2011年08月

2011年08月31日

愕然とする時

ムシバを削って、詰めるため(被せるため)型を採る。

ほとんど毎日の、歯科医院の基本的な仕事です。

そして、模型を作成し、技工伝票を作り、技工士さんに手渡しできるよう準備します。
その模型を整理し、伝票を私が記入すれば良いだけの状態にスタッフが整理してくれます。

ときどき、それがミーティング用のテーブル一杯に並んでいることがあり、それを見ると愕然とすることがあります。

歯医者の仕事のひとつは、歯を永続的に使えるようにすること。
そのためには、できるだけ削らず、最小限の処置で済ます努力をすべきといつも思っているのですが、型を採ったということは、それだけ歯を削ったという証。

私が、この手で人様の歯を減らしている。

そう思えてなりません。

もちろん、そうしなければさらに失うものがあるからこそやるのですが、空恐ろしく感じることもあります。

fdo964 at 06:40|PermalinkComments(4)診療姿勢 

2011年08月30日

時間を決める

毎日の習慣にしたくても、なかなかできないこと。

意外に多いのではないでしょうか?

私の場合で言えば、筋トレ。
それとお稽古事の練習。

やろうやろうと思いながら、気づくと2〜3日はすぐに過ぎてしまいます。

で、それをなんとか打開するのが、やることとやる時間を決めること。

このブログも、朝起きてすぐにという決まりを守ろうとしたのでここまで続いたのかな?と勝手に思っています。
もっとも、最近は忙しさにかまけて更新時間が一定しなくなってきていますが、これは意地でつづけているからなんとかなっているという感じ。

ただ、できっこないような時間(もしくは、他のことに左右されやすい時間)に設定しても意味ありませんから、この時間設定をいつにするかがポイント。

で、これこそが難関なんですね〜。


健康のためにも規則正しい生活をしたいのですが・・・・(^^;

fdo964 at 08:59|PermalinkComments(0)雑感 

2011年08月29日

セール

毎日毎日使う器材は、使用するだけでも消耗するうえに、滅菌/消毒により、かなり過酷な状況に置かれます。

当然ながら、ある一定期間でオーバーホールや交換が必要になってくるのですが、これが結構バカにできない金額。

ちょっと一例を挙げても、歯を削る道具(あの、キーンって言うヤツですね)などは、ヘッドの消耗部品を交換するだけで約5万円。
全部丸ごと修理すると、12万円〜20万円ほどかかります。

これが何本もあるわけですから、下手をすると修理や部品交換だけであっという間に3桁の予算が必要に・・・(^^;

ですから、それはそれは大切に大切に使っています。

が、それでも修理や交換は必要。

で、そんなときにうれしいのがセールなんですね。

服などでもセールの安さに目を剥くことがありますが、今期のセールはホントに驚くような目玉商品もあり、ちょっと色めき立ってます(笑)

出費があることには変わりありませんが、「お得感」でなんとか自分を納得させてます。

fdo964 at 15:15|PermalinkComments(0)雑感 

2011年08月28日

活字中毒

今月は、長編小説ばかり読んでいるので冊数はそれほど多くはないのですが、充実した読書後にのみ感じられるある種爽やかな後味感を何度も感じることが出来たナイスな一ヶ月。

そういえば、「よく、そんなに本を読む時間があるね〜?」と、友人知人に言われますが、ちょっとしたスキマ時間でも読んでいるからかな?と思います。

先日も、友人と駅前で待ち合わせしたときに本を読んでいたのですが、大勢いる待ち合わせの人の中でも本を読んでいる人は私を含め3人ほど。

そういう人は、皆本好きなんでしょうね、妙な親近感を覚えます。

待ち合わせした友人には、「あんな時でも読んでるんだ」とビックリされましたが、私にとっては普通。

そんな私の鞄には、たいてい2冊は本が入ってます。

だって、出先で読了してしまうと困りますから。

ある意味、中毒かも?

fdo964 at 11:07|PermalinkComments(0)

2011年08月27日

小心者の証明

ただいまの時間、本来は診療時間ですから、忙しくしているはず。


・・・・なんですが、1時間の処置時間を予定していた患者さんがキャンセル。
ぽっかりと時間が空いてしまいました。

しかも、今日はいつもよりもスタッフの数が少ないので、アポイントもゆったりめ。

で、ちょっとは落ち着けば良いのに、「このまま、うちは潰れちゃうんじゃ・・・」という不安が・・・。

少しヒマになると、すぐに頭をよぎるこの考え。


我ながら、ホント小心者(^^;

fdo964 at 10:21|PermalinkComments(2)雑感 

2011年08月26日

自分で難しくしてる?

歯周病に取り組めば取り組むほど、抜歯をしなくなって来るように感じます。

その替わり(?)、患者さんの頻繁な来院を要求するように。


要するに、マメなお手入れでなんとか歯を保たせようという方向に向いて行く訳です。


しかし、それがキチンと結果に結びつけば良いのですが、中にはだんだんと抜歯へと進んでしまう方も。

1本、また1本と抜歯になっていった場合、抜歯後のハグキの(いわゆる)土手は、かなりぺちゃんこに。

これはつまり、義歯の安定にとってはマイナスなんですね。


昔の人が、入れ歯で良く噛めたというのは、我慢強く辛抱して自分のモノにしていったという部分もありますが、比較的早期に抜歯していたからというのも大きいと言われています。

そうすると、見方によっては歯周病治療はその後の義歯を難しくしている → 歯科医師が自分で勝手に難しくしている?とも・・・・。

fdo964 at 19:05|PermalinkComments(2)雑感 

2011年08月25日

嫌いな習慣

表には出ませんが、歯科医療でとっても大切な役割を担ってくれる歯科技工士さん。

いかに、腕の良い技工士さんに仕事を頼めるか?というのは、ある意味開業医としては死活問題です。

ピッタリに作ってくれるのはもちろん、多少マズいところがあっても上手にフォローしてくれる。
形態や色合いのセンスが良い。
といったことなど、技工士さんの腕前なくしては、どうにもならないところがたくさんあります。

にも関わらず、どうもこの業界は歯科技工士さんを見下ろすような習慣があります。
確かに、我々歯科医師が仕事を発注しなければ、歯科技工士さんの生活は成り立ちません。

そういった習慣(風習?)を如実に物語っているのが、技工士さんに仕事を発注する注文書の呼び名。

いまだに、技工指示書と呼ばれています。

私の感覚では、「依頼書」、もしは「注文書」という感じなのですが、多くの歯科医師(歯科技工士も)はこの呼び名に抵抗を感じていないよう・・・。

fdo964 at 06:35|PermalinkComments(0)雑感 

2011年08月24日

三次元の難しさ

もう、25年も歯科医師をやっていても、毎日のように感じるお口の立体的構造の難しさ。

特に、全体的に噛み合わせから構築していかなければならない処置の時に感じます。

お口の中を覗いているだけでは、なかなか三次元的に位置関係が解らないことって多いんですね。
そんな時は、必ず型を採り、模型を作成します。

その模型を見ると、「へぇ〜」と思うこともしばしば。

患者さんの立場からみれば、通院回数はその分増えますし、型を採るというのも不快なことですからなるべく避けたいことではありますが、この模型というのは情報の宝庫です。

こうした模型を前にすると、いわゆる診断力の大切さをまざまざと見せつけられると言っても過言でないかもしれません。

fdo964 at 08:05|PermalinkComments(0)診療姿勢 

2011年08月23日

練って、練って

そろそろ8月も終盤になり、秋〜年末の予定への準備が必要になってきました。

毎年、10月は学会の季節。
それに、私自身の講演会もあり、その準備があります。

今年は、小学生向けと、乳幼児の保護者向け、保育園の保護者向けの3本立て。

保護者向けの話は、概ね固まっているのですが、問題は小学生向け。


なにしろ、基本的に大人しく聴いてくれませんから、内容よりもいかに興味をそらさない構成にするかが大切(^^;

いくつかこの夏の間に考えましたが、どうも「これだっ!」という感じに仕上がりません。

毎年、ちょっと内容を変えてトライ&エラーを繰り返しているんですが、児童の気質も毎年変わっていきますので、同じことはできません。

まだまだ時間があると思っていると、あっと言う間に期日がきますから、ちょっとヒマを見つけては内容を練ってます。

fdo964 at 18:12|PermalinkComments(0)院外活動 

2011年08月21日

価値という判断基準

少し前にも、同じようなことを書きましたが、今日はちょっと視点を変えて。


歯医者同士で話をしている時に時々でる「それって、保険じゃやってられないよね」というセリフ。

要するに、時間と手間がかかって、保険の給付では収入として割に合わない処置をする時によく使います。
実際、もしかしたらファーストフードの高校生のバイトの時給より低いかも?という時すらありますから、そう言う時にはさすがに葛藤を感じる時も。

しかし、もしかしたらそれは違うんじゃないか?
もっと的確な方法があるんじゃないか?
そうすれば、かかる時間も手間ももう少し減らせるんじゃないか?

そんな風にも考えます。

それと、「果たして、自分のやっている処置は、その対価に見合うだけのことをしているのか?」ということも。


保険だろうが自費だろうが、自分がやっている処置には、それだけの価値がある?

実は、毎日すべての患者さんを診る度に自問自答しています。

fdo964 at 10:44|PermalinkComments(0)診療姿勢