DSC03647治療に手術用顕微鏡(マイクロスコープ)を使うようになって、4年ほどになります。

初めて実際に覗いて、触ってみたのは2005年の勉強会の時なので、導入するまで10年以上かかりました。

時間がかかった理由は、価格の問題もありますがそれ以上に自分が使いこなせるか自信がなかったからなんですね。
実際、購入はしてみたものの、高価なオブジェと化している医院も散見しますし・・・。

しかし、いろいろと自分の診療方針や、やりたい事の見直しを繰り返しているうちに、どうしてもこれは必要と確信したので、導入しました。


正直、これほど自分の臨床が変わるとは思っていなかったほど、導入して良かったと感じています。

ところで最近意外な効果を感じるのが、録画した処置過程を患者さんに見せると「こんなことやっていたんですね!」と言われ、処置への理解度が圧倒的に高まること。

例えば深い虫歯の処置をした時など、私が虫歯が深かったので、時間がかかったし、後も痛みがでる可能性があると説明だけしていた時と、ビデオを見ながらの説明では納得度合いが全然違います。

ある意味、私が当然と思っていることと患者さんが感じていることのギャップを埋めてくれるんですね。

また最近、歯が割れて抜歯しなければならない事が多いのですが、無症状の方に画像を見せると納得が早いんです。

録画量に限度がありますから、後で説明用に録っておこう(処置中に使っていても全部を録画しているわけではないので)と思ったときだけ録っていますが、もはやドライブレコーダー級に撮影録画しておきたくらいです。



*写真は、導入直後に撮ったもの。新型コロナ禍以前ですから、今から見ると感染対策が甘いですね・・・。