2017年06月
2017年06月30日
2017年06月23日
2017年06月19日
気づかれずとも

セミナー案内を入手した時に、「すぐ満席になるだろう」と思ってすぐに申し込んだのですが、予想通りの満席どころか、申し込みが殺到し増員&会場変更までするという人気ぶり。
まる1日のセミナーでしたが、さすがに濃い内容で充実した時間でした。
ところでいろんなセミナーに出席するたびに感じるが、その道の一流と言われる人の変態ぶり。
「いや、そんなとこ誰も気づかないでしょ?」とツッコミを入れたくなるほどのコダワリのオンパレードばかりです。
昨日の講師の先生も「こんなところ、誰も見ないんですけどね」と何度もおっしゃっていましたが、でもそんな小さなコダワリの積み重ねが素晴らしい結果に繋がっていることを感じます。
卒業2年目の時に教わったある先生に「自分はこんなにやっているのに誰も気づいてくれないということはざらにありますが、でも必ず誰かが見ています(からしっかりやれ)」と励まされたことがあります。
でも、誰かに見て欲しくてという気持ちは無用な欲を呼び起こすだけ。
たとえ誰にも気づかれずとも、自分のコダワリにはコダワルべきだな〜と改めて実感しました。
もっとも「ひとりよがり」になっていないかと言う点では注意しなければなりませんけどね。
2017年06月17日
ナイス!

毎年5月〜6月の木曜日は、ほとんど保育園と小学校の健診という、ちょっとハードな月。
ところで私が平尾小学校を担当するようになってから、約22年になります(第五小と第八小が合併したので、五小時代からということです)。
担当当初に比べると、児童のむし歯罹患率も随分と下がりましたが、その原因の一つに給食後の歯磨きを導入した事が挙げられます。
これって簡単なようで意外にハードルが高いんですね〜。
特に、全児童がうがいができるような水道設備がネックになるんです。
そして、その取り組みに全教諭の協力も必要です。
さらに平尾小学校では、曜日ことに重点ポイントを指導することで、児童の「飽き」を防いでいます。
これ、私のアイディアではないのですが、良い方法だな〜と感心しました。
何年前から取り入れたのかちょっと失念しましたが、たまたま昨日、写真を撮れたので、ここでご紹介する次第。
2017年06月14日
難しい季節

というのも、室温は診療精度に大きな影響があるからです。
23℃を基本に、できるだけ一定の室温を保つように心がけているのですが、季節によってはかなり難しいんですね。
冬場であれば、早朝から暖房を入れておけば、日中の温度上昇にあわせるだけで済むのですが、夏場や梅雨時はそうもいきません。
夏場は外気の上昇に合わせてこまめに冷房を強くしなければなりませんし、梅雨時は毎日のように気温の変化が激しく、常に気を配る必要があります。
そんなに影響するの?と思うことでしょうが、例えば、気温が 1℃ 違うだけで印象材(型を採る材料ですね)の固まる時間は変化しますし、セメント類も影響を受けます。
そしてこれが厄介なのですが、体感温度は全然アテにならないんですね〜。
昨日のような肌寒い日は、25℃ で過ごしやすく感じてしまいますし、暑い日は 22℃ でも暑く感じてしまうんです。
しかし、「材料」にはこうしたフィーリングは関係ありません。
来院者に過ごしやすい設定にしするか?
それとも精度を優先するか?
という問題もからんで、室温管理は意外に難しいものなんです。
2017年06月03日
絶対必需品

今や、歯科界ではちょっとしたトレンドになっていますが、偏屈な私がトレンドに流されたわけではなく、実は購入を考えて5年も経ってしまっていただけで・・・。
というのも、種類が多すぎて、選択に迷っていたからなんですね。
例えば、メーカーを決めてもグレードが数種類ありますし、設置方法もいろいろあるんです(しかも、設置方法で使い勝手が相当変わるんです)。
安いものではありませんし、当然ながら慎重に慎重に選んだ結果が今の状態。
で、使ってみて驚きの連続です。
とにかく、こんな世界があったのか!!と言うくらい、細かいところがしっかり見え、今まで「なぜこれが治らないんだろう?」と思っていたことが見えるだけで納得してしまえるくらいすごいんです。
そして、約四ヶ月使ってようやく自分なりのスタイルができつつあります。
が、そうなるといろいろ欲が出てきてさらなる上級機種が欲しくなっちゃうんですね〜。
4月に研修を受けたおかげで使い方に幅が生まれたのですが、7月にもまた研修を受ける予定です。その結果によってはさらに増設するかも?
とにかく、今や私にとっては「必需品」です。
2017年06月02日
迷子の会

講師の先生は、今年の2月にも受講した先生ですが、とにかく咬合というやっかいなシロモノを非常に解りやすく整理してお話くださるので、頭の中がスッキリします。
と同時に、安易な治療方針では危険が多いということも改めて思い知らされました。
もちろん、安易にやってるつもりも「自分では」ないのですが、注意点を列挙されると自分の甘さを痛感します。
これって、結局のところ、何に気づいて何を見逃さないようにするのかということに尽きるのですが、その「視点」を持つための知識が必須です。
幸い、うちでは今までにそういうポイントを見落としたために大変なことになったということはありませんが、慢心してはいけません。