ふじもと歯科診療室BLOG

東京都稲城市の歯科医師の日記 

2014年04月

「俺だって、わからないよ」

しつこいようですが、昨日の研修の話の続きです。

勉強が歯科医師を引退するその日まで続くだろうと締めくくりましたが、それは講師の先生の一言があったから。

研修をサポートしてくれているある技工士さんが、講義中に
「先生、そこのところって、若手の先生には解りにくいので、目安を説明してくれますか?」
とリクエストしたところ、

「俺だって、わからないよ!(笑)」

と。

そうか。
あんな大家と言われている人でも解らず、試行錯誤しているのか。
と、感じる半面、やはりこれが臨床なんだな〜と。

患者さんにより、本当に様々な対応が必要とされるのが臨床。
もちろん、基準はありますし、守らなければならない決まり事もありますが、突き詰めていくと、それはもう、誰がみても正解というものがない世界でもあります。

難しいですが、楽しい世界でもあります。

基礎が基礎たる所以

更新をサボり始めると、どんどん間が空いてきますね。

ちょっと反省です。


さて、今年の1月から出席している総義歯の研修会ですが、いよいよ佳境に入ってきました。
そして、私のもっとも知りたかったキモのところでもある最終の型を採るための診断プロセスに。

しかし、講師の先生が上手過ぎて、彼我の差に愕然・・・。

いや、基本通りなんです。
そして、基礎知識を踏まえれば、たしかにそうなるはず。

でも、同じことをやっている(はず)のに、なぜか私は上手くいきません。

これが名人と言われている人と自分の差か、と改めて感じていますが、この違いを生み出す違いを習得しなければ研修を受けている意味がありません。

一緒に組んでいる技工士さんともいろいろ意見交換し、ようやく目処が経ってきましたが、その過程で今さらながらに基礎の基礎たる所以を実感しました。

そして、解っているつもりでも解っていなかったということも・・・(^^;

きっと、歯科医師を引退するその日まで、こうした勉強は続くのでしょうね。

歯科医師会だからこそ

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一昨日は、歯科医師会で災害対策警察歯科部会。

八南歯科医師会は、八王子市/日野市/多摩市/稲城市の4つの市の歯科医師たちの集まりですが、対外的な行動はそれぞれの自治体に沿うという、ちょっと変則的な会です。

災害対策ともなれば、これはもちろん自治体主導。

なので、各市の取り組みについてお互いが報告し、良いところは地元に持ち帰って提案したりということもします。

個人的にも、東日本大震災の際にはボランティアで診療に関わったり、南三陸被災地歯科訪問団に参加したりしていますので、防災ということについては非常に大切という意識があります。

内陸地ですから、大規模災害と言えば大地震を想定しているわけですが、稲城市は規模のおかげもあり、非常に小回りが利くのかいろんな点でしっかりしているように感じています(我田引水ですが・・・)。

とは言え、あくまで想定でのこと。
実際に起きたときに、予想外のことが起きるのは当たり前。

その予想外のことにいかに臨機応変に対応できるか?

そういったことも考え、さらに内容をブラッシュアップしていきたいですね。

と、こういう活動も歯科医師会の会員だけなんですよ。
時々、「歯科医師会って、何しているの?」と訊かれますが、自分の医院のことだけでなく、地域の活動をしていることを、もっと皆さんに知って頂きたいと思います。


さて、休診日の今日も、これから健康課との会議です・・・・(^^;




日本語力

ここ最近、ブログの更新が滞っていますが、決して時間がないわけではないんです。

ただ、自分の日本語にちょっとばかり自信をなくしてしまい・・・.。




私の尊敬するエッセイイストの島地勝彦氏によると、世の中は本を読む人と読まない人に大別される(かなり個人的にざっくりと書きましたが)ということです。

私は、おそらく一般的な方よりもかなり本を読む方だと自負していますが、ここ最近、桁外れの読書量を誇る人、それから、いわゆる良書を読んでいる方に、立て続けに出会う機会があり、ちょっと自分に自信を無くしてしまいました。

本の話題になると、その内容だけでなく、そこから広がる世界についても知識や見識が問われます。


そういう「本を読む人」たちの中に放り込まれると、いかに自分が浅学非才か、よ〜く解るんですね。

でも、仕方がありません。
現在の自分は過去の集大成。

そう開き直って、ようやく、ブログも再開です。


普段の力量

保険診療と自費診療がある歯科の世界。

患者さん側から見ると、いったいどこがどう違うのか、ややこしいところと思います。

ちなみに、自費は自由診療という意味ですから、文字通り歯科医師が自由に治療内容や料金を決められるわけです。

歯科医院によってその内容は相当差があり、たとえば手順などは保険診療とまったく変わらずに詰め物/被せ物の材料だけが異なる、といったところから、手順や過程で使用する材料まですべて異なるという医院もあります。

これ、どちらが良い/悪いという単純な問題でなく、それぞれに長所短所があるんですね。

ひとつ言えることは、自費だからと言って、普段と違うことをやろうとすると意外にうまくいかない事が多いということ。
また、よく若手の歯科医師と話していると材料同士の相性を考えず、単体で良いといわれるモノを使っていたり。


一般的にごく一部の歯科医院を除いて、普段は圧倒的に保険診療の方が多いわけですから、慣れた保険診療のやり方のレベルで自費のレベルも決まると思っています。
つまり、「保険だから」という言い訳(?)のもとで診療していると、いざ自費診療というときに、その力量が如実にでてしまうんですね。


自戒を含め、日々の積み重ねを怠らないように・・・(^^;

livedoor プロフィール

fdo964

Profile
藤本 卓
東京都稲城市の歯医者、藤本 卓(たく)です。
出身地を訊かれると、とっても困る小学校5つ、中学校4つを渡り歩いた自称「転校王」。
「ここにきて良かった」と患者さんに言っていただけることを目標に、日々診療に取り組んでおります。
趣味は、仕事と読書と酒&パイプ。

好きな言葉が「真理は常に少数派とともにあり」の天邪鬼。

昭和38年1月 生まれ
昭和62年3月 東京歯科大学卒業
平成5年10月 稲城市にて開業
平成17年9月 現在地へ移転

日本歯周病学会会員
日本ヘルスケア歯科研究会会員
日本障害者歯科学会会員
日本臨床歯周療法集談会会員
総武臨床研究会会員
口腔感染症懇話会会員
南多摩予防歯科研究会会長
八南歯科医師会稲城支部支部長
稲城歯科医会会長

ふじもと歯科診療室
東京都稲城市東長沼3103-12
(京王稲城駅徒歩1分)

電話 042−378−7105
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