2020年03月

2020年03月30日

わかりやすいサイト情報

うちは歯科医院ですし、私は感染症の専門家でも詳しい人間でもないのですが、このご時世ですのでちょっとでもお役に立ちそうな情報は紹介していこうと思っています。



新型コロナウィルスに家族が感染したら守らなければならない8つのポイント



新型コロナウイルス感染症の拡大に対応する際に消費者として御注意いただきたいこと

すでに何度もどこかで目にした情報かもしれませんが、私が見た限りではわかりやすいと感じたものです。



2020年03月29日

超長文ですが、

今回の新型コロナウィルスの問題は、「新型」と言われるように、わからないことが山積しています。

少なくとも、ウィルスの形態がエンベロプを持つタイプなので、アルコールや石鹸が有効です。
更に言えば、口腔内が清潔であるかどうかは、どんな病原菌の影響をうけるにせよ大切なので、口腔ケアは重要です。

ただ、それ以外については、私のような街歯医者にはわからないことだらけですが、ある友人からの繋がりで見つけた記事がわかりやすいと感じたので、ご紹介します。

ある医師がエンジニアに寄せたコロナにまつわる現場の本音


参考になれば幸いです。





2020年03月28日

消毒いろいろ

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消毒用のアルコール不足から、「なんちゃってアルコール消毒」をしている歯科医院の噂まで聞こえてきましたが、消毒には薬剤の使い分けで十分有効なものもあります。

特に次亜塩素酸ナトリウムは、有効です。
しかも、簡単。
取り扱いには注意が必要ですが、ある薬剤師会がわかりやすい説明をしてくれているので、コピペしました。

長文ですが、参考になれば幸いです。
なお、ピンク文字、赤文字は私が大切と思ったところです。
医療従事者なら当たり前のことですが、このブログをお読みの一般の方は特によく読んでご使用ください。
当然ながら、この記事によるいかなる苦情も受けませんので自己責任でお願いします。



家庭用漂白剤を用いた消毒薬の作り方


新型コロナウイルスの流行を受け、消毒用アルコールの入手が困難になっています。この新型コロナ ウイルスには「消毒用アルコール」や「次亜塩素酸ナトリウム」が有効です。次亜塩素酸(漂白剤とし て有名なハイター、ミルトン、ブリーチなど)製品をお持ちでしたら、これらを用いて新型コロナウイ ルスに有効な消毒薬を自作することができるので、作り方と消毒方法をご紹介します。

新型コロナウイルスの感染対策の基本は「手洗い」です。
各自が感染拡大を防ぐためには、飛散防止をするためにも「マスクの着用」と「咳エチケット」も引 き続きご注意ください。

作り方

手指がよく触れる所の消毒に使いましょう。
・ドアノブ
・照明のスイッチ
・テーブル
・電話機
・PC キーボード
・蛇口 ・トイレ(レバー・便座・便器のふた)

調整方法

ハイターを用いた簡単な作り方(0.05%=500ppm)
500mL ペットボトルを用意し、ハイターのキャップ半分(12.5mL)にハイタ―を 入れる。
水で 500mL とする。
※ハイタ―以外の物は取扱説明書を確認してください
※キッチンハイターも同じ分量



消毒方法や注意点

・次亜塩素酸ナトリウム消毒液はドアノブやテーブル等の環境消毒にご使用下さい。
・経時的に有効成分が揮発したり、温度、光の影響などで有効成分が減ります。
・調製後 4 時間程度で交換する必要があります。
・適切な濃度でないと効果が出ません。
・今は貴重な消毒用アルコールは手指の消毒に使用するなど使い分けてください。
・ペーパータオル等に薬液をしみこませて拭いた後に、必ず水拭きを行って下さい


補足 ・次亜塩素酸ナトリウムは、街中では「塩素系漂白剤」の名前で売られています。
製品に記載されている濃度を確認して調製してください。
・「塩素系漂白剤」なので「使用上の注意事項」をよく読んでください。
「混ぜるな危険」とは、酸性タイプの製品と一緒に使う(まぜる)と有害な塩素ガスが出て危険です
。 ・子供の手の届かないところで保存して下さい。
次亜塩素酸は金属を腐食させるので金属面に垂れたものはふき取って下さい
・経時的に濃度が薄くなるので 4 時間程度で交換して下さい。(温度、光で揮発・分解する。)
漂白作用があるので、床材、木材、衣服の漂白、変色にご注意下さい。(脱色する。)
・濡れていると効果が出ないので、ふき取ってからお使い下さい。(うすまるため。)
・ゴミ、汚れがついていると効果が出ないので物理的に除去してからお使い下さい。
(まずは洗剤とスポンジで洗うなどを行ってからご使用下さい。)
・直接皮膚に触れると荒れるのでご注意下さい。手指消毒のご使用は控えて下さい。
(タンパク変性作用のため。)
・飲まない。
(口腔内、食道、胃の組織障害を引き起こします。誤って飲み込んだ時は、嘔吐せずにすぐ口をすすぎ、 コップ1〜2杯の牛乳か水を飲む等の処置をし、医師に相談して下さい。)
スプレー噴霧は効果がなく、思わぬ方向に飛び散る危険性が高いので、行わないで下さい
以上ご理解の上、ご使用ください。


2020年03月27日

清潔環境維持のために

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平成7年頃にスタッフと一緒にあるお医者さん向けの研修会に出席したことがあります。

内容は多岐にわたっていたのですが、その中で記憶に残ったのが「院内感染」対策。
その中でも「埃」対策がカギというお話でした。

器具の消毒滅菌は(レベルの差こそあれ)どこでもやりますが、意外に忘れがちだからこそ引き起こされるというお話でした。

医科の話ではありましたが、歯科医院ではどこが大事かな?と個人的にいろいろ思案。

そこで思いついたのが、患者さんは上を向いて口を開けているという特殊性。

そこで早速高性能空気清浄機を「天井」に取り付け落下菌を減らすように。
そして自分自身は必ず帽子をかぶるようになりました。

さらにローテーションで壁と天井を拭いています。
当然、換気口も。

現在の診療室に移転してからは、空気清浄機も新調し、24時間換気とともにこちらも24時間付けっ放し。
よく壊れないものだと感心しています。

なので、手前味噌ですが、先日のユニットの入れ替え工事でうちの綺麗さを業者さんにも感心されてちょっと嬉しかったですね。

床や水回りは毎日業者さんが掃除してくれますが、天井や壁って自分でやるしかないので、毎朝、ローテーションを組んでやっています。

ちなみにそこで活躍するのが、先日このブログでも紹介した超保水ウェットシート
今まで以上に汚れがとれて、ご機嫌です。



2020年03月26日

基礎が大切




新型コロナウィルスの問題で手洗いが推奨されています。

ところで、なぜ手洗いが大切なのでしょう?
それは、人間は通常1時間に何回となく口や鼻周りを無意識に触るからだそうです。
手に付いたウイルスが口や鼻の周りに付着し、呼吸の吸気で簡単にこういうウイルスは吸引されてしまうからなんですね。
こういう「顔(特に口・鼻まわり)に付着したウイルスで感染が起きること多いそうです。

ところで手洗いと言っても「正しい」手洗いが必要です。

今日の冒頭の動画は、若干難点があるものの、解りやすく&押さえておくべきポイントが理解しやすいので掲載してみました。

参考になれば、幸いです。

2020年03月24日

豪華、勉強会

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昨日の月曜日は、診療後に日野市の友人が主催の勉強会に参加してきました。

昨年からメンバーにいれてもらったのですが、まあ、参加している人たちの熱意が凄く、毎回かなりの学びがあります。
また、面白いことに、毎回いろんなメーカーさんの協力を取り付けて、いろんな器材の紹介もしてもらっており、これがまた面白いんですね。

で、昨日はエンドドンティックスというちょっとニッチな分野、でも大切な分野の最新器材を見て触って教えてもらってという贅沢な勉強会でした。

そしてそこで、ここ数年の私の悩みの解決の糸口が!!

いやぁ〜、これからが楽しみです。


fdo964 at 22:11|PermalinkComments(0)院外活動 

2020年03月21日

今のところ、信用できる情報源

新型コロナウィルスの影響は、どんどん拡大&深刻化していますが、うちではいつも通り目の前の患者さんに対応するだけですが、おそらく多くの方が心配だと思います。

テレビやネットの情報もありますが、責任ある機関の情報がなによりも信用がおけますので、今日はそれをご紹介いたします。

国立感染症研究所 新型コロナウィルス感染症に対する感染管理 2020年3 月 5 日改訂版


そして、この中の P15 に書かれていますが、

「患者の使用した食器類は、必ずしも他の患者と分ける必要はなく、通常どおりの方法にる洗浄と乾燥でよい」

とのことですから、うちの消毒・滅菌で充分と判断出来ます。
ただ、それ以外に手洗いが励行されている現状では、患者さんの手が触れる所などはいつも以上に清潔に、というところでしょうか。

デジタル技工の凄さ

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木曜が定休日なので、金曜日が祭日の昨日・一昨日は滅多にない連休でした。
そんな貴重な連休は、会いたくてもなかなか会えない人に会いに出かけます。

私が自費の総入れ歯の作製をお願いしている技工所さんへお邪魔してきました。

自費専門の、しかも物凄くハイレベルな仕事しかしないというこちら。
入れ歯だけでなく、インプラント関係でも有名な技工士さんです。

そして凄いのがデジタルの技術。

今やデジタル技工は進歩しているようですが、実際に対応できる技工所さんはごくごく少数。

そんな中でも個人的には日本一ではないのかな?と思っています。

いろいろな設備や、実際にできることなど見学とレクチャーを受けましたが、正直、こんなに凄いとは思っていませんでした。

う〜ん、ユニットを購入したばかりなのに、また欲しいものが・・・。





fdo964 at 05:38|PermalinkComments(0)休診日の活動 

2020年03月19日

「見える」化

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今回の新型コロナウィルス問題で、感染対処は当然のことながらマスクやグローブの流通が滞るということから在庫の把握という課題が浮き彫りになりました。

今までは、セールの時などにまとめ買いし、不足しそうになったら買い足すという感じでした。
そして、在庫も段ボールに入れっぱなしで積み上げているだけ。

なので、この機会にいったい1日でどれくらいの消耗があり、どれくらい在庫があるのかを把握しどれくらいのストックを抱えておくべきか、と対応策をとっています。

その一つが在庫の「見える」化。

棚を購入し、必要な消耗品がどれくらいストックされているのかを一目でわかるように整理しています。
まだ途中ですが、見えるようにすることで随分と把握しやすくなりました。

これからさらに精度と確度を上げ、無駄なくしかし不安なく診療に支障のでない在庫管理を目指します。





fdo964 at 08:27|PermalinkComments(0)雑感 

2020年03月17日

ようやくスッキリ

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今回の改装は、ユニットを新しくしただけでなく、マイクロスコープ(手術用顕微鏡)のコード周りも移設しました。

私は、とにかく診療室内がスッキリしていないと気になってしかたがありません。
ごちゃごちゃしたところには、埃が溜まりやすいですし、当然そういう場所が院内感染の温床となるからです。

マイクロの画面をモニターでみられるように設置してあるパソコンのコード類、いやそれ以前に設置場所にも不満があったのですが、それが今回の改装でスッキリしました。

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上の写真の右隅に写っているのですが、このゴチャゴチャしたコードがなんとかならないかと、掃除するたびに思案していたのですが、素人が何かやっても格好悪くなるだけ。

それを今回の改装を機に変更したのが、冒頭の写真。

壁の上の方に取り付け、コード類は全く見えません。

実はこれ、同じ内装業者さんの仕事。

なにが違うかといえば、事前の打ち合わせなんですね。

診療もそうですが、事前の入念な準備と計画はとっても大切。
ぬるい仕事はしたくないものです。




fdo964 at 06:29|PermalinkComments(0)診療室案内