2014年11月
2014年11月25日
通院に不便なのは、百も承知で 4

実は、開業当初のうちの診療時間は 10:00~13:00 / 14:00~19:00 という設定でした。
これはあまり深く考えず、周囲がだいたいそうだったからです。
その当時から抜歯などの観血処置だけは休前日や夕方遅い時間にはやらないと決めてはいましたが、それ以外は特に決まり事はありませんでした。
もちろん、処置内容によっては時間指定し、患者さんに都合を合わせてもらうということはありましたが、今ほど厳密ではありませんでした。
しかし、やはり自分の中で「この時間にこの処置はちょっと嫌だな」と思うような時というのは何かが起こります。
そうした経験を整理していくと、必然的に「問題が起こりにくい時間」というものが出来て来ます。
また、起こりうる問題に対処できる時間が必要になってきます。
例えば、経験上ですが抜歯した後に患者さんが一番不安になる「出血が止まらない」という事で帰宅後に電話がくるのがおおよそ1時間〜2時間後。
できれば自分がまだ診療中。
最悪でもどこかの歯科医院が診療している時間であれば、なんとか対処できます。
他所に押し付けるのか?と言われるかもしれませんが、うちにも時々他院での処置後の問題で来院する方はいらっしゃいます。
でも、基本は自分の責任ですからキチンと対処できるようにしたいもの。
そこから、おおよそ問題が起きるであろう時間内に処置を済ませたいということで観血処置の時間が決まって来るわけです。
2014年11月24日
通院に不便なのは、百も承知で 3

実は開業前から、処置内容によっては時間を限定することはやっていました。
それは、大学時代の口腔外科の講義の中で、「抜歯などの観血処置は、患者さんの最も体調の良い時間に行う事が基本である」という言葉を聴いたからです。
そして、それは午後2時前後であるとも。
当たり前ですが、休前日に大きな観血処置をやりたがる歯科医師はいませんし、体調不良の患者さんの処置を平気で行う歯科医師もいないでしょう。
しかし、日程の問題や調子が悪いからやらないではなく、できるだけ調子の良い時に行うという発想が必要と私は考えています。
それはなにも、外科処置だけでなくちょっとしたムシバ治療でもそうです。
2014年11月23日
通院に不便なのは、百も承知で 2

綴っていきますと書きながら、更新が本当に遅くなってしまいました。
さて、はやじまいのことを説明する前に、普段私が診療中によく考える「時間に対する考え方」を書こうと思います。
そもそも、なぜ一日は24時間という中途半端な数なのか?
同じようになぜ、一年は365日(と、閏年)なのか?
これは、基本的には地球の自転と公転のサイクルから来ていると言われていますが、時間や暦の概念は天動説が主流だった時代からある訳で、そうそう単純なものではないのではないかと個人的には考えています(この辺りは、暦の歴史という本が面白いかも?)
しかし、そんなオオゲサに考えなくても、なぜか人間の生活リズムは、この時間で決まる訳で、この時間という概念を無視した行動は、様々な弊害をもたらすように感じています。
例えば、昼夜逆転の生活を送っている人は、体調を崩し易いといったところは代表的ですね。
反対に、大切な食事を摂る時間については、世界中でほぼ3食(さまざまな健康法を実践している人や第3世界などは別にして)が一般的ですし、その開始時間も概ね揃っています。
要するに、理屈ではなく(理屈もありますが)人間には何か行動をするのに「程よい時間」があると感じています。
昨今は、24時間営業のお店は珍しくありませんし、年中無休というところもあります。
いろんな物事のスピードも上がっていますが、それは技術の進歩の結果であって、人間の能力の進化ではありません。
ですから、便利だからという理由で人間の生理をないがしろにした行動には、問題があると考えています。
2014年11月06日
通院に不便なのは、百も承知で

当診療室の、最終受付時間は午後5時半です。
おそらく、都下の歯科医院ではもっとも早い、もしかすると関東全域でもかなり早い方だと思います。
実際、多摩地方でそんなに早く終了するなんてふざけてるという悪口をネットで書かれたこともありますが、8時・9時まで診療しているところが多い昨今、通院に不便なのでそう思う方もいらっしゃることでしょう。
さらに、観血処置の受付は、原則3時半の予約まで。
4時以降は、数度こちらでそのような処置を受けた経験がある方か、簡単な乳歯の抜歯以外は受けません。
このような規則(?)を作ったことには、もちろん訳もありますし、現在の私の生活環境にもあります。
なかなか理解されにくい「早じまい」ですが、ぜひ皆さんにご理解いただきたいので、その理由をこれから綴っていこうと思います。