2016年07月
2016年07月31日
相性?

なかなか数少ない自費の総義歯なので、あまり「お得意様」でもない私の診療室ですが、いつもとても大切にしてくださいます。
ところでその技工士さんともジョイントで研修会をすることになり、その打ち合わせが訪問の目的だったのですが、久しぶりに訪れたラボの設備や人員の充実振りにびっくり。
ちょっと最近日和っていた私の行動が恥ずかしくなりました。
なので、そのとき教えてもらった器材(特に、パソコン関係)を即導入したのですが・・・・。
なぜか、まったく使えません。
サポートに電話して少しずつ助けてもらいながら進めていますが、私の場合、いつも新しい器材を入れると、説明書通りにいくことがほとんど(全くと言って良い程)ありません。
こんなブログを書いているとパソコンが得意なように思われ勝ちですが、むしろ「超」がつく苦手分野。
これって相性なのでしょうか・・・?
2016年07月27日
全てオーケー

当初は、歯科医師会の会員が順番に市民講座などでお話するその順番が来ただけというものでしたが、その後地域の若い(1歳児〜3歳児の子育て中など)お母さん方を対象としたカルチャースクールなどや、老人会、歯科衛生士校、歯科医師の内輪の勉強会など様々。
そして今年は、歯科医師対象にとある技工所さんとのコラボであちこち巡業しています。
年内はなんだかんだと、あと6回は決まっていますし、その後もスケジュールを調整中です。
で、私のスタイルとして当初から一貫して続けているのが「写真撮影・録音・録画」はすべてオーケーということです。
意外にそれらが許可されない講演会や研修会は多いのですが、私が全てオーケーしているのには、もちろん理由があります。
一つには、わざわざ私のような者の講演会に出席していただいたわけですから、ぜひそれが有意義なものであるようにしたい。
それには、すべてを曝け出し、持ち帰ってもらうことが大切と考えているから。
もう一つは、禁止しても必ず破る人がいるからです。
先日もデンタルショーでセミナーを受講したところ、「撮影禁止」の張り紙があるにも関わらずスマホなどで撮影している人のなんと多いことか!
タイトルだけ撮影してSNSなどに投稿しようということなのかもしれませんが、それにしてもそのマナーの悪さには唖然とします。
なので、最初から解禁してしまえば呆れる事も、腹の立つこともありませんからね。
でもやはり、後での復習にぜひ役立てていただきたいのが、最大の理由です。
(今日の写真は、私自身の講演後のお楽しみ、です)
2016年07月26日
解っている人の話を聴く

前回、デンタルショーへ行ったと投稿しましたが、その前にも医科歯科大学で行われたセミナーに出席してきました。
講師は、池袋で開業なさっている先生で、実は私自身が歯が悪くなったら診てもらおうと秘かに思っているある先生。
得意分野がハッキリしており、その得意分野での講演でした。
私自身も臨床に取り入れてはいますが、さすが全国で研修会の講師をやっている人は違います。
そして、そういった「解っている」人の話を聴くのが一番の近道であることを再認識。
自分自身も講師をやるようになり、果たして受講者の皆さんに理解できる内容を提供しているのか?
解っていると思ってもらえているのか?
ちょっと心配だったりします・・・。
2016年07月18日
2016年07月11日
基礎の大切さ

基礎系というのは、直接日常の臨床の技術的なところではないけれど、しっかりとベースとして押さえなければならないところ。
今回は、微生物のお話。
その道では有名な今回の講師の先生は、実は元私の母校の教授。
定年退官なさっても、精力的に講演活動を行っていらっしゃいます。
基礎系の勉強会は機会が少ないのですが、やはり基礎と言われるだけあって、聴くとその内容を自分の臨床に応用できるところ、または導入しなければならないことが出て来ます。
また今回は、自分の中でグレーゾーンだったところが少しばかり明確になったところもあり、改めて基礎の大切さを痛感しました。
早速、早出出勤し、応用。
患者さんにはまったく見えないところですが、自分の中では一段レベルアップしたような気分で、診療の内容までレベルアップしそうです。
2016年07月07日
「清潔」のために

私は、診療中には必ず帽子を被ります。
歯科医師になり、勤務医を始めた当初は無帽でしたが、ある高名な先生の医院見学をしてから被るようになりました。
その先生に何か言われたとか教えられたというわけではなく、その医院の清潔さに感銘を受けたからです。
ある寿司職人さんに聴いたことがあるのですが、どんなに気を遣っても、抜け毛が落ちることは防げません。
だから、職人さんは帽子を被るか、剃るかして清潔ということに気遣いをしているそうです。
それに対し、歯科医師は、インプラントに代表される手術時には別として、普段は無帽の方が多いと感じます。
ところで先日、とある友人のブログでその友人のお父さん(歯科医師)の写真を見て、「あ〜、やっぱりさすがだな」と改めて思わされました。
昔の襟付き白衣にキチンとネクタイを締め、その上で帽子も被ってらっしゃる姿に、臨床にたいする心構えが伝わって来ます。
もちろん、帽子を被っていない歯科医師をどうこう批判するつもりはありませんが、清潔というのはなにも器具の滅菌・消毒だけではないと思うんですが・・・。
2016年07月03日
念願かなって

私が自費の金属床入れ歯の技工をお願いしている技工所さんの所在地です。
勤務医時代から、外注先の技工所さんには必ず顔を出し、どんな人が私の技工を担当しているのか。
また、技工士さん側にも「こんな歯医者ですよ!」というインフォメーションのためにもと思って訪問することにしています。
しかし香川県となると、そうそう気軽に訪問できるところでもない(遠いですからね)ので、なかなか実現できませんでした。
それが、念願かなって昨日は技工所さんで簡単な講演をし、担当技工士さん達とも夜遅くまでいろいろお話できました。
現代の歯科医療の問題点の一つに外注技工が当たり前になってしまったことによる「歯科医師と歯科技工士のコミュニケーション不足」が挙げられると思っています。
もちろん、充分にコミュニケーションがとれている歯科医院もあるでしょうが、一般的にお互いに顔もしらないというケースは珍しくありません。
人間関係は、顔を知っているというだけでも大きく進展しますが、これでうちのレベルも少しは上がるかな?
さて、今日は歯科医師向けの講演会です。
気合いを入れて・・・。