2023年08月
2023年08月28日
適材適所
ここ最近、このブログでは手術用顕微鏡(マイクロスコープ)を用いた処置の話が多くなっていますが、個人的にはメリットもある反面デメリットもあることを認識する必要も強く感じています。ひらたく言えば、マイクロスコープを用いるよりも、拡大鏡もしくは裸眼での処置の方が早く正確にできる場合もあるということです。
細かいところまで見えることは良いのですが、「見え方」に注意が必要ですし視野が狭くなることにも配慮が必要です。
一般の方ですと、メガネと双眼鏡の違いに例えるとわかり易いかもしれません。
それでも、双眼鏡は視線が真っ直ぐなので、マイクロに比べればはるかに見易いというと、その難しさがお分かり頂けるかもしれません。
ですから、うちのHPでは一切掲載していないのも、「マイクロスコープ使用=より良い処置」とは限らないと考えているからです。
使うべき時に適切に使う、そして適切かどうかは習熟度で変化します。
2023年08月27日
副次効果
まだまだ熟達したとは言えませんが、治療時の手術用顕微鏡の使用率は、現在ほぼ100%。最初から最後までという場合もあれば、治療中に必要なところだけ、という場合もありますが、最早私にとって顕微鏡無しでの臨床は考えられません。
また、そんな中でも、記録しておいた方が良さそうだったり、患者さんに理解を求めた方が良さそうな場合は録画もしています。
そんな中、先日ご家族の治療内容を詳しく知りたいという要望があり、治療中の録画映像を見てもらいながら説明する機会がありました。
これが、こちらが驚くほどご理解いただけ(元々クレームの類いではなく、今後どうすれば良いのか?という前向きな質問から話が始まったのですが)、改めて動画の威力を感じました。
顕微鏡を使った治療というと、より精密なの?という点に注目しがちですが、手間もかからず、すぐに映像で説明できるメリットは副次的とは言え絶大なものがありますね。
2023年08月26日
扱いは、より丁寧に
新しい器材がどんどん出てくる昨今ですが、もちろん玉石混交で、情報が無ければ中々動けません。が、不思議な事に、なんか良さそう〜と感じたモノってちゃんと情報が入ってくるんですね。
昨年暮れに、業界誌で紹介された器材が気になっていたのですが、同じ勉強会の仲間が直ぐに使い始め「これ、良いですよ」と教えてくれたので、先週末に研修会を受講して来ました。
コロナ禍もひと段落したおかげで、ハンズオンの実習です。
実際に模型相手とは言え使ってみると、これまで悩みの種だったある処置がビックリするほど早くできることが解りました。
これはもう、取り入れるしかありません。
メーカーさんの対応も速く、すぐに発注した器材も届きました。
まだ少ししか使っていませんが、かなり良い手応えです。
問題は、今までのシステムと区分けが異なる細かい器材の数値。
幸い、メーカー側も私のような細かい分類が苦手な人のために色分けされた収納箱を用意してくれており、色の順番に使えば良いようになっていますが、もしこれをひっくり返してしまうと…^_^
本日8/5は、研修会出席のため、休診します。