a6a5e474.jpgうちの診療室には、11箇所に温度計が設置されています。
というのも、室温は診療精度に大きな影響があるからです。

23℃を基本に、できるだけ一定の室温を保つように心がけているのですが、季節によってはかなり難しいんですね。

冬場であれば、早朝から暖房を入れておけば、日中の温度上昇にあわせるだけで済むのですが、夏場や梅雨時はそうもいきません。

夏場は外気の上昇に合わせてこまめに冷房を強くしなければなりませんし、梅雨時は毎日のように気温の変化が激しく、常に気を配る必要があります。

そんなに影響するの?と思うことでしょうが、例えば、気温が 1℃ 違うだけで印象材(型を採る材料ですね)の固まる時間は変化しますし、セメント類も影響を受けます。

そしてこれが厄介なのですが、体感温度は全然アテにならないんですね〜。

昨日のような肌寒い日は、25℃ で過ごしやすく感じてしまいますし、暑い日は 22℃ でも暑く感じてしまうんです。
しかし、「材料」にはこうしたフィーリングは関係ありません。

来院者に過ごしやすい設定にしするか?
それとも精度を優先するか?

という問題もからんで、室温管理は意外に難しいものなんです。