72c1aa7a.jpg昨年秋くらいから、新患の方の中に、他院で治療中という方が明らかに増えてきました。

いわゆる「転医」(中途で通院先を変える)ですね。


もちろん、以前からそういう患者さんはいらしゃいましたが、ここ最近はあきらかに増加傾向ですし、またその理由も変化しているように感じます。

以前は、前医に対する怒り・不信感などがその原因であることが多かったのですが、その反対に前医の親切さが仇になっているケースが増えてきているように感じます。

「とても良い先生だったのだけれども・・・・」と、話が始まるんですね。
お口の中を見ても、決して悪い治療ではありません(と、私がエラそうに評価するべきではないのかもしれませんが)。

よくよくお話を伺ってみると、コミュニケーション不足が原因のよう。
患者さんに良く説明はなされているんだけれども、情報提供だけで、患者さんが判断できる材料がない。もしくは、患者さんが意見を言えない。


先日投稿した「Position power」も手伝ってか、どこかで患者さんを追いつめているような印象を受けます。


私自身も、「こう言う状態でこう治療します」と一方的にお話し勝ち。
そういう時に、表情に不満・不安が出る方には気持ちを伺ったりできますが、無表情の方の場合、私の方も気づかずに一方通行で終わっている可能性があります。

コミュニケーションとは、あくまでも双方向。
それを忘れてはいけませんね。

自戒を込めて。