2014年12月
2014年12月31日
ありがとうございました

平成26年も今日で終わりですね。
大晦日の今日は、診療室にてレセプト(保険診療請求書)の作製/歯周疾患健診票のまとめと、院長室のお掃除です。
ま、お掃除は予定の分だけ済ませ、後は一年かけてゆっくりと進める予定です。
実は今までに、知り合いの歯科医師がお正月に急死するということを2例ばかり経験しています。
偶然ですが、そのお二人とも正月前にレセプト業務を終えていたおかげで家族が助かったということで、それを聴いて以来、必ず年内に事務作業は終えるようにしています。
それにしても、今年も大きな事故もなく無事診療を終えるとが出来てホッとしています。
さて、このブログもまもなく10年。
最近は、更新頻度も低くなりましたが、これは私がブログ上でお伝えしたい事が減ったから。
いろんなスタイルがあると思いますが、このブログはあくまでも診療に役立てるという目的で続けてきました。
なので、もはやよほどお知らせしたいことがない限り、その更新は無くなりそうです。
そこで、過去の余計と思われる記事は削除し、このブログの更新も本日を持って終了することにしました。
永い間、ありがとうございました。
過去の記事については、新しい情報が入ることによって書いてあることの誤りが判明したら訂正を入れるかもしれませんが、私の考え方に大きな変更がない限りはこのまま放置いたします。
fdo964 at 15:51|Permalink│Comments(8)
2014年12月28日
通院に不便なのは、百も承知で 5

なにかと歯科医院と比較されるコンビニですが、たしかにその名の通り、便利です。
そして、当初はセブンイレブンに代表されるように、7時から11時という営業時間が驚きでした(もっとも、そんなことを覚えている人の方が今や少ないでしょうが)。
それでもあっという間に24時間営業が当たり前のようになっています。
そういう生活の便利さに沿うように、様々な業種の業態も変化しており、そうした変化に対し遅れた対応をしているのが医療分野かもしれません。
先日も、うちの患者さんがある病院で4時間も待ったという話を聴き、さすがになんとかならないものかと私でさえ思います。
ただ、世の中がどんなに便利になって、スピードアップしても、人間の体はそうそう変わってはいません。
睡眠時間は相変わらず必要ですし、具合が悪くなれば、その回復の為の時間も必要です。
昼夜逆転の生活を続ければどこかにムリが来るのも、やはり人間が本来持っている性質のためでしょう。
そうした人間が本来備えている性質を無視することは、多少なりとも医療上ムリが生じるのではないかと、考えています。
突発的な痛みや事故などに対応できる医療機関は必要ですが、恒常的に通院する場合には多少の不便はおしても、人間の本来の生活リズムの中で対応すべきではないかと考えています。
もし、市内に私のところ一軒しか歯科医院が存在しないのであれば、そんな悠長なことは言ってられませんが、幸い(?)歯科医院過剰と言われている昨今、人間の生活リズムに拘った医療を提供するところがあっても良いのでは?と、勝手に考えています。
私にとって、歯科治療は口の中だけでなく、全身の一部という見方をしています。
また、私一人しか歯科医師がいない小規模医院ですから、治療に集中できる時間も自ずと限られてきます。
長々と書きましたが、以上のような観点でうちの診療時間が設定されていることをご理解いただけると幸いです。
fdo964 at 09:47|Permalink│Comments(0)