2011年06月
2011年06月30日
流行廃り
世の中に、流行廃りがあるように、歯科診療にも流行廃りがあります。
一時、一世を風靡したと言っても良いくらい流行った診療も、なぜかいつのまにか誰も見向きもしなくなっているという処置方法。
たまに、古い歯科雑誌などを読み返してそうした処置の記事などを見つけるとと、ある種の懐かしさすら感じます。
それと反対に、未だにず〜っと続けられている処置内容もあります。
むしろ目立たないこうしたオーソドックスな手法こそ、私がもっとも好む処置です。
「最新の」、という言葉には何か輝けるようなイメージがありますが、私にとっては「生き残る方法なのかどうか?」の方が大切。
残念ながら、こういった地味なことについては雑誌などで取り上げられることもありませんし、歯科医師の友人と話をしていても話題にはなりにくいものです。
しかし、こうした地味な分野での精度/技術の向上こそがとても大切と考えています。
時々、患者さんに「先生のところは○○といったことはやってないんですか?」と訊かれることがありますが、やらない理由は不勉強なのもありますが、生き残ることが解ってから始めても遅くはないと考えているからです。
一時、一世を風靡したと言っても良いくらい流行った診療も、なぜかいつのまにか誰も見向きもしなくなっているという処置方法。
たまに、古い歯科雑誌などを読み返してそうした処置の記事などを見つけるとと、ある種の懐かしさすら感じます。
それと反対に、未だにず〜っと続けられている処置内容もあります。
むしろ目立たないこうしたオーソドックスな手法こそ、私がもっとも好む処置です。
「最新の」、という言葉には何か輝けるようなイメージがありますが、私にとっては「生き残る方法なのかどうか?」の方が大切。
残念ながら、こういった地味なことについては雑誌などで取り上げられることもありませんし、歯科医師の友人と話をしていても話題にはなりにくいものです。
しかし、こうした地味な分野での精度/技術の向上こそがとても大切と考えています。
時々、患者さんに「先生のところは○○といったことはやってないんですか?」と訊かれることがありますが、やらない理由は不勉強なのもありますが、生き残ることが解ってから始めても遅くはないと考えているからです。
2011年06月29日
不親切を承知で

歯科医院は、「歯科一般」「矯正歯科」「小児歯科」「歯科口腔外科」の4つの科目を標榜することができます(それ以外は、厚労省を通達により不可です)。
最近は、この全ての科目を標榜している歯科医院が増えていますが、私個人は「本当に?」と思うことも。
私の周囲を見渡すと、院長一人でこの全ての科目をマスターしている人は、極めて稀です。
もちろん、矯正専門医や口腔外科専門医に大学やその他の医療機関から応援にきてもらう体制を整えているところがありますから、そういうところは標榜しても良いと思います。
しかし、そういう体制を整えていない限り、そしてそれだけの力量がない限り、安易に標榜すべきではないと個人的には考えています。
ですから、うちはなにも標榜していません。
歯科と看板に書いてあれば、歯科医院ということは患者さんには解る訳ですから、それで十分と思っています。
ただ時々、「先生のところは子どもは診てくれないんですか?」と訊かれることはあります。
もちろん、普通にこどもさんの治療もやってます。
そういうことを訊かれる度にうちの看板は不親切だなと反省するのですが、しかし標榜した以上は責任を伴います。
うちの手に負えないから他の医療機関を紹介するということが起こりえる以上、町医者という看板以外を標榜する度胸は私にはありません。
2011年06月28日
健診がベースにあると
医科の処置と違って、歯科処置については、白黒ハッキリさせるものと思っている方が多いようです。
例えば、ムシバ治療などは、悪くなったところを削って詰めたらそれで終了(=問題なし)という感じ。
しかし、実際のところは、削ることで歯髄(歯の神経)に何らかのダメージを残す可能性は高いですし、さらに人工物が体に埋め込まれるわけですから、体の拒否反応がでてもおかしくないような行為なんです(と、私は捉えてます)。
そういったデメリットを超えるメリットがあるから、削って詰めるという行為の正当性が認められるわけですが、それでもやらずに済めばそれに越したことはありません。
やらずに済めば、ということが、実はとても大切であるんですが、微妙なところでもあります。
決定的にやらねばならないという状態であれば、こちらも躊躇せずやりますが、経過を診て判断したい程度の場合が難しいんですね。
経過を診るということは、症状に変化がなくても患者さんに来ていただかなくてはなりません。
ついつい忘れてしまう方。
はなから来る気のない方。
こういった方の場合、経過を診ないで、むしろどんどん処置してしまった方が良い結果になる場合すらあります。
反対にキッチリ診せに来て下さる方の場合、不幸にして処置にいたったとしても最小限で済みますし、さらに言えば健診時に磨いたりすることによって処置を回避できることも珍しくありません。
要するに、処置を必要とするのかそうでないのかというボーダーラインの方の場合、その後の健診に来ていただけるかどうかでその処置内容が全然異なってくるわけす。
例えば、ムシバ治療などは、悪くなったところを削って詰めたらそれで終了(=問題なし)という感じ。
しかし、実際のところは、削ることで歯髄(歯の神経)に何らかのダメージを残す可能性は高いですし、さらに人工物が体に埋め込まれるわけですから、体の拒否反応がでてもおかしくないような行為なんです(と、私は捉えてます)。
そういったデメリットを超えるメリットがあるから、削って詰めるという行為の正当性が認められるわけですが、それでもやらずに済めばそれに越したことはありません。
やらずに済めば、ということが、実はとても大切であるんですが、微妙なところでもあります。
決定的にやらねばならないという状態であれば、こちらも躊躇せずやりますが、経過を診て判断したい程度の場合が難しいんですね。
経過を診るということは、症状に変化がなくても患者さんに来ていただかなくてはなりません。
ついつい忘れてしまう方。
はなから来る気のない方。
こういった方の場合、経過を診ないで、むしろどんどん処置してしまった方が良い結果になる場合すらあります。
反対にキッチリ診せに来て下さる方の場合、不幸にして処置にいたったとしても最小限で済みますし、さらに言えば健診時に磨いたりすることによって処置を回避できることも珍しくありません。
要するに、処置を必要とするのかそうでないのかというボーダーラインの方の場合、その後の健診に来ていただけるかどうかでその処置内容が全然異なってくるわけす。
2011年06月27日
持って来てもらえると・・・
昨日の話と関連しますが・・・・。
残念ながら、詰め物・被せ物が取れてしまったという理由で来院なさる方は、珍しくありません。
以前にも書きましたが、「取れる」というのは一般的に歯科医師の腕の下手さの証明みたいなもの。
私自身、いつも一生持ってくれないかなという期待と気合いを込めて処置しているつもりですが(例外もありますが)、現実はそう甘くありません。
ところで、そんな「取れてしまった物」をどうせ使わないだろうからと捨ててしまったり、忘れてきたりする方がいらっしゃるのですが、できればぜひお持ちいただきたいんですね。
たとえ再利用することがなくても、そこには様々な情報があるからです。
表面に付いている噛み合わせのキズ痕や、変色の度合い、場合によっては擦り切れて穴があいているというところを観察することにより、どうやり直せば少しでも問題を起こしにくくできるか、とても参考になるわけです。
取れたときは、お忘れなく。
ぜひ、よろしくお願いします。
残念ながら、詰め物・被せ物が取れてしまったという理由で来院なさる方は、珍しくありません。
以前にも書きましたが、「取れる」というのは一般的に歯科医師の腕の下手さの証明みたいなもの。
私自身、いつも一生持ってくれないかなという期待と気合いを込めて処置しているつもりですが(例外もありますが)、現実はそう甘くありません。
ところで、そんな「取れてしまった物」をどうせ使わないだろうからと捨ててしまったり、忘れてきたりする方がいらっしゃるのですが、できればぜひお持ちいただきたいんですね。
たとえ再利用することがなくても、そこには様々な情報があるからです。
表面に付いている噛み合わせのキズ痕や、変色の度合い、場合によっては擦り切れて穴があいているというところを観察することにより、どうやり直せば少しでも問題を起こしにくくできるか、とても参考になるわけです。
取れたときは、お忘れなく。
ぜひ、よろしくお願いします。
2011年06月25日
役に立って欲しくないけど、役に立つ
うちの診療で重視していることのひとつに、口腔内写真を撮ることが挙げられます。
特に、初診の患者さんの場合、痛みが強いとか口が開かないということがない限り、必ず撮影しています。
写真があれば、説明しやすいというのもありますが、経年変化を診るのにもっとも情報量が多いので、今や必須と言っても過言でないほど。
それともう一つ、外傷の時に役に立つんですね。
先日も、転んで前歯を折った患者さんがいらっしゃいましたが、折れたところだけでなく、周辺の歯が移動していないかなど、写真があればかなり細かいところまで確認できます。
さらに、元の歯並びに近い感じで直せますし、「撮っていて良かった」というケースは意外に多いもの。
外傷なんてあってほしくはないことなんですが、でもそんな時にこそ役に立つ。
撮られる方は大変かもしれませんが、ご理解いただきたいところです。
特に、初診の患者さんの場合、痛みが強いとか口が開かないということがない限り、必ず撮影しています。
写真があれば、説明しやすいというのもありますが、経年変化を診るのにもっとも情報量が多いので、今や必須と言っても過言でないほど。
それともう一つ、外傷の時に役に立つんですね。
先日も、転んで前歯を折った患者さんがいらっしゃいましたが、折れたところだけでなく、周辺の歯が移動していないかなど、写真があればかなり細かいところまで確認できます。
さらに、元の歯並びに近い感じで直せますし、「撮っていて良かった」というケースは意外に多いもの。
外傷なんてあってほしくはないことなんですが、でもそんな時にこそ役に立つ。
撮られる方は大変かもしれませんが、ご理解いただきたいところです。
2011年06月24日
解らなくても良いこと
昨日は、保育園の健診の後に、診療室のプチバージョンアップ。
今まで、インターネットがADSL だったのですが、ようやくフレッツ光に。
これでようやく、電話とネットがスムーズに使えます。
今までは、電話にでると、ネットが繋がりにくくなり、折角のアポイントソフトがうまく稼働しないなんてことがあったのですが、これからはサクサク動いてくれることでしょう。
それにしても、今回もプロの方に面倒をみてもらったのですが、何がどうなっているのか私にはさっぱり理解できません。
が、そのためにプロにお願いしているわけですから、解らなくてもかまわないわけです。
以前は、なんでも自分が知っていないといけないような気持ちでいましたが、最近は解らないことは解る人に訊けば良いと割り切れるようになってきました。
なんでもそうですが、プロに勝てるはずありませんし・・・・。
今まで、インターネットがADSL だったのですが、ようやくフレッツ光に。
これでようやく、電話とネットがスムーズに使えます。
今までは、電話にでると、ネットが繋がりにくくなり、折角のアポイントソフトがうまく稼働しないなんてことがあったのですが、これからはサクサク動いてくれることでしょう。
それにしても、今回もプロの方に面倒をみてもらったのですが、何がどうなっているのか私にはさっぱり理解できません。
が、そのためにプロにお願いしているわけですから、解らなくてもかまわないわけです。
以前は、なんでも自分が知っていないといけないような気持ちでいましたが、最近は解らないことは解る人に訊けば良いと割り切れるようになってきました。
なんでもそうですが、プロに勝てるはずありませんし・・・・。
2011年06月23日
肝心な時に・・・
今日は、保育園の歯科健診。
小学校と違って、ひとりひとりを看護士さんが抱っこして、私の膝に乗せての健診体勢です。
0歳児〜3歳児くらいまではヒョイと持ち上がるのですが、それ以上になってくると、重くて大変です。
で、少しでも早く診れるよう、今年はライト付きの拡大鏡を持参しました。
普段、診療で使っている拡大鏡は、ライトがないのでライト付きを1年ほど前に別に購入したのですが、レンズの種類のせいか、どうも見えにくかったんですね。
でも、折角買ったんだしと、今年の小学校の健診から使ってみたところ、なかなか具合が良くって重宝してます。
ところが、健診途中でまさかの電池切れ。
単3電池かと思いきや、充電式のリチウム電池。
危機管理ができてませんね〜。
幸いにして、健診会場に別のライトがあったので事無きを得ましたが、電池って残量がわかりませんし、ましてや充電式となると、どこかで警告ランプくらい点いて欲しいもの。
便利な分、使えない時の弊害も大きいのでなんとか工夫したいところです。
小学校と違って、ひとりひとりを看護士さんが抱っこして、私の膝に乗せての健診体勢です。
0歳児〜3歳児くらいまではヒョイと持ち上がるのですが、それ以上になってくると、重くて大変です。
で、少しでも早く診れるよう、今年はライト付きの拡大鏡を持参しました。
普段、診療で使っている拡大鏡は、ライトがないのでライト付きを1年ほど前に別に購入したのですが、レンズの種類のせいか、どうも見えにくかったんですね。
でも、折角買ったんだしと、今年の小学校の健診から使ってみたところ、なかなか具合が良くって重宝してます。
ところが、健診途中でまさかの電池切れ。
単3電池かと思いきや、充電式のリチウム電池。
危機管理ができてませんね〜。
幸いにして、健診会場に別のライトがあったので事無きを得ましたが、電池って残量がわかりませんし、ましてや充電式となると、どこかで警告ランプくらい点いて欲しいもの。
便利な分、使えない時の弊害も大きいのでなんとか工夫したいところです。
2011年06月22日
良い歯医者の条件
紹介でいらっしゃる患者さんに、その来院理由を伺うと「良い歯医者さんと聴いたから」というお答えが返ってくることがほとんど。
今までも何度か書きましたが、この「良い歯医者」の定義が人によって全然違うんですね。
皆さんが、どういう「良い歯医者」像を期待なさっているのか、こちらには解りかねることも。
(でも基本は、痛くなく、早くというところでしょうか?)
私が大学を卒業したころは、「腕さえあれば、患者さんは来てくれる」という雰囲気がこの業界にはありました。
ですから、一にも二にも、技術をどう磨くか?ということに意識が集中していました。
しかし、ここ最近の社会の流れをみていると、医療の世界だけでなく、「能力の高い人」の評価方法が明らかに変化してきています。
いわゆる「仕事が出来る人」というのは、個人的な能力が高い人のことではなく、集団のパフォーマンスを向上させられる人のことを指しているように感じています。
ですから、「良い歯医者」というのは、そこの歯科医師の腕ではなく、歯科医院全体のパフォーマンスで評価される時代。
う〜ん、腕前だけなら自分の努力でなんとかなりますが・・・・。
集団のパフォーマンス向上能力のない院長が君臨しているうちに患者さんが多く来ていただけているのは、スタッフの皆のおかげですね。
今までも何度か書きましたが、この「良い歯医者」の定義が人によって全然違うんですね。
皆さんが、どういう「良い歯医者」像を期待なさっているのか、こちらには解りかねることも。
(でも基本は、痛くなく、早くというところでしょうか?)
私が大学を卒業したころは、「腕さえあれば、患者さんは来てくれる」という雰囲気がこの業界にはありました。
ですから、一にも二にも、技術をどう磨くか?ということに意識が集中していました。
しかし、ここ最近の社会の流れをみていると、医療の世界だけでなく、「能力の高い人」の評価方法が明らかに変化してきています。
いわゆる「仕事が出来る人」というのは、個人的な能力が高い人のことではなく、集団のパフォーマンスを向上させられる人のことを指しているように感じています。
ですから、「良い歯医者」というのは、そこの歯科医師の腕ではなく、歯科医院全体のパフォーマンスで評価される時代。
う〜ん、腕前だけなら自分の努力でなんとかなりますが・・・・。
集団のパフォーマンス向上能力のない院長が君臨しているうちに患者さんが多く来ていただけているのは、スタッフの皆のおかげですね。
2011年06月21日
予定はいつまで?
予約システムをパソコンにしてから、いろんな面で便利になりました。
単純に、受付以外でも予約が取れる(受付の負担が減る)こと以外に、各治療ユニットごとにモニターがありますから、どこで診療していても混み具合を把握するのが簡単。
ですから、急患の方でも何時ころだと少しでもお待たせしないで受け入れられるかの判断がし易くなりました。
また、それだけでなく、半年先などという予約にも対応できます。
定期健診が定着した患者(お客)さんは、ほとんど次回の予約を決めたからお帰りになりますから、実は3ヶ月先でも予約が埋まっているなんてことが珍しくなくなってきています。
うちの定期健診は、毎月/隔月/三ヶ月ごと/四ヶ月ごと/半年ごとの間隔で決めている方が多いので、半年先の予約もちらほら入っているんですね。
さすがに、半年先の予約を取っている方は、まだまだ少数ですが、それでも数十人いらっしゃいます。
ただ、ちょっと問題があって、時々私の方の都合が悪くなるんですね。
稲城市歯科医会の会長という立場なため、出張や会議の予定が昼間に入ることがあるので、ちょうど予定がぶつかる時があり、そういう時にはご連絡して予定を変更していただかなくてはなりません。
できればこちらの都合でアポイントを変えてもらうというのは避けたいのですが、さすがに半年先ともなると予定は未定。
でも、折角予約を取って下さった方には、できるだけ迷惑をかけたくないものです。
単純に、受付以外でも予約が取れる(受付の負担が減る)こと以外に、各治療ユニットごとにモニターがありますから、どこで診療していても混み具合を把握するのが簡単。
ですから、急患の方でも何時ころだと少しでもお待たせしないで受け入れられるかの判断がし易くなりました。
また、それだけでなく、半年先などという予約にも対応できます。
定期健診が定着した患者(お客)さんは、ほとんど次回の予約を決めたからお帰りになりますから、実は3ヶ月先でも予約が埋まっているなんてことが珍しくなくなってきています。
うちの定期健診は、毎月/隔月/三ヶ月ごと/四ヶ月ごと/半年ごとの間隔で決めている方が多いので、半年先の予約もちらほら入っているんですね。
さすがに、半年先の予約を取っている方は、まだまだ少数ですが、それでも数十人いらっしゃいます。
ただ、ちょっと問題があって、時々私の方の都合が悪くなるんですね。
稲城市歯科医会の会長という立場なため、出張や会議の予定が昼間に入ることがあるので、ちょうど予定がぶつかる時があり、そういう時にはご連絡して予定を変更していただかなくてはなりません。
できればこちらの都合でアポイントを変えてもらうというのは避けたいのですが、さすがに半年先ともなると予定は未定。
でも、折角予約を取って下さった方には、できるだけ迷惑をかけたくないものです。
2011年06月20日
診療室の宝物
今回の地震で、災害に備える、ということを改めて考えました。
で、私の場合、もし同じような災害に見舞われた時、診療室で一番大切なものは何か?という考えがどうしても浮かびます。
当たり前ですが、一番最初に考えなければならないのは、患者さんの安全。
そして、スタッフの安全。
ただ、そういうソフト面ではなく、診療室が使えないという事態になった時、その後の復興時に最も大切なものはなに?と訊かれたら、多くの歯科医師は何と答えるのでしょうね?
私の場合、一番は患者さんの口の写真とハグキの記録を保存しているパソコン(もしくはバックアップHD)です。
次に、カルテのバックアップUSB。
なにがなくとも、私の18年に及ぶ患者さんとの間に築きあげてきた全てがここにあります。
写真などは、ざっと計算しても30万枚以上はあるでしょうし、歯周病治療の記録などは将来を予測するためにも大切な資料です。
リスクコントロールを考え、それに備えておく。
普段から考えておく必要を感じます。
で、私の場合、もし同じような災害に見舞われた時、診療室で一番大切なものは何か?という考えがどうしても浮かびます。
当たり前ですが、一番最初に考えなければならないのは、患者さんの安全。
そして、スタッフの安全。
ただ、そういうソフト面ではなく、診療室が使えないという事態になった時、その後の復興時に最も大切なものはなに?と訊かれたら、多くの歯科医師は何と答えるのでしょうね?
私の場合、一番は患者さんの口の写真とハグキの記録を保存しているパソコン(もしくはバックアップHD)です。
次に、カルテのバックアップUSB。
なにがなくとも、私の18年に及ぶ患者さんとの間に築きあげてきた全てがここにあります。
写真などは、ざっと計算しても30万枚以上はあるでしょうし、歯周病治療の記録などは将来を予測するためにも大切な資料です。
リスクコントロールを考え、それに備えておく。
普段から考えておく必要を感じます。