2023年09月
2023年09月24日
休日診療当番

歯科医師会に入会して随分経ちますし、休日診療当番は恐らく60回近くはやっているのですが、連休の祝日というのはおそらく初めて。
連休とは言え、元旦を含め年末年始や5月のゴールデンウィークなどは経験がありますが、実はそれらは歯科医師二人体制。
さらに、最近は日曜日に診療している歯科医院も多いのですが、案外祝日は休診という所が多いんですね。
つまり、休日診療とは言え、連休、一人体制、近隣の歯科医院はほとんど休診という記憶にある限り忙しくなりそうな状況。
なので実は結構緊張しながら臨んだのですが、平和な1日でホッとしました。
自院と違い、全くの初診の患者さんを診る事は今や殆どありませんし、相手も相当緊張なさっているだろうことを考えると、普段の何倍も疲れます。
で、普段自分がどれほど恵まれた環境にいるのか再認識するんですね。
2023年09月14日
屍累々

自分が使用している機材は常に「これで良いのか?」という思いで新しい情報にアンテナを張り続ける必要がありますし、またその情報がコロナのお陰(?)でネット等で手軽に素早く入手できます。
で、新しい機材が良いとなれば入手するわけですが、当然ながらそれまで使っていた機材はお払い箱になるわけです。
そういった機材が単体ならともかく、在庫を切らしてはいけないタイプのモノだとなかなかの分量になります。
昨日も診療室の整理をしながら、使わなくなった機材を箱詰めしたのですが、「う〜ん、これって幾らくらいになるんだろう?」と考えると、新しい機材の情報を恨みたくなることも・・・・。
でも、診療は早く・正確になりますし、私の体も楽になります。
こうした過去の機材のお払い箱の上に、今の診療体制があるんです。
2023年09月13日
容量に悩みます

紙の時代には、無くさなければ良いと言う感じでしたがそんな事は言ってられません。
そのバックアップも、簡単な書類程度であれば容量は知れていますが、画像、さらには動画となると、莫大なな容量が必要になってきます。
初めてテラバイトと言う単位を聞いた時は、自分には縁のない話かとすら思いましたが、マイクロの画像を保管するHDは、そもそもそれくらい容量がなければあっという間に一杯です。
で、昨日一つのHDDが一杯になったので、新しく追加しました。
ちなみに4テラバイトにしたのですが、この容量ってどれくらいが適切なのかすごく迷います。
もちろん、容量が大きければ良いのでしょうが、そのHDDの耐久性も考えるとうちの使用頻度ではあまり大き過ぎないモノを小分けにした方が良いのかな?とも考えます。
デジタルに強い人ならば迷わないのでしょうね〜。
2023年09月12日
横の連携

三師会とは、医師、歯科医師、薬剤師の集まりでです。
以前は毎年行われていましたが、コロナ禍で中断しており、今回は4年ぶり。40回目の開催だそうです。
ただ集まって飲み食いするだけですが、実は多くの雑談の陰に、大きな意味を持っています。
それは一言で言えば、横の連携が取りやすくなるという事。
自院においでになる患者さんの全身状態や服薬状況を問い合わせる事は年々増加しており、照会状を書く機会も増えています。
そんな時に、お互いの顔を知っているという関係であれば問合せもしやすいですし、注意点なども細かく話しやすくなり、情報量が桁違いに増えます。
また、お医者さんの得意分野、薬局さんの情報提供姿勢なども伺い知れ、こちらから「あそこに行ってみれば」という紹介もしやすくなります。
ひいてはこれが患者さんのためにもなりますので、私個人は出来るだけ参加しています。
2023年09月06日
雑誌の保管期間

ご多聞に漏れず、歯科業界にも様々な雑誌類があります。
それも、歯科医師向け、歯科衛生士向け、歯科技工士向けとあり、さらに国内だけでなく海外にもありますし、発行も毎月、季刊など本当にどれくらいあるのでしょう?
さらに言えば、学会誌、同窓会誌、歯科医師会関係でも日本、東京と様々です(地区もありますが、学術的な内容には乏しいので省きます)。
一体毎月どれくらい買っていたのか、振り返ると怖いほどだったのですが、いわゆる商業誌についてはここ数年、5誌程に落ち着いています。
ただ、油断するとあっという間に場所を占拠してしまうので、概ね3年半で古いものは処分しています。
なぜ3年半にしたかと言うと、なぜかこのギリギリのところに新たな情報が入ってくることが多いんですね。
今まで何度、廃棄後に読みたい記事が掲載されている号があったことか…。
2023年09月04日
診療室の将来を考える

19年目に入りました。
自分としては、ついこの間という感覚が未だにあり、移転時に新調した器材が故障すると「えっ?」となることがあるのですが、考えてみれば当たり前の月日が経っていますね。
そして、そんなハード面だけでなく、ソフト面でも様々な変化があったな〜と、昨日あるセミナーを受講して改めて考えさせられました。
それは、保険制度の変遷。
私が歯科医師になった頃は、明らかに治療重視の保険制度という感じで、なぜか歯周病治療や予防処置に興味を持っていた私にとっては少々納得のいかないところがありました。
しかし、改訂に次ぐ改訂により、最近ではかつては考えられなかったほどその内容は変化し、歯科疾患実態調査でも結果が出ています。
厚生労働省の方々や保険制度を決める方々の「時代の変化に対応し、その未来を予測する」力は凄いなーと感じています。
そんな保険制度の今後対応できる医院のシステムをいかに作っていくか?
自分の診療方針も大切ですが、保険医である以上、キチンと対応できるシステムを維持しなければいけません。
午前中だけのセミナーでしたが、結局一日中考えさせられる日でした。
2023年09月01日
人に教えることは、自分が二度教わること

私自身の講演会も10月、12月と、年内は2回予定されています。
いわゆる講演会講師を始めたのが2013年ですから、ちょうど10年になります。
何回やったのか正確には覚えていませんが、実は全く同じ話をしたことが一度もありません。
講演後の受講者からの質問や、講演中の受講者の顔を見て「ここ、わかりにくいかな?」と感じたところなどは出来るだけその次の講演には取り入れてパワポを作成しています。
難しいのは、依頼された講演時間に合わせて内容を決めること。
長い分には問題ないのですが、短いとどこに焦点を合わせるべきか悩みます。
でも、これも自分の訓練。
いゃ〜、勉強になります。