2020年06月
2020年06月25日
記録の大切さ
医療の記録というと、まずはカルテやレントゲン写真が思い浮かぶと思います。が、最近では写真もとっても大切になっています。
実は、私が歯科医師になった30年程前でも、すでに口腔内写真を撮って記録するという歯科医師は存在しました。
しかし、当時はどちらかというと学会発表や人前でのケースプレゼンという目的が主だったような気がします。
また、実際に撮影している歯科医師自体も少なかったですしね。
幸い私の場合、大学卒業1年目から写真の大切さを説いてくれる先輩に出会い、自腹でカメラを購入し、自腹で撮影していました。
とは言え、処置に迷ったり難しいと感じた症例の限られた患者さんのみの撮影でした。
それがデジカメの登場で一気に楽に。
とにかくコストは桁違いにかかりませんし、その場で撮影状況が確認できるというスピードは画期的。
口腔内が綺麗に撮影できるデジカメを入手してからは、ほぼ全ての患者さんを普通に撮影するようになりましたが、それでも中には「なんで歯科で写真なんか撮るんだ!」と、怒られたこともあります。
でも、今や患者さんに怒られることもなく、そして現状説明や過去からの経過の説明などでわかりやすいとむしろ喜ばれる状態に。
最近は、動画も撮影することがありますが、その記録って想像以上に後々の治療や経過観察の参考になるんですね。
しかも、デジタルですから見るのも簡単。
最近は、i-Pad を使っていますが、今後もっと変わるのでしょうね。
そして撮影枚数が多くなればなるほど、その有用性を感じます。
2020年06月20日
歯科は低く見られてる?
先週の記事ですが、ネットで新型コロナウイルス抗体検査に関する記事を見つけました。ソフトバンクグループの社員や医療従事者を対象に実施したものだそうです。
「全国4万人規模の抗体検査、0.43% が陽性」
抗体検査の結果はともかく、私がひっかかったのは、国立国際医療研究センター理事長特任補佐の大曲貴夫氏のコメント。
「高リスクと思われる歯科関係者の陽性率が低かったのには驚かされた。歯科での感染対策や、診療した患者の特徴などを深堀する必要がある」
う〜ん、驚かれるのね・・・・。
でも、もしかするとリスクが高いとおもわれている世界で陽性率が低いということは、感染対策の評価が高いということ?
2020年06月19日
診療システム変更
昨日の休診日は、朝から一部診療システムの機材入れ替え作業でした。今回導入したのは、もともと以前から「こうなったら楽だろうな〜」と、漠然と考えていた方法をあるメーカーが開発したもの。
ただ、すぐに飛びついたわけではなく、数年前から導入している歯科医院はすでにあります。
うちで導入しても大丈夫なものか、数年様子を伺っていました。
毎日、診療中に、様々な「こうなっていたら良いのに」という出来事に遭遇します。
それが積み重なると、些細なことでも大きな差がでることがあるので、改善アイテムが出ると、欲しくなるもの。
でも、歯科医院のシステム変更は、
1)現状に問題があり、その問題点を解決できる
2)現状に問題はないが、さらに状況の改善が見込まれる
場合に取り組みますが、2の方は迂闊に行うと却って改悪になる場合があるので、注意が必要です。
今回の機材は、事前のセッティング量が多いので、実際にスムーズに稼働するのに少々時間がかかるでしょうが、明るい未来が見えてきた気がしています。
2020年06月18日
キーワードは「重症化予防」
今更言うまでもないほど一般化した「お口のクリーニング」という言葉。私が歯科医師になった当初は無い言葉でしたし、初めて聴いたとき(いつだったのか思い出せませんが)は、物凄い違和感を感じました。
どうしてもクリーニングという言葉ですと、エステティックなイメージがあったからです。
歯科医師側も、敷居を低く感じてもらいたいのか「美容院へ行くような感覚で受けてほしい」ということを平気で公言する輩もいましたし。
たしかに、結果的には見た目も綺麗になりますし、サッパリしますが、目的は「お口の健康」。
単なるお掃除ではないのです。
ところで、この4月から保険診療に新設された「重症化予防」という項目。
個人的には、ナイスなネーミングと思っています。
どうも「予防=悪くならない」というイメージが先行しているのですが、予防処置で病気にならないのであれば、その病気はこの世の中から無くなってしまうわけです。
しかし、現実にはムシバも歯周病も相変わらず蔓延しているわけで、あくまで予防処置は重症化の確率を減らすもの。
そして、クリーニングはその一環。
ま、あまりお堅いことは言わず、まず受診してもらうことが大切なんですけどね・・・・・。
2020年06月11日
時代の変遷でしょうか?
この秋に、育児中のお母さんを対象とした稲城市の「親と子の教室」で、講師を依頼されています。何年前からか覚えていないのですが、今まで数回、講演をしてきました。
当初は、むし歯対策を主とした内容だったのですが、時代の移り変わりとともに、その内容も変化させてきています。
今年は、出産直後の「赤ちゃん」の時からの全身の発育と歯科との関係についてお話ししようかと、現在パワポを作成中です。
そんな原稿作りをしていて、子供さんの歯科受診の際に「脅かすお母さん」が減ったことに気づきました。
もちろん、泣いて嫌がるお子さんは時々いますが、その対応が「脅し」じゃなくなっているんですね。
コミュニケーションという言葉の意味が広まり、一方的に叱りつけたり怒ったりということが少なくなってきたのでしょうか。
これは本当に助かります。
もともと私も脅すことは嫌いなので、使わない(いや、過去一度もやったことがないわけではありませんが)ようにしているのですが、私が対応する前にお母さんに脅されていると、本当にやりにくいのですよ。
2020年06月05日
2020年06月04日
秋への準備
新型コロナウイルス感染対策で、受講したかったセミナーが軒並み中止になりましたが、同時に私が講師のセミナーも全て延期になっています。いや、延期ならともかく、中止になるとちょっと寂しいですね。
で、今のところ秋に2つ講師を務める「予定」があります。
そして、今回の新型コロナウイルス騒動で、講演の内容も変えなければならないところがでてきたので、いろいろとシナリオを練っています。
道具や機材はある程度の実績を確認してから取り入れていますが、情報に関しては「間違いない」と確証が得られたら、できるだけ最新の情報を発信したいものですからね。
少なくとも、私の講演予定日までにはこの騒動が収束してくれていることを願います(もちろん、一刻も早くが基本ですけどね)。
ようやく新型コロナウイルス騒動も下火傾向になり、少しホッとしている方も多いのではないかという雰囲気ですね。