘れられません。

「これが勝つってことなんだ。これが体育系部活の醍醐味なんだ」と心から思うと同時に、先輩の話が腑に落ち、練習のつらさなど吹っ飛びました。

『楽か 楽しいか』

楽とは、つらいことから逃げて得られるもの。
楽しいとは、つらいことを乗り越えてこそ、得られるもの。

同じ字でも、その意味するところは大きな違いがあります。

新入生の「楽しく」という言葉が「楽」にしか聴こえなかった私には、ぜひ後輩たちにもあの感覚を味わってもらいたいと、思ったわけです。


それにしても、自分が何を望んでいるのか?

人に説教している場合ではなく、自分自身も常に考える必要を感じています。

fdo964 at 09:23|PermalinkComments(4)雑感 

2009年10月28日

「ちょっと」のことで・・・

5b927f29.jpgここ最近、かつてないほどの多大な雑務に追われています。

そして、その関係からいろんな人と連絡・確認・行動を行なっています。

そんな中、相手のちょっとした行動が、その人に対する評価を決めてしまうことが多いことに改めて驚かされています。
もちろん、自分の評価だけでなく、関わった人同士のお互いの評価も含めてですが。

私が信用できると思っていた人が、他の人から見るとまったくダメだったり、その逆だったり。

で、その評価って、ほんと些細なことで大きく変ってしまうんですね。
ホントにちょっとのことで・・・。

自分としては、「まぁ、これくらいのこと」と思っていることに、ワナ(笑)が仕掛けられているような気分です。

若いころは許されていたことでも、この年齢になると許されないことも多いですし、立場というものがいかに周囲に影響を及ぼすか、コワイほどです。

小学生のころから、父親に「ちょっと」を大事にしろと言われ続けていましたが、ようやく実感できる年になったのかしら・・・・(遅すぎるかも)。

fdo964 at 08:52|PermalinkComments(0)雑感 

2009年10月27日

知らない間に

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最近、とみに感じるのが、定期健診においでになる方のブラッシング状態の良さ。

特に、3年以上もキチンと続いている方は、ほぼ全員といって良いほど「グー!」な状態。

「ハミガキの状態、素晴らしいですね」と声かけをすると、ほとんどの方が「そうですか?」と怪訝そうに答えます。
自分では、それほど一生懸命磨いていないと思ってらっしゃるようなんですね。
つまり、あまり意識はしていない/頑張ってはいない。

いつのまにか、レベルが上がっていて、それくらいが「当たり前」になっているのでしょう。


以前、頑張るという言葉を使っているうちは挫折しやすいという投稿をしたことがありますが、ダイエット・禁煙などに代表されるように、頑張るうちは習慣とは呼べません。

知らない間に、高いレベルで習慣化されている。
そうなればしめたもの。

ただ、そのためには一時の真剣な努力と、地道な継続が必要ですが。


2009年10月26日

同級生の訃報

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昨日、大学時代の同級生の訃報を知らされました。
卒業後、これで4人目でしょうか?

今回の詳細はまだ解りませんが、これまでに亡くなった同級生は、過労が根本原因かと思われる病気ばかり。

医者の不養生ではありませんが、医師・歯科医師の平均寿命は、一般の平均寿命よりも短いのです。
もちろん、職種によってはさらに短い職業もあるかもしれませんが、人を治す職業に従事しながらこの矛盾。

私は、隠れた原因として、日本の保険医療制度があるように感じているのですが、海外ではどうなんでしょうか?


私自身も、最近は患者さんに慮られることもしばしば。

「いい会社をつくりましょう」にも書いてありましたが、継続する事がとても大切であることを考えれば、私自身の健康維持も重要な要件。

あまり若いころのような無茶はしていないつもりですが、自己管理を意識しなければなりませんね。


fdo964 at 05:41|PermalinkComments(5)雑感 

2009年10月23日

問題、山積

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毎日の仕事の中で、問題が起きない日はありません。
一時は、あまりにいつも問題点があるのでうんざりし、問題から開放される手段はないものかと考えたことすらあります。

しかし、ある有名なかたの「問題点がなくなるのは、墓場だけ」という言葉を読んで、そんな手段はないことがわかりました。

問題というのは、意識していなければ見過ごされてしまうのですが、日々改善しようと考えていると、次から次へと出てくるもの。
ですから、問題が起きないというのは、意識が低いとも言えるのでは?
そう考えるようになりました。

ただ、自分の心がけで解決できるもの。
診療室全体で取り組む必要があるもの。
診療室以外の人まで巻き込まなければならないもの。

ホント、山積です。

fdo964 at 06:23|PermalinkComments(0)雑感 

2009年10月20日

ダブルハンド・ダブルチェック

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歯科医師になって、1年目の終わり頃に、師匠の小幡先生に出会いました。

当時の私にとって、先生の考え方・診断・処置のテクニックは雲の上のような存在。
ちょっとでも近づきたいと思い、毎週、それも多い時は3日以上見学にお邪魔していました。

そのころ、しょっちゅう言われていた言葉が「ダブルハンド・ダブルチェック」。

実は、先生はもともと左利き。
ですから、右手でも左手でも形成(歯を削る事)や抜歯ができるんですね。

歯科の治療イスは、右利き用に作られていますから、左利きの人でも否応無く右を使うようになるので、最初は大変だったそうです。
でも、それを逆手にとって、両手を使えるよう、練習なさったそうです。

私も、ポケットの中にハンドピースを忍ばせ、左手の指にその感触を覚えさせようとしたりもしましたが、やっぱり難しく断念しました。

それに比べ、ダブルチェックは、ちょっとした意識で実践できます。

例えば、定期健診。
うちでは、かならず歯科衛生士が担当しますが、お口のクリーニング/チェックが終わったところで、私もチェック。
また、ムシ歯治療も、私が形成した後、代診の歯科医師や歯科衛生士が型を採る。
他には、初診患者さんのお話は、最初にスタッフが伺い、私が補足/確認する。
お薬は、処方箋で出し、外部の薬剤師さんにおかしいところはないかをチェックしてもらう。

そうして、「複数」のフィルターを通すことにより、ミスや勘違いを防ぐようにする訳です。

最初から最後まで歯科医師一人が責任持って、という考えもありますが、他人に見られるということが、妥協を戒め、ミスを防ぐ一番の方法ではないかと考えています。

fdo964 at 06:24|PermalinkComments(0)診療姿勢 | 雑感

2009年10月19日

情報不足

9e69058e.jpg最近は行政による無料健康診断を実施している地域が多く、私の住むところでも健診のお知らせが来ました(歯科健診も)。

その中に、受診できる医療機関の一覧表がついているのですが、普段まったくお医者さんにかからない私には、いったいどこに行けば良いのやら???


ハッキリ言って、お医者さんも(歯医者も)ピンからキリまであります。
それに、自分との相性も気になるところ。

ところが、一覧表の医院の情報(せめて年齢・顔・専門)を集めようとネットで検索しても、HPを持っている医院はほんのわずか。
それも、ほとんどが、業者さんつながりのおざなりなもの。

この辺、歯科界とは大違い。

歯科医師過剰で、患者さんの減少に悩む(?)世界とは違うというスタンスなのでしょうか?

しかし、広告の手段として捉えられていたHPも、今や情報の手段として最低限欲しいところ。

うちのHPや、このブログも、患者さんを集めることなぞこれっぽっちも考えておらず(そんなことしたら大変なことになるのは目に見えてますし)、うちに罹ると決めた方にとって有益と思われる内容にしているつもりです。

集客としての手段ではなく、情報提示はいまや義務と言っても過言ではないのでは?(もちろん、業種によるわけですが)

そんなわけで、恐がりの私は、なかなか受診できません(^^;

fdo964 at 05:26|PermalinkComments(0)雑感 

2009年10月18日

探し物はどこに?

3238d8c0.jpg少し前の話ですが、ある自費の入れ歯を作った患者さんの話です。

セット後、初めての来院時に私の顔を見るなり開口一番「先生、聞いてくださいよ!」

入れ歯って、結構ミズものだったりするので、てっきり具合の悪いところをまくしたてられるのかと思ったら・・・。

「この前、新しい入れ歯を入れてもらって帰ったでしょ。それで次の日の朝に、入れ歯を入れようと思って探したら見つからないの。作ったばかりの高い入れ歯をなくしちゃったらどうしようと思って、一生懸命探したのよ〜。そしたら、どこにあったと思う?」

さぁ〜・・・・・(^^;


「口の中にあったのよ!
 あんまり違和感がなくて気づかなかったの!!」

え〜?そんなに?

「先生が、寝るときも入れておいたほうがいいって言ってたから、今までいつも外して寝てたのを、入れて寝てたのよ。そしたら、すっかり忘れて」


なにはともあれ、具合が良くてなによりでした・・・・・(^^;

でも、歯医者になって23年。
こんなことは、初めてです。

たまたまでしょうが、やっぱりこんなことがあるとうれしい・・・・。