9341_20210119_L_158196先日投稿した患者さんと似たような入れ歯の具合が悪いという患者さんです。

まずは、初診時の写真から。

入れ歯は外して撮影していますが、すり減り、ヘタっていたために、ほぼほぼこの状態の噛み合わせでした。

こんな感じです。

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こういう場合、まずはどんな方でも保険内での入れ歯を作成します。
最初から「お金がかかっても良いから、しっかりした入れ歯を作って欲しい」と言われることもありますが、うちではいきなり自費の入れ歯を作成することはありません。

理由は、

1)具合の悪い入れ歯でも、毎日使っているわけで、その悪い入れ歯に合った噛み方の癖がついてしまっている。

2)例え、理論上良いと思われる噛み合わせで作成しても、筋肉が適応してくれるかわからない。

3)特に部分入れ歯は、力学的な設計は模型上でできても、厚みや幅、形などでの舌感や発音などへの影響に個人差が大きいので、「その患者さんに合った形」でなければ上手に使うことができない。

と言った理由から、まずは保険入れ歯で問題の洗い出しと筋肉のトレーニングを行います。

実際、使ってもらって初めて解ることも多く、そうやって出てきた問題点を一つ一つ解決し、目処がついたところでご希望があれば自費の入れ歯を作成するのがうちのやり方です。

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