2013年08月

2013年08月26日

井の中の蛙とならないために

先日、うちの診療室を見学した先生が、自身のブログでその感想を書いてくれました。

事前にブログに書いて良いか?という問い合わせがあったので、実名OK,、良いところも悪いところも包み隠さず全部書いて良いよと返信したところ、過分な紹介状態になり、ちょっとアセっています。



私が、他の医院の見学の重要性を認識したのは、幸いなことに、卒業半年目の頃でした。

同じ職場に就職した他大学出身の歯科医師のいとこの関係で、とある歯科医院を見学したときから、私の歯科医師人生のスイッチが入ったと言っても過言でない衝撃を受けたものでした。

もちろん、勤務先の環境が良かったというのもありますが、とにかくその見学時に受けた衝撃たるや、未だに鮮明に覚えているほど。
加えて、見学させてもらった先生の人格の素晴らしさに勝手に人生の師匠と思い、未だ師事していることから考えると、自分はなんて幸運な出会いをしたのだろうと、人生のツキを感じます。


と、そういった幸運な出会いということだけでなく、他院の診療を見るということは、世界を広げる第一歩と考えています。

個人開業医の世界は、ほんとうに狭いもの。
自分が得意になってやっていることが、他の医院では当たり前のこととしてさらっとやられていることに出会うなんぞ、しょっちゅう。

また、見学先の欠点から、自分のやり方のヒントをもらえたりと、私としては、他院の見学をしない人って、どうやって自分の医院を成長させるの?と訊きたいほど。


ともすれば、勝手な理屈で自己満足に浸り勝ちな個人開業医。

医院見学だけでなく、勉強会など、他人との交流がなければ、どんどん世界は狭くなってしまいます。


井の中の蛙になるのは簡単。


永年、個人開業医で繁盛している先生は、どこかで目に見えない努力を続けています。


現状維持は衰退と同じ。

進化を意識するなら、行動あるのみですね、





fdo964 at 22:09|Permalink│Comments(0)│雑感 

2013年08月21日

価格は大切ですが

ここのところ、歯科技工所さんの飛び込み営業が続いています。

新規で取引したいということなのですが、こういう営業って、なぜか来るときは来るし、来ないときは来ないんですね。

先月あたりからなのですが、その前はいつだったか思い出せないほど。

技工所さんも、営業強化時期があるのかもしれません。



そういう営業の方と話をしていつもちょっと悲しくなるのが、ほとんどの方が価格表しか持ってこないということ。
たまに、サンプル。

おそらく、新規で取引しようとすると、ほとんどの歯科医師が価格を真っ先に気にするからではないかと推測しています。

格好をつける訳ではありませんが、それが悲しいんですね。
上手なところは、ちゃんとそれなりの技術料を要求すべきだと思いますし、もし、価格に見合う技術でなければ付き合いは終わり、もしくは価格を下げるべきと考えています。
ですから、最初のうちのお試し価格というのはありでしょうが、その後のお付き合いの中ではお互いに納得する価格設定をすべきでは?


他とあまり比較したことがないのですが、おそらくうちがお願いしている技工所さんは、ちょっと割高かもしれませんが(数人の同業者に紹介したところ、高いと言っていましたから)、内容に満足しているので頼りにしています。

患者さんも、こういった技術の違いには気づきますし、セット時の調整の時間と手間、そして患者さんの気持を考えれば、多少の価格差は広告代と言える程度のもの(かな?)。

だいたい、うちの年間広告費は、もう10年以上(って、正確に覚えていないんですが)2万円を越えた事がありません。

駅の看板などに代表される広告費って、ビックリするほど高いんですが、そういう広告ではなく、患者さんの満足度がそのまま広告になるんではないでしょうか?

もちろん、こちらとしては安いにこしたことはありませんが、気に入ったところとは長く付き合いたい。
そうなれば、当然相手の技工所さんの収益も考えなければなりません。

お互いにハッピーな関係こそ、レベルアップにも繋がりますし。


うちに営業に来るなら「うちはここが得意です!」とか、「この部分にかけては他所に負けません!」というアピールが欲しいと、今日もいただいた価格表を見て感じています。





fdo964 at 22:26|Permalink│Comments(0)│診療姿勢 

2013年08月19日

課題は、山のように

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昨日は、昭和大学で行われた研修会に出席してきました。

訪問診療と、摂食嚥下機能障害の治療に情熱をかけている友人の紹介で知った研修会でしたが、内容が濃く、とても良い勉強になりました。

と、同時に学生時代に教育を受けていない分野の独学の難しさも痛感。

やはり、大学の高い授業料は伊達ではないんですね(^^;


摂食嚥下機能障害の治療については多くの課題があるのですが、それに加えて私の場合、地元でそのシステムを構築しようという動きに参加しているので、その両方の視点から勉強していかなくてはなりません。

勉強しても、勉強しても、ゴールが見えてきません。


ま、臨床のゴールなんて、一生見えないものなのでしょうけれど・・・・。

2013年08月18日

そして、今後は・・・

先週は、水曜日と金曜日に医院見学の方がいらっしゃいました。

以前に「医院見学という勉強法」と題して投稿したことがありますが、他の医院の見学って、ホント勉強になるんですね。
それはもう、どんなところでも。

うちが凄いとかそういうわけでなく、良くないところを見ると、自分の医院の良さを再認識できたりしますし・・・。

で、見る方は勉強になるのですが、見られる方も勉強になることも。

大抵の方はいろいろ質問してくるのですが、それが思いもかけないことだったり、自分が当たり前と思っていることが、相手にとっては普通でなかったりということが解ったりして、「周りからどう見られているのか?」ということが解る事も。

それに、自分のアタマの中が整理される良い機会でもあるんですね。


50歳を過ぎると、そろそろ自分の引退の時のことも漠然と考える事があります。

今度の10月1日で開業20周年を迎えますが、果たしてその倍の40周年を私は迎えられるのか?
迎えられないのなら、どうすべきか?

改めて、いろいろ考える良い機会になりました。




fdo964 at 06:14|Permalink│Comments(0)│雑感 

2013年08月12日

細かいことでも

今日は、恒例の月一ロングミーティング。

先月からの課題について、皆で話し合いしたのですが、何かを決める時って、細かいところまで詰めないと実践しにくいものだな〜と、改めて実感しました。

とくに、診療手順については個人差があってはいけないので、誰がやっても同じ結果に結びつくようにということを考えなければなりません。

そうなると、個人のクセややりやすさよりも、全員が平均点以上にできる手順や手段を詰める必要があります。

あまり細かいことは良いんじゃない?と言いたくなるのをぐっとこらえ、皆が決めるところを傍観するのも院長としての大切な役目。

でも、スタッフが前向きに取り組む姿勢を見ているのは、気持ちの良いものです。

fdo964 at 18:45|Permalink│Comments(0)│診療姿勢 

2013年08月08日

やるなら徹底的に

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先日もこのブログで取り上げた金属床の義歯。

いわゆる自費の入れ歯ですが、部分入れ歯の場合、そこだけ自費にしても良い結果に結びつかないことが多いと考えています。

自費の金属床は、患者さんの快適性という点でも保険のものとは比べ物にならないと思っていますが、術者側からみれば、これほど設計の自由度が高いものもないんですね。

ただ、設計の自由度が高い分、その設計にはアタマを悩ましますし、でもやりがいも感じるわけです。

その設計の段階で、どの歯にどういう維持装置(いわゆるバネですね)を掛けるか?という問題と、どういう形にするか?という点がとても大切です。

写真は、その金属床のバネがかかる歯を作製し終えたところ。

真ん中の棒に注目してもらいたいのですが、この棒の向きが入れ歯の着脱方向で、それを基準に銀歯の形が決まります。

こうした、入れ歯をいれるのに適した形を作ることなくして、安定の良い快適な金属床を作る事は非常に難しいと考えています。

基本的には、すでに入っている被せ物の交換ですが、そこまでやらなければダメですか?という質問が時々あります。

たしかに、時間もかかりますし、大変です。
が、やるなら徹底しないと、その治療を選択したメリットは生きてきません。







2013年08月07日

摂食嚥下機能支援

先天的な障害がある方の他に、加齢による摂食嚥下の問題にどう対処していくべきか、きたるべき高齢化社会に備える必要性を感じています。

今までは、例えば高齢者からむせるという訴えがあっても、年だから仕方が無いということで片付けられていた面もありました。

もちろん、年齢による「仕方が無い」部分もありますが、そんななかですこしでも質の高い生活を営めるよう、なんらかのサポートができないものか?


ということで、6年ほど前から南多摩保健所主催の摂食嚥下機能支援サポート医研修を受け、また2年前から東京都主催の摂食嚥下機能障害評価医研修を受けて来ました。

実は、私が歯科大学で受けた講義の中には無かった分野。


今では、ちゃんとそういう教育を受けた歯科医師が卒業してくるわけですが、それでもまだまだ一般には知られていません。

ただ、医師や管理栄養士、ケアマネや言語聴覚士などといった他職種との連携が必至。


で、稲城市でなんとかこういう連携体制が作れないかと、これから各分野の方々と動いて行こうと活動が始まっています。

2013年08月05日

一人じゃない

一昨日、夏休みがないという投稿をしました。

が、

調剤薬局さん、技工所さん、材料業者さんなどなど、院内にはいないけど、絶対必要な人たちが、皆夏休みです。

みなさん、キチンとお盆に休んでくださるので、実際に困るのは2日ほどですが、それに加えて制作日数なども変わって来ますので、アポイントには気を遣います。

普段、一人で頑張っているような感じで威張ってますが、この時期にはそんなことはないと改めて実感します。





fdo964 at 19:19|Permalink│Comments(0)│雑感